#156 初めての家
おはようございます ゆーずきです
今日もお疲れ様です
今日は結婚した時に初めて住んだ家のお話です
前にもチラッとお話ししましたが
以前の家
それは結婚が決まった時、義理の家が用意していた土地に家を建てたというものでした
なので当然私の意向は全くのゼロ
出来上がった家を見に行かせてもらった時の第一印象
どんな老夫婦が住むのだろうという感じでした
特にお庭は植木がたくさんあって
階段を少し上がると日本家屋
細長いうなぎの寝所の家でした
新しいので、それは立派で特に階段の木は凝ったものでした
吹き抜けで玄関は広く感じられました
壁の色は深い緑
これも暗いなぁと思いましたが、建ててもらってる身で文句は言えません
最初から家がある方が少ないのですから
部屋は小さく区切られて
一番奥がキッチンとリビング…
というほど広くなく
端が畳になっていました
一時期流行ったと思います
リビングの一部が畳っていうものが
でも、それにしては狭いので
帰って畳があることにより、余計に圧迫感がありました
とにかく、何もかもが気に入らない
私の初めての家でした
この家の設計は誰が?
夫に聞くと妹だと言い、素人がなんとなく書いたものを大工さんが建てた
と聞いて唖然としました
とにかく使いにくい
それでもこれから住んでいく家です
もうその時点で引越ししたいという気持ちが強くありました
そう思うと上手くいくはずもなく
まずはお隣の奥様からの嫌がらせ
そうなんです
今はずいぶん静かになりましたが
何度も何かにつけて文句を言われました
それもここに居たくないという理由のひとつ
でも、生活があるので、ここで住んでいかなくてはなりません
子どもが生まれてだんだん慣れてくると
友人も近くにできましたし、家がある以上引っ越しは難しいとはわかっていましたが、夫には神戸か西宮に引っ越ししたいなぁと言い続けていました笑
そうして35年が過ぎたころから出てきた話が、リフォーム。
私はリフォームは必要ないと思っていました
今の家を少し変えたところで
と思っていたからです
その頃義父との同居の話が持ち上がり
いよいよリフォームかと思っていたら
ギリギリで父がやはり同居は嫌だ 自分の家に来るならきたらいいと言われて
それは何より困る選択でした
離れを建てるとか色々話が交差する中
その途中で父が入院して
そのまま施設に入ることとなりました
結局同居はないままとなりました
何年か後に父が亡くなり、父の家を壊すことになって(古すぎて危険なため〕
そこに娘の家を建て
次に私たちの家の建て直しをするという運びとなりました
長い年月
途中で引っ越しの気持ちがなくなってこの家で過ごしていくんだと心が動いた時に
夫は建て直しの話をしてくれたのです
驚きました
いかにこだわりが強いと物事は動かない
そこに強く想いがあると
執着という形で残るのだなぁと思います
気持ちを外すと思いが叶う
不思議だけれど自然とそのようにになっているんだと思いました
こだわりよりも今に感謝することを忘れない、自分への戒めです
今日も素敵な1日を〜♬
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