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【入院清話】

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入院中、生きることについて考えました。 未来のこと、世の中の事を考えました。 これから生きて行く方たちに読んで頂けたら嬉しいです。
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記事一覧

【入院清話】39:戦争

2024年5月12日投稿 元中学校長、亡き義父より戦争の体験談を聞きました。その話は、義母も過去に1度しか聞いたことが無い話でした。 当時の義父は、戦闘機の整備員として同級生たちと仕事をしていたそうです。 ある日、敵の空襲を受ける。同級生とともに走って逃る義父。 機関銃を打ちながら低空飛行で追ってくる敵戦闘機。ニヤニヤしている操縦兵の顔が見えた。義父の前を走っていた友達が機関銃で撃たれた。 友達は、頭、背中を撃たれ、上半身は肉片となっていた。義父は、脳や内臓が散乱してい

【入院清話】38:生きるということ

2024年4月28日投稿 人は必ず死ぬ、それが自然、けっして抗えない。 私の現役時代の仕事のやり方は、「終わりを考えて段取りする」でした。今でも正しと自負しています。 例えば、単身赴任転勤したとき、自分が赴任終了して帰ることを考えて、では、何をしたらよいか突き詰めて考え段取りする。 この場合は、赴任してきて教えられたことを赴任したその日からマニュアル化するでした。これは、色々な業務にも言えます。今期の目標は自分がどうなりたいのか?とか、 話を戻します。私は人生とは、ど

【入院清話】37:不条理か?理不尽か?①

2024年4月27日投稿 天災などの人間の力ではどうしようもない問題に直面し、絶望しているような状況が「不条理」。「理不尽」は、筋の通らない無茶な要求や扱いのこと。クレーマーやあおり運転が分かりやすい例です。 火星移住が出来るぞーバンザーイと喜ぶ未来。 地球滅亡があと3年以内となり、いよいよ火星移住するぞとなったその日、費用は一人10億円。 2025年1月2日、南海地震が来た。1月3日東海地震、1月4日東京湾地震、2回目の東日本大震災、つられて富士山、浅間山、阿蘇山噴

【入院清話】36:未来に向けて準備して欲しいこと5

2024年4月17日投稿 大災害が有る度に何故?と思うことがあります。それは、ロボットの活躍が無い。 阪神淡路大震災から29年が経ち、今年1月能登半島地震が起きました。 たくさんの建物が倒壊しましたが、道路が地割れや隆起で重機が入れない。助けられたかもしれない命が失われました。これは、すでに東日本大震災でも経験したこと。29年間何してたのか?もし、明日に大地震があったらまた繰り返す。いつ対策できるのでしょうか? 私が思う対策とは?ズバリ、ロボット重機や蛇のような狭い場所に潜

【入院清話】35:仕事で大切なこと

2024年4月13日投稿 定年退職して人生を振り返ると、会社員の時間が大半だったな、学生の時間なんてほんの少しで、ほとんど忘れてます。 そんな長い時間を有益にするためには何が必要か?これは私の見解なので違うと言う方もいらっしゃるでしょう。 「仕事には想像力が重要」一番必要とも思っています。それはすべての仕事に必要なこととも思っています。 お客様に喜んで頂くのも、どうしたら喜んで貰えるのだろうと想像しないとできない。化学も仮説を想像して実証する。芸術も想像したものを表現す

【入院清話】34:未来に向けて準備して欲しいこと4

2024年4月9日投稿 自然災害が少ない県は、北海道の日本海側、栃木県、群馬県、鳥取県、広島県、鹿児島県のようです。 今後予想されている自然災害は、南海地震、東海地震、関東大震災、富士山噴火、などですが思いもしない場所が被災することがあるので何処が安全とか危ないなどと言えません。ただし、過去の事実から災害が無い場所は、無視できないと思います。 例えば、東京は、栃木県と群馬県を合併して新東京として移転する計画をしないと、もし、東京に大地震、津波が来たら、日本の機能が何年も

【入院清話】33:教育とは4

NHK E「現代国語」第1回目、とても勉強になりました。 【他己紹介】自己紹介ではなく、隣の人をインタビューして、隣の人を紹介するものです。 とても良い仕組みだと思いました。 自己紹介では、誇張や謙遜して10の内3位しか伝わらないが、他己紹介はメリットが多いことを学びました。 ①相手に関心を持つ ②プレゼン力の練習 ③自分でも知らない一面が発見できる ④人から自分を説明されるのは、恥ずかしいがうれしいかも。 新年度の今こそ必要な良いお話でした。 会社の研修初日にばっちりです

【入院清話】32:未来に向けて準備して欲しいこと3

2024年4月7日投稿 毎日戦争のニュース、どうにかならないものでしょうか? 私は、日本が全ての兵器を無力化する防衛システム開発に全力を注ぐべきだと思います。 例えば、ATフィールド、昔からアニメでバリアーと言われたものとか、日本に向けて発射されたミサイルなどを発射地へ方向を変えてしまうカウンターシステムなど出来ないものだろうか?日本の技術力なら出来る。 空母や武器を他国から買ったり、作ったりする資金があれば、その方が自衛ではないでしょうか?昔から思っていたが、なぜそう

【入院清話】31:未来に向けて準備して欲しいこと2

2024年4月6日投稿 現在の観光地京都は、応仁の乱の後あたりからあるものと思ってました。 ところが、まだたった150年くらいしか経ってないのです。今の京都を観光地にしたのは、岩倉具視氏であり、引き継いだのが、佐賀県の佐野常民氏でした。 京都は、大政奉還の後、天皇が東京へ移転するに伴い大半の公家たちと関係する人々役3万人が移転したことで衰退の一途を辿っていたのです。 岩倉具視氏が海外視察で、産業、鉄道、暮らしなど様々なショックを受けたのですが、文明の発展も大事だが、各国に

【入院清話】30:未来に向けて準備して欲しいこと1

私の妄想として書きます。30年後の未来を考えると、都道府県市町村を見直す。極端には無くす。これだけ過疎化問題が進むと、目的別に土地を分ける。 観光地と住宅地を中心としたスマートシティだけに分ける。まずは、スマートシティを建設する。 私が思うスマートシティとは、町の中心に学校、病院、に隣接してショッピングモール、中にスーパー、衣食住など何でも揃う店舗のほか、金融、行政のコーナーがある。 年齢、障害の度合いに応じて住宅を中心地に近くする。なお、住宅は、国の貸与物件。道路は、

【入院清話】29:やりたいことをするとは

「虎に翼」第5話、学びました。ある日、高名な法学者からヒロイン・トモ子(伊藤沙莉)が褒められ、法律を学びたいと志す。しかし、母親から猛反対される。時代は昭和初期「あなたの幸せは結婚すること。法律家になれなかったら、なれたとしても、上手くいかなくて辞めなければならないときは?お母さんは貴方が幸せになれると思えないの」と言われる。次の日、甘味処で待ち合わせて話し合うことになった。 甘味処で大学で出会った感じの悪い裁判官・桂場(松山ケンイチ)と偶然出会う。トモ子は、母から法律家に

【入院清話】28:教育とは3

「光る君へ」第13話、学びました。まひろが、不条理な人身売買を目撃して、自分の使命に気づき、町の中で文字を書きたい人を集める。そこへ一人の子供がやってくる。 正にこのシーンが教育の第一歩であることを思い出しました。時代が変わっても教育の根底は「自分や家族を守るため」に学ぶのです。 それは、歴史が証明していること。昔から農家の子供は、勉強をさせて貰えないために代々地主の言う通りにならざるを得ない状況が続いていた。明治維新後少しずつ改革されてきたが、現代も貧困家庭は塾に行く余

【入院清話】27:学校とは

「不適切にもほどがある」最終回、学びました。 2024年から来た向坂キヨシが、不登校の同級生、佐高強へ最後のセリフ。 「行けよ学校」 「学校なんてさ、自分と気が合わない奴がこの世に存在ってことを勉強する場所だけどさ」 「3年かけて自分以外は頭おかしいってことを確認する場所だけどさ」 「その中で、一人か二人友達が見つかれば、他は死ぬまで会わなくていい奴だから」 「俺は佐高くんに会えてよかったし、それは学校のおかげだし、気が合うやつとは関われて、合わない奴とは関わらなくて済む」

【入院清話】26:AIチャットボット

今、ある企業で子育て支援用AIチャットボットアプリ「光子さん」がモニターテストされているそうです。インターフェースはLINEに似たもの。 子育て支援とは、例えば子供がご飯を食べないどころか床にまき散らす。親は感情的に怒るのは良くないので我慢する。こんな時、親のストレスを「光子さん」に書くことで、AIから肯定的な寄り添う回答をしてくれるものらしい。 これ、還暦ジジイにも欲しいと思いました。なぜか?例えば、今朝のニュースみてて、俳優が司会の報道番組で、大谷翔平さんの会見をもと