配属ガチャ問題と緩すぎ離職問題
配属ガチャ問題
配属ガチャとは、新入社員が希望する職種や勤務地とは限らないことをカプセルトイのガチャガチャ(ランダムでおもちゃが出て欲しいものが出るとは限らない)に例えたスラングです。
表のブラック職場(激務部署)や僻地の事業所勤務が一般的にハズレと言われています。就活生がブラック部署だと営業配属を嫌う問題や大企業のまったり部署がいいという風潮が少し前までありました。
しかしこの定義だと、ブラック部署ほど離職が多いためガチャの封入はブラックが多いです(ブラック職場を引く可能性が高い)
よってガチャは外れやすいです。
緩すぎる職場問題
緩すぎる職場問題は、近年ハラスメント防止意識の高まりから怒られることが皆無で自身の成長に繋がらないと、逆に若手が危機感を持って離職するケースなどがあります。ホワイト職場は異動経験がないお局社員が多かったり、人間関係で悩むことが多いケースもあります。
近年は定年まで会社が存続する保証はいかなる大企業にもなく、大企業所属というステータスよりスキルを重視する若手が多いみたいです。
確かにDX化やRPAによる自動化により、簡単な事務などの仕事はなくなるかも知れませんし、スキルのない先輩を見ると不安になる気持ちはわかります。
環境は完璧には選べない
ブラック職場ホワイト職場ともに適正があります。自分の適性は働いてみないとわからないと思います。私も大企業に就職すれば一生安泰と思い就職しましたが、早期離職しています。2社勤務経験があり、配属は両方ブラック寄りですがホワイト職場に適性があるとはとても自分自身思えません。
(就職前はまったり大手って考えていたけど働いて考えが変わりました)
ブラック職場で身に着けたスキルをもとにホワイト職場を目指したり、ホワイト職場でスキルを磨いてブラック職場に転職したり経験は生かせます。
既存社員の問題
ブラック職場
パワハラや行き過ぎた長時間残業などを起こさないようにする必要がある
”厳しい職場”は許されるが、”理不尽な職場”は許されない
ホワイト職場
何も染まっていない社員を”ぶら下がり社員”にするような環境は改善が必要
既存の”ぶら下がり社員”への指導が必要
組織問題
適性や希望を調べる、聞く機会が必要(ストレングスファインダーや事前アンケート)
社内流動性を高めることが必要(ジョブローテーションや異動の希望調査)
次回予告
今回は大企業内部から見た”配属ガチャ”と”緩すぎる職場”を考察しました。
中小やベンチャー企業は、大企業より”ブラック職場の割合”が多いかもしれないですね。大企業は”ホワイト職場”の割合が増えてきていますね。
次回は指示の出し方を”5W1Hとカッツモデル”から考察したいと思います。
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