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第6回添削杯レポート【赤単イニシアチブ】
デッキ選択
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真夜中の狩りと真紅の契りで不断使いしている狼男もパワーアップので、
「サーガ採用してるデッキも多そうだし、次回の添削杯もいつもの赤単プリズン(ワーウルフ型)で参加するかぁ……」
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と漠然と考えていたのですが……
本日最後にご紹介するのは――そう、ファイレクシア勢力の中でも異色の存在である、赤の法務官ウラブラスクです。果たして彼がこの大都会にやってきた理由とは……?
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) April 7, 2022
気になる物語の展開については、ぜひマジックストーリーをご覧ください!https://t.co/XbD53wJFjx#mtgjp #MTGCapenna pic.twitter.com/cpRe2niiOH
ニューカペナプレビュー初日、まさかのウラブラスク君収録の知らせが。。。
メイン、サイド共にツッコミどころがありますが、ヴィンテージの赤単ドラゴンストンピィ完成しました!
— ぎれん#凛fam (@katsura_gihren) December 10, 2017
ウラブラスク様は趣味です!
ハゾレト様はカッコいいMPS版も巨乳の通常foilも好きなので、両方採用してます!
#デッキを晒すとフォロワー増えるらしい pic.twitter.com/semLqRV768
ヴィンテージで初めて作ったデッキに趣味で採用していたウラブラスクの復活で昔を思い出し懐かしくなり、今回は異端の法務官、ウラブラスクや鏡割りの寓話、そして大好評発売中のの統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いにて収録された混沌の洞窟の冒険者を採用したクリーチャーでアドバンテージを獲得していくタイプの参加することにしました。
大会結果
ジェスカイコン ××
アグロショップ ×○○
ティンカー ×○×
墓荒らし ○×-
隠遁ドルイド ×○○
アグロショップ ○○
8cast ×○○
1-2 スタートからの 4-2-1 という成績
7戦中5戦が後攻スタートといつも通りのダイス運。
初戦から赤単プリズンの宿命ともいえるマナスクリューによる事故死を2連続で引いて暗雲立ち込めるスタートだったり、アグロショップ相手の1ゲーム目になぜがドレッジ用の初手を引き込むために2マリガンして負けたり、ティンカーの鋼の風のスフィンクスにわからされたりといろいろありましたがなんとか勝ち越すことが出来ました。
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採用カード解説
ここから先は需要が殆どないであろう今回の赤単プリズンの採用カードの一部の解説です。
《混沌の洞窟の冒険者/Caves of Chaos Adventurer》
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統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いにて収録された新カード。
順調にいけば召喚した次のターンにはイニシアチブの地下街探索の効果によって7/5トランプル+攻撃時に衝動的ドロー、次のターンのアップキープに地下街探索の効果によって5点ライフルーズと非常に強力なクロックとなるクリーチャー。
ヴィンテージにはイニシアチブを奪う天敵であるドラゴンの怒りの媒介者や秘密を掘り下げる者が殆ど存在しないため、状況次第では1ターン目から強気に展開することもあるカード。
添削杯で勝った試合は、このカードを早期着地させてゴリ押しする事が殆どでした。
後述しますが、実は地下街第1層の基本土地サーチもこのデッキにおいてはかなり重要な役割をもっています。
添削杯直前に、某関西のカードショップオーナーのツイートを見てデッキに採用しましたが、大正解だったと思います。
《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》/《キキジキの鏡像/Reflection of Kiki-Jiki》
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スタンダードからレガシーまで、あらゆるフォーマットで大暴れしているネオ神河のトップレア。
その強さは各所で語られているので詳しく描くことは無いのですが、宝物トークン生成によるマナ基盤の安定と手札入れ替えによる不要牌の処理が赤単プリズン的には非常にありがたいです。
裏面は劣化版鏡割りのキキジキではあるものの、それでもなおETBクリーチャーのコピーは非常に強力です。
《異端の法務官、ウラブラスク/Urabrask, Heretic Praetor》
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ファイレクシア産ウバマスク(不良品)。全身傷だらけになりながらニューカペナへ観光しに来た法務官。
リュウセイ・カイザーからBAGOOON・パンツァーへと変貌を遂げた新ウラブラスク。
正直な所、カード単体では微妙感がぬぐえませんが、単体除去が少ないヴィンテージにおいては意外と長く場に居座り続けてアドバンテージを獲得してくれるクリーチャーでした。
2枚しか採用していないため引く機会は少なかったものの引いたときは普通に役に立っていました。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
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ヴィンテージでは虚空の杯が制限カードなためその穴埋めのために泣く泣く採用していたカード。
しかし、血染めの月を設置してしまうと無色マナアーティファクトや(灰のやせ地サイクリング経由の)荒地からしか召喚出来ず、手札でダブついてヤキモキする事も多いです……というのは過去の話。
血染めの月の効果で無色マナが供給できず召喚出来ないときは鏡割りの寓話のルーティング効果で手札を入れ替えたり、混沌の洞窟の冒険者の基本土地サーチで荒地を手札に持ってきて次のターンに召喚したりと現在ではかなり安定して使用できるようになりました。
ただし、4/4のスタッツにハンデス効果を持つクリーチャーは十分に強力なのですが、サイドボード後の後攻のゲームでは悠長にハンデスする暇がない時も多いためサイドアウトすることがあります。
《激情/Fury》
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おそらく今回のデッキで採用ミスだったカード、最終戦で思考の監視者を落として地下街探索をサポートする活躍はあったもののそれ以外ではあまりぱっとしませんでした。
キキジキの鏡像からコピーするという浪漫はあるのですが……。
激情とアメジストのとげの枠はサイドに採用している焦熱の合流点の方がよかったかもしれません。
ではなぜ3枚も採用したかというと……
添削杯7回戦の後、疲れて寝てた。
— ぎれん#凛fam (@katsura_gihren) August 7, 2022
今回の反省点としては、メインから合流点を全抜きして激情マシマシ構築にしたことかなー。
北九州ヴィンテージでボコボコにされたミンスクとブーの幻影に怯えながらデッキ作ってたけど、激情は殆ど仕事しなかった。 pic.twitter.com/8kntQApWsB
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おわりに
WotCのカラーパイへのテコ入れで赤のクリーチャーは従来の脳筋型から宝物生成や衝動的ドローでアドバンテージを獲得ながら攻撃していく方向へとシフトしてきている感じです。
赤のクリーチャーにとっては転換期のような時代なのでこれからの新しいカードが楽しみです。
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スタンダードの宝物関連と衝動的ドローカードの調整は毎回ミスってる気がする
毎回たくさんの経験を得ることが出来るので、日程が合えばぜひ次回の添削杯にも参加したいと思います!
運営の皆様、並びに対戦していただいた方々、今回もありがとうございました!
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