脅迫性障害と言う名の地獄の始まり

今回は私の患っている病気の一つを紹介させてください。
はじめに言っておきたいのは
この脅迫性障害絶賛進行中です。
治るどころか悪化していってます。
発症して今年で8年目です。

脅迫性障害というのは
強い不安や恐怖が頭から離れない
その不安、恐怖に対処しようと行動することなどの症状で
汚れ、細菌に恐怖し必要以上に手洗いや入浴を繰り返す
ドアノブなど触れない
戸締りなどの必要以上の確認
物の置き場所のこだわり
とか色々ですね

私が発症した原因は仕事ですね

元々私は工場で働いていて
ある日
会長の知り合い?か何かで
70歳の男性が入社してきたことが全ての始まりでした。
名前は竹富さんとしましょうか

私は当時課長で
上司の方から
竹富さんの指導係を任されました。

単純な操作方法の
機械のオペレーターの仕事ではあるんですが
教えても教えても
なかなか竹富さんは操作方法を覚えてくれませんでした。
今から思えば年配の方なので仕方ないことではあるんですがね。

私の心情として
指導していく中で怒鳴るとかそういうことは極力避けてきました。
もちろん危険なことをしていれば注意はしますけど

まず私自身が新卒で入った会社で酷いパワハラに遭って鬱病になって会社を退職したことがキッカケではあるんですが

それに怒鳴る暇があれば根気強く丁寧に指導したほうが効率がいい
改善点も言わずただ怒鳴るばかりの人間ばかり見てきたので
それはハッキリ言って仕事の効率を下げるだけの無駄な時間でしかない。

そして私は根気強く指導をしていく中で周りも

「よくキレずにいられるな、自分だったらいい加減キレてるわ」
とかよく言われました。

ただ、ある日のこと
私の頭の中にポッとある考えが出てきた

この人どんだけ物覚え悪いんだよ。
小学生でもできる作業やぞ。

その時はイカンイカン…と思って払いのけたんですが
ある日竹富さんが咳をしていたんですよ

まず仕事内容というのが私と竹富さんで機械を挟んだカタチ
ようは向き合って作業をするんですけど
私に向かって咳をしてきたんです。
向かい合って作業してるんだからそれは仕方ないことだとは思うんですけど
そういうシーンが続いていく中で

その辺りから頭の中に妙な考えが浮かび始めたのは今でも覚えてます
それは

アホが感染る

これが地獄の始まりでした。

つづく


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