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読書録『風と共にゆとりぬ』

今回は、本の話です

紹介するのは、
朝井リョウさんの風と共にゆとりぬ

朝井リョウさんといえば、
「桐島、部活やめるってよ」
「何者」
「正欲」
など、有名な作品がたくさんありますよね

「風と共にゆとりぬ」は、
そんな浅井さんのエッセイになります

こちらは
ゆとりシリーズ三部作と呼ばれる中の一冊で、
・時をかけるゆとり
・風と共にゆとりぬ
・そして誰もゆとらなくなった

の順で出版されています

関連している話もあるので、お時間ある方はぜひ
一作目から読んでいただきたいのですが、
この中から一冊!と言ったら、私は今回お話している
風と共にゆとりぬを、おすすめします

歯医者さんの話や家族旅行の話など
とても身近なものから、
シンガーソングライターのライブで差し入れをした話や
学生との座談会の話など
すごい!有名人って感じする!というものまで
色々な話が載っています


すごくすごく、みんなに読んでほしいのですが、
ひとつだけ注意してほしいことがあります

それは、
外で読んではいけないということ

大事なことなのでもう一度
外で読んではいけません!!!

なぜならこの本、面白すぎるのです

実際、私は学生のころ通学中の電車で
読もうとしましたが、
ひとつの話を読むだけでも笑い声を殺して
読み進める必要があるので、
電車内で読むのは一日でリタイアしました

家などで爆笑できる環境を整えてから
読んでください

※他のゆとりシリーズも、笑わずに読み進めることは
 ほぼ不可能なので注意です!笑

私が特に好きなのは、肛門記という話

え!?肛門の話が好きなの!?
と、引かれたみなさま、別に下ネタが好きなわけじゃないですよ!

こちらは、痔の話です

リアルなお尻の痛々しい表現もあって、うへぇ、、
とも思うのですが、お医者さんとのやりとりや
浅井さんの心中の声などを読んでいると、
やはり面白いが優ってしまう

浅井さんの選ぶ言葉が、
どれもこれも面白いんですね

ちょっと元気ないな…ってときや
なんか寂しいな…ってとき、
涙が出るほど笑えるのでぜひ♪

ただし、外で読むと
本を見てニヤけてる怪しいヤツになるので注意ですよ!!




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