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がんサバイバーのENGLISH JOURNEY#2 文法のやり直しを始める

こんにちは、yatch(やっち)です!
今日は文法をやり直した時の話をお送りします。



文法のやり直しを決意した日


オンライン英会話を始めて最初の2週間、
私はずっと初中級のフリートークでレッスンを受けていました。しかしアウトプットを続けていると、自分の課題が明確になってきました。
レッスンで実際に話してみると、文法の基礎知識が足りない事、そして会話のキャッチボールが出来ないことに気づきました。
そこで、いっそきちんと文法をやり直してみることにしました。

文法をやり直す


文法をやり直すにあたって使ったテキストは、【大岩のいちばんはじめの英文法】です。YouTubeのおススメ動画を見て買ったのですが、見やすくて、やる気を損なわない厚さだったので助かりました。ただ、元々勉強が嫌いな私は、自分一人ではすぐ飽きそうだったので、クラウティのレッスンカリキュラムの中にあった文法レッスンと絡ませて同時進行で行う事にしました。
例えば、【クラウティのレッスンで比較級のレッスンを受ける日は、レッスン前の予習時間に文法書の比較級の予習も付け加える】という感じで。
途中コロナになり咳がとまらず1週間レッスンを休みましたが、大体2か月くらいで文法書1冊&文法レッスンを終えました。
やり終えた時の達成感たるや!
未だに先生から「文法の時制に注意して話すよう心掛けて」と言われていますが、基礎を理解する事が如何に大事かを経験出来た貴重な機会でした。

担当してくれた先生


文法のレッスンを受けるにあたり、何となく毎日同じ先生の方が良いのかなと思い、アメリカ・フェレーラ似の若い女性の先生で毎日受講していました。
たまたま予約しやすかった事と、他の先生を探す手間を考えると面倒で、暫く毎日受講していました。
授業中は毎回質問してみるものの、説明が全部英語のため、先生が「これはadjective(形容詞)だから…」と説明してくれても形容詞の英単語が分からず、形容詞・副詞・名詞等の英単語を覚える事から始めなければなりませんでした。淡々と授業を進める先生でしたが、いつも限られた時間の中で、嫌な顔をせずに質問に答えてくれました。
時間が経つにつれ、先生の説明が理解出来るようになってきたり、英文が作れるようになってくると、勉強自体が楽しくなってきました。
学生の時は勉強が大嫌いだったので、とても不思議な感覚でした。

突然の報告


画面越しではありますが、続けて行くとそれなりに絆も生まれてきます。
ある日「昨日スコールに降られて風邪をひいたのか、今日は声が枯れちゃって…ごめんなさいね。でも私、妊娠中で薬が飲めなくて」と、さりげなく妊娠報告をしてくれました。
そこから少し打ち解けていったように思います。
レッスンが急にキャンセルになった時に、
「昨日お休みされたので心配しました。大丈夫ですか?」と尋ねると「歯が痛かったから休んだの」と返答が。この時は少しびっくりしつつ、「歯が痛くて仕事を休めるフィリピンの社会って羨ましい」と思いました。
レッスンの最後に「今日の予定は?」と聞かれ、たまたま誕生日だったので、私が「今日誕生日で」と話したときは「早く言ってよー!おめでとう!」と笑顔で言ってくれたりもしました。
しかし、せっかく打ち解けて来た頃に、
お別れの日が迫っていました。

お別れ



先生からは最後のレッスン日を聞いていたので、その時に感謝のメッセージでも読もうかなと思い、事前にChat GPTを使ってスピーチ原稿を準備していました。
私の誕生日の翌日、たまたま2日連続で予約をしたところ、産休に入る日が早まり、その日が最後のレッスンだと分かりました。
レッスン冒頭でそれを知り、驚きましたが、早めに準備していたメッセージは功を奏しました。
【英語を教えてくれたことに対する感謝・ご家族の健康と幸せをお祈りしています】と伝えたところ、「私戻って来るわよ」との反応が。
「産休後は戻って来ない」と聞こえていた未熟な自分のリスニング力に失望しつつ、
「お帰りをお待ちしています」と急遽焦って付け足したのが良い思い出です。
咄嗟に付け足したスピーチですが、「こちらこそありがとう。感動したわ!!」と胸に手を当てて喜んで貰えました。
その後4か月が過ぎたころ、先生は当初の予定より2日程過ぎてから復帰してみえました。復帰後初めてのレッスンでは、大変だった出産エピソードを沢山聞かせてくれました。
最後に「See you!」と別れましたが、
その2週間後私がクラウティをやめた為、それがその先生との最後のレッスンになりました。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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