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最近観た映画の感想



『キャストアウェイ』


配達会社に勤める主人公。
時期はちょうどクリスマス。彼は仕事を抜け出してガールフレンドとプレゼント交換をし、大晦日には家に帰ると約束をして再び飛行機での輸送仕事に戻る。幸せいっぱいな彼だが、数時間後に数奇な運命を辿ることになる。そう、飛行機が太平洋上で墜落したのだ。無人島に漂流してなんとか一命を取り留めたものの、彼は文字通り平穏な日常の全てを失うことになる。
一緒に漂流していたバレーボールことウィルソンと墜落前にガールフレンドから貰った懐中時計だけが彼の日々の支え。何年もの時を経て彼は無人島の脱出に成功するが、彼は自分が数年の間に本当に平穏な日常を失ったことに気づく…
定石なら無人島脱出はハッピーエンドそのものの様に思えますが、それで終わらないのがこの作品。
彼は脱出できない方が幸せだったのではないかと思ってしまいます。

『インターンシップ』


主人公はデジタルに疎いが弁は立つ営業職のおっさん2人組!残念な事に彼等の勤め先の会社は倒産してしまう。そこで新たな職探しに乗り出す事になった彼等はとある企業の面接に参加し、何とか通過する。
そう、なんと彼等が参加した面接はGoogleのインターンシップだったのだ!!
そのインターンシップの内容は、参加者達で複数のチームを作って数日間行われるテストを通して上位5%のチームが正社員に迎え入れるというもの。
勿論Googleのインターンの参加者達は高学歴で優秀な学生ばかりですが、その中で揉まれながらもチームの仲間達を席巻していく主人公2人の人情と奇想天外な発想には思わず目を奪われます。

『ターミナル』


NYに行くためにJFK空港に到着したものの、祖国でクーデタが起こりパスポートが無効になってしまった主人公が空港で暮らすことになるお話。
そこで暮らすためにお金を稼ぐ術を見つけたり、空港の職員達と仲良くなって互いの恋愛を手伝いあう程の仲にまで進展していく様が本当に見応えがあります。
人情味溢れる主人公は空港の職員達から好かれるのですが、その中で唯一主人公の事をよく思っていない者がいて…
話の内容は勿論のこと、何よりカメラの使い方や映像表現の仕方が本当に巧みで巧みで…(この素晴らしさを伝えられない自分の文章力が恨めしい._.)
ビバ・スティーブン・スピルバーグ!

まとめ

突然ですが、友達と映画に行くのが苦手なんですよね。
映画を見終わったあとって感想交流会みたいな時間があるじゃないですか、あの時間は私にとっては地獄より地獄に感じられるんですよ。
何故かと言うと映画を見る前から後で感想を言わなきゃっていうプレッシャーで、抑々映画自体をゆっくり楽しめないんですよね。
剰え、映画を普段から観ないこともあってか映画を観ても感想が なんかすごーい!なんか面白かった〜 くらいしか浮かばないんですよね。ひどい!
こんな感想に点数を付けるとしたらマイナスとかの次元じゃないですね…
なんでみんなあんなに感想がスラスラ出てくるんだろう…きっと私と映画を観に行く前にその映画の事前学習会を開いているに違いないそうに違いない…

とにかくそういう経緯で少しでもまともな感想が言えるようにと思い、これからは映画を見る度に拙いなりに文章化してみようと思います。


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