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私とイメコンと自問自答

元々ファッションが大好きで、趣味試着だった私。
学生時代はかわいい服、カジュアルな服が好きで、当時の流行もあってショートパンツやミニスカート、うさぎ柄のTシャツ着て、リュックにクマのパスケースぶら下げて通学していました。
今思えばスペックに全然合ってない服も結構着てたけど、まぁ若かったし、そんな大事故というほどではなかったと自分では思ってます。

就職すると、さすがにその服では出勤できないので、仕事用にオフィスカジュアルの服を買うようになりました。
だけど、そんなにかしこまらなくていいことに途中から気づいたので、段々仕事用の服と私服の境界が曖昧になっていきました。

当時職場には、学生みたいなカジュアルな服を着た若い人がたくさんいたので、あまり何も思ってなかったけど、その後異動した部署で、自分よりちょっと年上のお姉さんたちが大人っぽくてきれいなファッションに身を包んでいるのを見て、

〝あれ?私のファッションって子どもっぽい!?”

と初めて疑問に思い始めました。

ちょうどアラサーに差し掛かった年代だったということもあって、余計に悩みが増幅したのだと思われます。

そこから色々ファッション関係の本を読んだりしたけど、どの方向に進めばいいのかわからなくて、すっかり迷子になってしまいました。
その時ちょうど、百貨店でやってる骨格診断やパーソナルカラー診断を友人が受けたという話を聞いて、私もやりたい!!と速攻で予約。それぞれ診断を受けました。

そこから紆余曲折を経て、結構な回数の診断を受けてきました。最終的に納得のいっている今のスペックがこちら。

PC:1st warm spring 、2nd warm autumn
骨格:ウェーブ(ナチュラル寄り)
顔タイプ:エレガント
PD:ファッショナブル、ナチュラル

最初にエレガントと診断された時は、資料のザ・コンサバ&マダム感あふれるファッションに、こんなん誰が着るねん!?と、正直うげっ…と思いました。
当時は顔タイプ診断が今ほど有名じゃなかったので、調べても調べても似たような情報しかなく、この結果をどう普段着に落とし込めばいいのか、とにかく悩みました。

調べて調べて調べ尽くす中で、こまめに発信している数人のアナリストさんを発見。
そのアナリストさんたちの発信と私のたゆまぬ探求のおかげで、ようやくエレガントの取り入れ方、それぞれのスペックの使い方、活かし方がだいぶわかってきました。

それまではフレッシュやソフエレの服装が好きでしたが、髪をロングに伸ばして、前髪も伸ばして、とにかくエレガントど真ん中の服装をしてみることにしました。
すると、昔から変わらないねと言われ続けていた私が、「何か大人っぽくなったね」「雰囲気変わったね」と言われるようになりました。

それがとっても嬉しくて、最初はエレガント道を突き進んでいた私でしたが、段々違和感を抱き始めます。
そもそもリュックにスニーカー生活だった私。ポインテッドのヒールは痛いし疲れるし、目立つ柄のスカートやトップスは合わせるものを選ぶ。そもそもそんなに目立つ派手な服装が好きではなかったし、髪だってロングよりショートの方が好き…と、段々スペックと自分自身との乖離に気づき始めたのです。
だけど、ここ数年ずっとスペック重視で服を選んできたので、もはや自分が何が着たいのか、どんなファッションが好きかがよくわからなくなっていました。

ちょうどその時、Twitterでフォローしていた方の投稿で、自問自答ファッション講座を知りました。
今の私に必要なのはこれかもしれない!と思って講座に応募し、2度目の応募で当選しました。

これまでイメコンに助けられたことも傷ついたことも両方ある私。考えてみれば、イメコンは私のことを傷つけようとしているわけじゃないのに、

似合うものを教えられる=似合わないものはあきらめろと言われている

と私の脳内で変換されていたことが問題でした。

自問自答ファッション講座では、似合うものについての話も多少はしましたが、それよりも私の好きなものについてとにかく話しました。
その結果、あきやさんからいただいたレポートは、それはそれは私の好きなものがいっぱい詰まっていて、そのアイテムが似合うかどうかは別として、純粋に

好き!!

というときめきがありました。

もちろん実際に着るには、似合うということも大事ですが、超絶似合わないもの以外は案外どうにか似合わせられるし、他人から見たらちょっとくらいのスペックのずれは別にそんなにおかしくもないということに気づきました。

これまで、イエベだからネイビーとかグレーは似合わないとか、ミント色着たいならボトムスで取り入れてとか、華奢なアクセサリーはつけてる意味ないとか、クールな服装が似合うとか、診断を受けた際に色々言われたけど…。

ソフエレのあきやさんだって、GUCCIの超でかいネックレスや黄色いピーカブーが似合ってるし、林家ペー・パー子夫妻にピンクが似合うかとか、カズレーザーに赤が似合うかとか誰も気にしてないように、

私だって好きな服を着ていいじゃない!!

スペックに合わない服やアイテムでも、それを身につけているキャラになってしまえば、他人は皆〝そういう人”だと思って、似合うとか似合わないとかを度外視するのではないだろうか。
これがあきやさんの言う「目力で似合わせる!」というものなんだろうなと思います。

今の私は前髪ありのショートヘアーだし、ネイビーだってグレーだってガンガン着ちゃうし、華奢なアクセもつけるし、トップスにミントも着るし、爪にはうさぎもクマも忍ばせちゃうよ!!

神様は何も禁止なんかしてない〜って、その昔、川本真琴も言ってたし。

似合うももちろん大事だけど、その服に自分の心がときめくか、心の底から着たいと思えるかを大事にしていきたい所存です。
そしてドンピシャで似合わないアイテムを、どうやったら似合わせられるか考える戦術として、イメコンを使えたらいいな。

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