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たまに電報さる通信

2024/4/12(金曜日)

亡くなった方のことを思い出しますか。

わたしは、父母が他界しているので、二人の誕生日が近づいたころ思い出します。母の誕生日は、3月3日ひな祭りで覚えやすいです。父の誕生日も母と近く、3月9日と覚えやすい。

昨日(4/11)に、姉にお墓のことで電話しました。
この時期は、沖縄では清明祭(シーミー)といって、先祖を供養する一年でいちばん大事な季節です。この時期に家族親戚が集まり、生存確認しかり、今後のことを話すんです。

わたしは子供がいません。なので母が亡くなったときに、永代供養を考えました。お墓をみる人がいなくなるためです。
その永代供養の「夫婦墓」は13年目で合同墓地へ移動になります。
それが2026年1月なんです。なので来年の清明祭が最後のシーミーになるわけです。
その話をするため、姉に一報入れて今後、お別れ会とかそういうのどうする?なんかを・・・来週の仕事休みに、お茶でも飲みながら話そうかと電話しました。

「もう13年か?」姉は寂しそうに声にだしていました。電話先でも感じるくらい。でもしかたない、見る人がいない墓ほどむなしいものです。

随分前に、秋川さんの「千の風にのって」という歌がはやりました。いい歌です。好きな曲ですね。
この歌詞の中に
「私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません」というはじめの歌詞があります。
これを聞いたときから、そうなんだ!と思いましたね。父ちゃん母ちゃんは、わたしの胸の中にいると考えるようになりました。
だから永代供養で、合同墓地に入りのは寂しくないですね。遺骨も残っているわけだし、その霊園は永代に渡って保存されるということなんでしょう。

この時期、シーミーの時期は悲しみあり、笑いあり、希望ありの季節です。

ここ数年は、父母以外にもう一人、友人を思い出します。彼女は4年前の8月9日に他界したのですが、前日まで元気にオンラインでやり取りしていた方だったので、衝撃が強すぎて忘れられない人になりまりました。8月が近くなると思い出すように、思い出しますね。
あっという間の4年で、この世界では時間が流れていきますが、彼女の世界はどうなんでしょう。時間という概念はないのかな?ゆっくり楽しんで過ごしてもらいたいですね。

姉に電話したという話でしたが、夕方のニュースを見ていたら、旧暦の3月3日だったんです。昨日(4/11)は旧暦の(3/3)母ちゃんの誕生日だったんです。これも虫の知らせなんですかね。

ボブおじさん!おとなしすぎて、狭い家なんですが、あれ「ボブ」はということがよくあります。

「たまに…」に来てくれてありがとう!また宜しくお願いします。

劇団さる

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