見出し画像

子育て 長男反抗期 #43

こんにちは ゆーずきです。皆様、お疲れ様


長男の反抗期はある日突然やってきた

幼くて優しい長男
身体は大きく中学では野球部
友達もたくさんいた


高校は近くの私学に
私が勧めた
それがいけなかったのか
今ではわからない


高校にも元気に通っていたし、成績もそこそこ良かった
懇談の時も希望大学へ今から頑張れば充分行けますよ
とも言われていた
高校一年生の夏前


お腹が痛いといい
学校を休んだ
本当にお腹は痛そうで下痢が続いた
病院では、これだけ続くようなら色々検査をするため入院しましょうか
と言われ入院
それでも下痢が止まらない


原因があるはず
下痢が続いたまま退院させた
長男は家に帰ってきても部屋から出なくなった
夏休みが終わっても学校には行かないまま


私には信じられなかった
学校に行かない私の子


何度も何度も聞いたけど訳を言わない

夫が長男と2人だけで話をした
私はその中に入れてもらえなかった 男同士の話し合い
学校の何が嫌なのかと聞いたら 先生がどうしても好きになれないと教えてくれた

もう学校には行かない と長男は決めてきたようだ

夫は学校を辞めていいと言った
長男の部屋はやっとカーテンを開け放す事ができた
私はとても嬉しかった

ただこれからの将来の事を考えなければならない
夫はいろいろ調べてくれて
長男に幾つかの道を提案してくれた


長男が決めたのは手に職をつける事 料理人
道が決まった

長男16歳 秋

調理師の学校が始まるのは次の春
それまでは家に2人


長男はガッチリした体格であったが、その頃には痩せていた
もともと痩せるのが願望だったのか
そこから私が作る料理に文句を言うようになり、それが罵倒に変わっていった

あんなに優しかったのに
顔を見ると罵倒から始まる朝
悲しくて辛くて毎日なんども泣き崩れた

夕方になると娘たちが学校から帰ってくる
そうすると長男は部屋に籠る
顔を合わす事がなくなった


私の感情は揺れに揺れていた
今日、1日言われ続けた事、どんなに悲しかったか どんなに辛かったか
夫に聞いて欲しかった


帰ってきてそれを伝えると
ママにしか言えないんだよ
聞いてあげて
ママのことが大好きなんだよ と言って泣いてる私を抱きしめてくれた

それの繰り返し
そうやって乗り越えられた気がする


長男は調理学校を2年行ったので、18歳で就職 年齢的には高校卒業と同じとなった
色々あった反抗期はなんとか終わった

その時は私ほどしんどい生活を送っている人はいないんじゃないか
と思ったけど
後からいろんな人の話を聞くと
そうでもないようで、男の子にはあるあるだったみたい


反抗期があろうとなかろうと自分が産んだ子には違いがない

私たちの子だ
必ずそこから立ち直れる
信じて受け入れる
そうすれば大人になった時
親の気持ちがわかるのだろう


長男はとても優しい子に戻った


今日も素敵な1日を〜♬

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?