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戦争は知らない世代

戦争を知らない世代です

だけど
子どもの頃には

 まだ
戦争の傷跡が
 残っていたように思います

それは
お稲荷さまへ
  家族とお参りに行った時

参道の階段を上がる途中に


片足のない
日本兵の軍服を着た
男性が施しを求め

箱を前に置き
  立っていました


その姿を
お参りのたびに
   何度か
目にしました

また
  別の神社でも
同じ姿を目にしたことも
  記憶にあります

子どもながらも…

その事情が分かるような
気持ちになりました


そっと自分の祖母に
     聞いたことがあります

『おばあちゃんは、
なんでお金を入れてあげないの?』

すると…
おばあちゃんの返事は
子どもの自分には
衝撃的でした…

露骨な表現なので
ここには書けませんが…

そうなの?
と思うのと…

何となく
そうな単純なことなのか…
  それは
違うような感覚でした

あの男性にとって
まだ戦争は終わってない

そう感じました

戦争があったこと

戦争の恐ろしさを
教えてくれてるようでした

大人になり

  改めて思うこと

2度と同じ過ちをしてはならない


戦争のことを何も知らないのに

分かったように言うのは

違うかもしれませんが…

終戦記念日が近くなると
あの日を思い出すのです…






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