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「第2回宗教理解増進勉強会」の要旨|「共感・共創・共生」がキーワード

「第2回宗教マイノリティ理解増進勉強会」を11月25日(土)に東京都内で行いました。参加者は会のスタッフ2名と家庭連合2世6名の8名でした。

それぞれが日本社会における宗教理解増進に必要なこと、そのための壁などについて意見を出し合いました。

また、会の名前として挙がったキーワードの一つが「共創」でした。「共創」とは、「多様な立場の人たちと対話しながら新しい価値を『共』に『創』り出していく」ことを意味します。この考えは会が目指す方向性と一致すると感じ、参加者の共感を呼ぶ言葉でもありました。

意見交換の要旨

ディスカッションでは、以下のような意見が上がりました。

  • 「個人の信仰を話すのは問題ない。そういう信念を持っているんだねと。しかしその背後に組織としての宗教団体が見えてくると引かれる」

  • 「LGBT(性的マイノリティ)は個人の悩みにどう対応するかということだけど、宗教の場合も個人の悩みと言えばそうだけど、そこに組織も関わる。人間関係に組織が持ち込まれることへの拒否反応があると思う」

  • 「飛び込み営業とかも、組織を人間の関係に持ち込まれると拒否反応がある」

  • 「人間味を感じる関係の中で、尊重し合う関係性が広がればいい」

  • 「日本社会の大多数と違う中で育ってきた共感かな、それが出発点になるかな」

  • 「共感から共生へと」

  • 「宗教者同士で思いを共有できれば」

  • 「共創の土台の上に共生になると思う」

  • 「LGBT(性的マイノリティ)も草の根的に、友達とかに自分がLGBTだと打ち明けることをやっていた。それが実際に社会にメッセージと打ち出された時に共感する人たちがいたのだと思う」

  • 「自然に証した人は反発されることはない」

  • 「共感を共有し、共創、共に創り、共生になると思う」

共創共生社会を目指す会(仮称)

以上のディスカッションを踏まえ、暫定的に会の名前を「共創共生社会を目指す会」としました。

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