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『ゆるキャン△』【第1期2019年冬アニメ~/映画/ドラマ/漫画】

2024年7月2日投稿

【コメント】

部活シリーズ 第5弾
『野外活動サークル、後に部に昇格』

今日のキャンプブームの発火点と言える作品。私は、表向きインドア派ですが、根はアウトドア派なのです。小学生のころ友達と浦安に釣りに出かけ、夜釣りもしました。その経験から、子供が出来たら絶対にキャンプに行って、釣りして釣った魚を食べる夢を描いていた。息子はそれを叶えてくれました。
この作品は、昔を思い出させ、観てるとほっこり、ゆったりとした時間を楽しめました。アニメからドラマを観ましたが、再現度が高く、全員素晴らしかった、特に大垣千明役の田辺桃子さんはそのものでした。
実は、私まだ第3期を観ておらず、一気に観たくて取っておきました。すごく楽しみです。では、また。

【作品情報】

『ゆるキャン△』、あfろ氏の漫画原作。
テレビアニメ第1期
2018年1月4日から3月22日まで放送。
テレビアニメ第2期
2021年1月7日から4月1日まで放送。
劇場アニメ 松竹の配給
2022年7月1日公開。
テレビアニメ第3期
2024年4月より6月まで放送。
テレビドラマ
第1期、2019年冬アニメで放送。
第2期、2021年春アニメで放送。

【あらすじ】

オフシーズンの一人キャンプが好きな日本の女子高校生・志摩リン。リンが富士山の麓で冬の一人キャンプを楽しんでいたところ、日帰りのつもりが日没まで居眠りして遭難しかけていた同じ本栖高校の生徒・各務原なでしこを助ける。なでしこはリンとの出会いをきっかけにキャンプに興味を持つようになり、高校の同好会である「野外活動サークル(野クル)」に入部し、メンバーとも関わりながら、毎週のようにキャンプに出かけるようになり、皆とのキャンプに夢中になっていく。一方、仲間とつるんで行動するのが苦手なリンは、一緒に同好会に入らないかというなでしこの誘いを断るが、スマートフォンのSNSを介して、なでしこや野外活動サークルのメンバーと繋がりを持つようになり、互いにキャンプ中の状況を実況したり、キャンプ先の写真を送りあったりして関わるうち、徐々にキャンプ場の情報やキャンプ道具、野外調理に関するノウハウを交換したり、誘われたりして、時々ではあるが行動を共にするようになる。なでしこが加わるまでは大垣千明と犬山あおいの2人だけの小さな同好会であった野外活動サークルも、リンの友人である斉藤恵那を巻き込み、キャンプ先で知り合った新任教師の鳥羽美波を顧問に迎え、次第に勢力を拡大していく。そして年末には部員ではない斉藤と、それまで頑なにグループでのキャンプを敬遠していたリンを誘ってキャンプ場でのクリスマス会が実現する。その後もリンは気ままな一人旅を基本としつつも、皆との賑やかな一晩を経験し、一人キャンプとは「違うジャンル」と捉えれば悪くないという感慨を抱き、これまで避けてきたオフシーズン以外のキャンプにも興味を持つ。その一方、それまでリンに同行したり野外活動サークルのメンバーと賑やかなキャンプを楽しんだりしていたなでしこも、リンに触発されて一人キャンプに興味を抱くようになる。

【登場人物】

志摩リン 

声 - 東山奈央/ 演 - 福原遥

誕生日は10月1日。初対面のなでしこからも小学生に見間違われるなど小柄な体格。祖父の影響もあり、キャンプを楽しむ性分。ただし、キャンプの経験は豊富なほうであるが、キャンプ場で静かに一人の時間を過ごすことに魅力を感じており、基本的に閑散とした冬季など、むしろシーズンオフにしかキャンプをせず、誰かとキャンプした経験は皆無だった。
物語冒頭にて遭難しかけたなでしこを助け、時々なでしこともキャンプをするようになり、なでしことの出会いをきっかけにラーメン以上の本格的な野外調理にも手を出すようになる。運転免許を取得したばかりのスクーター「ヤマハ・ビーノ」で県境を越えた一人旅にも挑戦するようになる。原付に新しい部品をつけることもあるなど機械に対する技能もある。ただし、事前に情報収集はしないようでその事で失敗することもある。
本が大好きな図書委員であり、学校でもキャンプ先でも本を読んでいて、アルバイト先も書店。犬好き。いつもクールな態度を装っているが、決してコミュニケーションが苦手というわけではなく、また内心では常に周囲の事柄に対して悪態をついたり突っ込みを入れたりしている。やや天然でマイペースな傾向があり、どこか「知的な一匹狼キャラ」に徹しきれていない面もある。使っているキャンプ道具の多くは祖父・肇のお下がりで、愛用のテントはモンベル・ムーンライトテント3型。
千明からは「しまりん」と呼ばれている。なでしこや千明から幾度か野外活動サークルのメンバーに誘われているが、彼女らの活動に対しては「ノリが苦手」という印象を抱いており、やや距離を置いているものの、孤高という訳ではなくメンバーとはLINEでやり取りもしており、次第に埋まりつつあるなど友達想いでもある。
クリスマスのキャンプにおいて、はじめて多人数でのキャンプに参加することとなった。その後は野クルには入らないが、一人キャンプ・なでしことの二人キャンプ・野クルメンバーとの多人数のキャンプなど、さまざまな形式でキャンプを行っている。
その後なでしこに一人キャンプの楽しさを語ったところ、なでしこが一人キャンプに興味を持ちはじめたため心得などの指南を行う、その後雨畑付近で一人キャンプを行おうとしていたが、なでしこが困っていないか心配のあまりキャンプを中止し、なでしこの様子を見に行った。
映画では名古屋市にある小規模出版社「しゃちほこ出版」に就職、営業を経て編集部に異動し、タウン情報誌の制作に携わっているが、自分の企画はまだ一度も通せたことが無い。普段は一宮市で一人暮らししており、休日には祖父から譲り受けたバイクでツーリングやデイキャンプに出ている。以前乗っていたスクーターはまだ所有しており、終盤活躍することとなる。

各務原なでしこ(かがみはら)
声 - 花守ゆみり / 演 - 大原優乃

誕生日は3月4日。富士山を眺めるのが好きな無邪気で活発な女の子。
愛知県豊橋市に近い静岡県浜松市西部から山梨県へと引っ越してきた当日、自転車の遠乗りで富士山を見に来たものの、ビバークの用意もなく日没まで居眠りしてしまい困窮していたところをリンに助けられ、キャンプに興味を持つようになる。
頭が一杯と言えるほど料理は食べることも作ることも好きで、リンや綾乃いわく「うまそうに食う」。過去に中学時代で顔が丸くなる程太りだしてから、姉の各務原桜によって強制ダイエットが行われ、浜名湖の周囲を自転車で走らされたことで身体を鍛えていたことがあり、見かけよりも健康で体力もある。寒いところで寝たり重いものを背負ったりするのも平気で、携帯性に難のある家庭用のカセットコンロや土鍋をキャンプに持ち込んで常用している。またその体力の為、作中で体力を使い果たして疲れる、という描写はほとんどない。
言動が犬っぽい。夜道と怪談が苦手。
皆でまったりと過ごすようなキャンプに憧れて野外活動サークルに入部し、千明やあおいとのキャンプと、リンとのキャンプを交互にというハードなスケジュールをこなす。2週連続や月に3回キャンプに行くこともあり、千明いわく「ストロングスタイル」。自分の情動に正直でありつつも他人の顔色も気にする性格で、天真爛漫なように見えてしっかりと相手を気遣うことができる。時に強引に、時に相手の顔色を見ながら、リンとの距離感を詰めていく。クリスマスキャンプの後はリンから一人キャンプについて聞いて興味を持ち、一人キャンプもするようになる。
キャンプの資金を稼ぐためにバイトに明け暮れており、アルバイトは年末年始の期間で年賀状の配達、後に姉の桜から紹介された身延駅周辺の蕎麦店で働いている。
冬キャンプの際にキャンプ料理ができるまでにブランケットに顔の下まで包まって寒さをしのぐ姿をリンから「怪人ブランケット」と名づけられた(リンもこの姿になり、二人で「秘密結社ブランケット」となる)。大井川キャンプでアプト式の列車に乗ってから、かわいいということで鉄道車両にも興味を持つ。
映画では東京・昭島市で一人暮らししつつ、市内のアウトドア用品店の店員として働いている。休日にはキャンプのみならず、ロードバイクや山登りもしている。

大垣千明

声 - 原紗友里 / 演 - 田辺桃子

本栖高校の同好会「野外活動サークル」の部長。誕生日は8月31日。騒々しく快楽主義的な行動派で、男気のある性格だが、やや向こう見ず。自身が幼稚園の時に家族でキャンプに行って楽しんだのを、高校生になってから友達と一緒にキャンプに行くための決意としてあおいと共に野外活動サークルの設立を果たす。
少ない活動予算を遣り繰りすべく、あおいと共に、安価な道具や廃材をアウトドアで活用するための試行錯誤を普段から繰り返しており、高価な道具を買おうとすると鼻血が出る。リンを部員に加えようとしている一方、リンからはやや苦手意識を持たれていたが、物語が進むにつれリンとの距離は改善しつつあり、リンが一人キャンプを好むことも理解したうえで無理強いしないように心掛けるようになった。
のちにサークルの顧問になる鳥羽がよく利用している酒屋でアルバイトをしている。
登山部顧問で鳥羽が顧問になるまで野クルの面倒をみていた大町曰く「大垣は行動力はあるがどこか抜けている」とのことで、山中湖の1件の他に、恵那の家でそれぞれ持ち寄ったソーセージを焼く会でも千明だけ家に眠っていたスタッファーを持ってきて豚挽肉から自家製ソーセージを作ってみたら温度管理に失敗し不味かった、といったエピソードが盛り込まれる。
なお、なでしこが風邪を引いてお見舞いにいくが、この時になでしこから風邪をうつされて寝込む羽目になった。
体力は女子高生として普通程度であるため、キャンプの道中でなでしこやリンの高い体力に振り回され、疲れ果てて倒れることが度々ある。
高校2年に進級してから野クルの部活勧誘を試み、その結果新メンバーの後輩・メイが加わり、「サークル」から正式の「部」の昇進の夢が叶った。
実はメインメンバーの中で唯一、現在の家族構成や生活環境が一切不明である。
テレビドラマ版ではヒロシのファンという設定が追加されている。
映画では東京のイベント会社で働いていたものの、山梨県の観光推進機構にUターン転職、現在は数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当。この再開発が映画のストーリーの根幹となっている。
仕事帰りに居酒屋で飲むのが楽しみとなっており、その飲みっぷりから「二代目グビ姉」と呼ばれたりもする。

犬山あおい 

声 - 豊崎愛生 / 演 - 箭内夢菜

野外活動サークルの一員で、千明と2人で同好会を立ち上げた創立メンバー。さり気なく皆をフォローするまとめ役。誕生日は3月4日。お姉さんらしく落ち着いた性格で、のんびりとした関西弁風の口調で話す。千明には「イヌ子」と呼ばれている。
太眉と八重歯が特徴。茶目っ気がありホラ話が好きだが、嘘を言っている時には目が泳ぐ。高校生離れしたスタイルの持ち主であり、主要人物たちの中でも突出した胸部の持ち主。関西風にアレンジした調理ができる。
野クル活動用の資金稼ぎを兼ねてレジ打ちのアルバイトをしており、後述するアルバイト先のスーパーマーケット「ゼブラ」は千明がアルバイトしている酒屋の隣に所在している。架空のアウトドアショップ「カリブー」のキャラクターである「カリブーくん」が好き。
名前が平仮名表記であるが、元々「葵」と漢字で出生届を提出しようとしていた。しかしその直前に、祖母(みね子)が「犬山葵」が「犬(いぬ)山葵(わさび)」と読めることに気づき、急遽名前を漢字表記から平仮名表記の「あおい」に変えた。
映画では山梨県に残り、富士川町の鰍沢富士見小学校で教員として働く。面倒見の良さから児童からは「あおいちゃん」と呼ばれ慕われているが、授業などで相変わらずホラ話をすることもある。なお、鰍沢富士見小学校は終盤で閉校することとなり、あおいは別の小学校へ就任している。

斉藤恵那(えな)
声 - 高橋李依/ 演 - 志田彩良

リンの学校の友達で、休日も自宅からキャンプ先のリンとSNSでメッセージを交わす間柄。リンの頭の上で大きなシニヨンに結ぶ髪型は主に彼女が作っている。誕生日は9月1日。お節介焼きで、なかなか素直になれないリンと他の登場人物との間柄を取り持つなどして、リンをサポートする。帰宅部で、休日は夜更かしして朝遅く起きるのが常。キャンプにも少し興味を持っており、千明からはリンを野外活動サークルの活動に引き入れるためのキーパーソンと見られているが、「まだまだ帰宅部はやめられない」という理由で帰宅部から移籍するには至っていない。背後に忍び寄るなどして、他人の髪型に奇抜なアレンジを加えるというイタズラが好き。
「ちくわ」という名のチワワを飼っており、劇中ではしばしば連れ歩いたり話題にしたりしている。また、リンやなでしこたちと行った朝霧高原でのクリキャンでは、ちくわにウサ耳型フードを被せたため、リンから「出たなウサギイヌの飼い主」と呼ばれた。
キャンプ道具はコストパフォーマンスよりも耐寒性能や安全性に関心を持っており、野外活動サークルのキャンプに初めて同行した際には、他のメンバーよりも桁違いに高額な冬山登山用の寝袋「ナンガ・アルピニスト800」を持参して周囲を驚かせている。
アルバイトは年末年始の期間で年賀状の仕分け、後に内船駅周辺のなでしこの家の近所のコンビニ(テレビドラマ版では身延駅周辺のコンビニ)で働いている。
伊豆のキャンプ旅が終わってから数日後に千明からヘアカットの依頼を受け、自身の自宅の庭でちくわ用のドッグテントを披露し千明のヘアカットを行う。この時ヘアスタイルの提案にちょんまげを見せたり、バリカンを使おうとしたりとふざけていたが、最終的に普通に切った。
高校2年に進級してからリンからもヘアカットの依頼を受けるはずが、リンの髪型アートとして弄れなくなるのを躊躇ってしまい、リンの髪型アートを卒業するのをSNSに宣言し、ヘアカットを行った。リンのヘアカットで髪型が弄れなくなった代わりとして、その場にいた絵真の髪型を弄くるようになる。
映画では横浜市で一人暮らしをしながら市内のペットサロンでトリマーとして働き、休日には実家に帰ってちくわを散歩やドライブに連れて行っている。


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