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私、血液のガンになりました。⑦定年離婚は止めた方がよい説

退院後、会社に復帰するつもりでいましたが、1年間社会から離れたら体力的、精神的に復帰は無理と判断しました。なぜか?働く気力がなくなったのと、人間関係が怖い、面倒臭いと思うようになりました。

妻も会社を辞めました。両方とも年金受給前です。不安はありますが、すべてがどうでもよくなった感じです。引き籠りの気持ちが分ります。うつ病までいかないけど、生きる意味が分からない状態なのです。私は今は、辛うじてドラマや映画に救われてます。まだ、笑うことができているので、

本題に戻します。妻と同じ家に毎日居るのですが、最初は家事を分担してましたが、妻のルール、拘りが強いことがあり、リーダーは一人に限ると学びました。今は、一つの解決策に行き着いた感じです。それは、夫婦別々に日々を過ごす事です。具体的には、以下の感じです。

①妻は1階、私は2階にこもる。
②お互い好きなことをする。
③食事も好きな時間に好きなものを食べる。
④自分が使っている部屋は自分で掃除する。
 なお、朝と寝る前は必ず挨拶をする。服の洗濯とお風呂、トイレの掃除は妻の担当、買い物への車の運転、おやつタイムとサラダの用意は私です。食事はco-opの通販で冷凍食品を注文しています。

何故こんなことになったのか?妻と私は趣味や価値観が180度違います。妻は、小説、東大生クイズ、スポーツ観戦が好き、極度のインドア派。私は、映画、ドラマ、正解のないクイズが好き、スポーツ嫌い、軽いアウトドア派。いわゆる「価値観の違い」という離婚原因NO.1のやつです。

血液のガンせいで、60歳で定年退職して自宅療養したから、幸か不幸かこうなりました。普通でしたら定年離婚になってもおかしくない状態です。ポイントは、存在感無しが良好です。離婚は費用と時間、労力がかかり後悔すると良く聴きます。離婚したいと思ったら将来のことをよく考えることが大切です。では、また。





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