見出し画像

余命宣告からの人体実験報告③ ぶり返した痛み

お久しぶりです。

タイトル通り、今年の2月頃からは感じていなかった背中とお腹の痛みがぶり返しました。
なんか懐かしい痛み、、、あぁ、しんどい時こんな感じだったなぁ。
なんて、懐かしんでいる場合ではないんですけどね😅

原因はたぶん、北海道に行って連日朝食バイキングを暴食してしまったことと、旅行疲れ。
さらに、ゴールデンウィークにホームステイを受け入れたことによるお世話疲れ。
ホストファミリーになったことはお金に代えられない貴重な素晴らしい体験でしたけどもね。

4月の中旬ぐらいから痛みが出始めたので、すい臓の腫瘍が一時期よりは大きくなり、周囲の神経を圧迫してるってことだと思います。

こうなってまず頭に浮かんだこと、、、
(主治医の先生にバレる前に治さないと!)
、、、なんでやねん!と突っ込みたくなると思いますが、痛みが出たとなると、薬をたくさん処方されるじゃないですか。
痛み止め、痛み止めの副作用による便秘対策のための便秘薬、便秘薬を飲み過ぎてお腹を下した時のための整腸剤…etc.
薬をたくさん飲むのがとにかく嫌なんですよね。
体をムリヤリコントロールしてる感じが。

もちろん、癌が大きくなったことへの恐怖もありました。

どうしよう、、、😰

初めて「エンプティチェアー」をやってみた


※エンプティチェアーとは、椅子を2脚対面に置き、その2脚を自分が交互に移動して自分自身と対話する手法。

「がんちゃん」と仮に名付けた私の中の癌と対話したんです。
茶番と思われてもいいのですが、やってみたら、これがすごかったんです!

私:「なんで大きくなって、痛くするの?」
がんちゃん:「だって、、、(涙があふれてくる)ムリするんだもん。私しんどいねん。」
私:「旅行の予定とかをいっぱい入れてるのがあかんの?」
が:「そう。今入れてる予定キャンセルして。」
私:「…分かった。しんどくしてごめん。他に何か言いたいことある?」
が:「食べ物を一気に入れるのやめてほしい。」
私:「そっか、ムリさせたね。分かった。これからはよく噛んで少しずつお腹に入れるよ。」
が:「うん、ならいいよ。」
私:「一ヶ月に一回なら、旅行か楽しい行事入れてもいい?」
が:「うん、それならいいよ。今年いっぱいは一ヶ月に一回ペースを守ってね。」
私:「うん分かった。絶対守ってムリしないようにするから、がんちゃんも少しずつでいいから小さくなってね。」
が:「分かった。」
~ 終了 ~

と、自分が一人称の時は出てこなかったことが、二人称になって癌の立場で座ると自然に出てきたんです。
喉元過ぎると熱さを忘れるタイプなので、痛みがなくなったことで調子こいて、旅行だの楽しい行事だのを次々と入れてしまっていたんです。
心から反省😔

反省から変えたこと

①5月と6月に予定していた旅行はキャンセルしました。

②昔から早食いのクセがあるのですが、唾液から出る消化液を混ぜないとすい臓に負担がかかる、というyou tube動画を見つけてこれも反省。
噛むことにより唾液とよく混ぜてから飲みこむことにしました。
食事は一日に複数回になってもいいから、一気にお腹に入れるのをやめました。

③とにかく体の深部を温める、を毎日やりました。
酵素風呂かスーパー銭湯に毎日通い、汗だらだらになるまで入りました。

④ちゃんと痛み止めを飲みました。
痛さが勝ると食欲もわかないし、生活に支障が出るので、余っていた薬を飲んでいます。
痛み止めの効果を実感するにつけ、
(主治医の先生にバレないようにとか考えていた自分はなんて浅はかだったんだろう)
とこれまた反省しました。
こんなありがたい薬を開発してくれた方にも、処方してくれる先生にも感謝ですね。

⑤水素吸入の頻度を増やしました。
痛みがなかった時は、吸入しても体が「必要ない!」と反応して外すことすらあったのですが、今はまた体が必要としているのを感じます。

峠を越えた感

そんな生活を続け、痛みが出始めてからちょうど一ヶ月ほど経った昨日、
「あ、峠を越えたな」
という実感がありました。

まだ痛みはあるし、あくまで直感ですが。

これからも温活は続けていくし、ムリしないことを心がけて生活していくので、また経過報告をします。

一ヶ月間、何度も恐怖が頭をよぎりましたが、不思議と死ぬ気はしなかったです。
まだやることがあるんだと思っています。
この話もまた今度。

※見出し写真は、ある日の夕食。刺身丼です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?