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血が通ったプロダクトってなんだろう?〜会員限定の「交流会」で体感する、ツクリンクというマッチングプラットフォームの未来ついて〜

この記事はツクリンク株式会社のアドベントカレンダー 18日目の記事になります。

こんにちは、ツクリンク株式会社のプロダクト部で、コンテンツ企画運営をやっている、なりたです。
普段はWebコンテンツの作成や、会員様向けのセミナーや交流会を運営しています。

ツクリンクというサービスを知ったのは、前職時代の2016年ごろ。営業として訪問した当時から、なんか面白い会社、単なるマッチングサイトではなく、血が通ったサービス(プロダクト)だなぁ、と漠然と思っていました。

いま、実際にツクリンクのプロダクト部の一員として、コンテンツ企画運営に携わるようになったので、改めて「血が通ったプロダクト」の正体について、サービスの成り立ちや、私たちのチームで運営する「交流会」という視点から、考えてみようと思います。


ツクリンクとは?

「ツクリンク」は働き手と案件を繋げ、受発注者の課題を解決する
建設事業者向け受発注マッチングプラットフォームです。
登録社76,000社超・月間利用者数110万人超の日本最大級の建設業ネットワークで「取引先を探したい受注者」と「協力会社・職人を探したい発注者」、双方が抱える悩みを解決し業務拡大のチャンスを生み出します。

https://tsukulink.co.jp/service/



建設事業者向け受発注マッチングプラットフォームというと硬いですが、身近な転職サイトとかをイメージするとわかりやすいかもしれません。

・「取引先を探したい受注者」
  こんな経験があるので、こんなことができますよ!とエントリーシートを書いて手を挙げる求職者みたいな感じ

・「協力会社・職人を探したい発注者」
 こんなスキルの人にぜひ参画して欲しい!と募集する求人内容

ツクリンクは、2013年のサービスリリース以来、現在(2023年12月)までに登録業者83,000社を超える建設業界のマッチングプラットフォームに成長しています。このITの仕組みを裏で支えているのが、私の所属しているプロダクト部です。

単なるマッチングサービスではなく、「建設に携わるすべてのひとをテクノロジーで幸せにする。魅力あふれる業界へとリブランディングすること」が私たちツクリンクが目指しているゴールです。


血が通ってる感 その1
・テクノロジーを活用し、業界全体を魅力的なものにしたいと考えている

なりたの見解

利用者からみた「ツクリンク」というプラットフォームの仕組み

基本的にはITプロダクトなので、「取引先を探したい受注者」も「協力会社・職人を探したい発注者」も、ツクリンクというWebサイトに無料で登録し、お互いのプロフィールや、どんな方と繋がりたいのか?を入力していただきます。

基本情報の入力や、利用者の「本人確認」がしっかりできた方同士で、「こういう仕事ができます!」とか「こんなことできる人いませんか?」という情報交換をしていきます。みなさまにも馴染みのある、LINEのようなメッセージで、簡単に繋がることができます。

*「本人確認」とは?

実は、ツクリンクの会員様からは「ツクリンクってITの会社なの?」と言われるほど、この仕組みをご利用いただく際には、裏側でカスタマーサクセスやサポートチームが、きめ細かい対応をしています。

例えば、単純に「使い方がわからない」といった疑問に対してもそうですが、上記の「本人認証」で、個人情報を提出することが不安な方がいらっしゃれば、お電話でも時間をかけてフォローします。

無料でも使えるプラットフォームですが、建設業界の方々のお悩みを解決するためにカスタマーサクセスチームによる有料サポートや、追加で使える機能、「契約金額の未払い」に対してツクリンクが保証するサービスなども充実していて、その価値をしっかり伝えるためのセールスチームも日々奮闘しております。

血が通ってる感 その2
・ITの会社なのに、会員様にITの会社じゃないと思われている。(いい意味で)

なりたの見解

ツクリンク会員限定の交流会とは?

前置きが長くなりましたが、そんな会社の組織の中で、私の所属するコンテンツ企画運営では、ツクリンク会員様のための交流会も企画、運営しております。
簡単にいうと、マッチングサービスの会員様によるオフ会でしょうか?

交流会の歴史について

私はコロナ後に再度立ち上げた交流会しか知らず、そのノウハウに乗っかって(?)運営させていただいているため、改めて当初の話を、弊社のむらかみさんに聞きました。

※ むらかみさんの5年の振り返りはこちら!

むらかみさんも記憶をたどりながらお話ししてくださったので、ざっくりと。

  • 当初は、営業・宣伝の機会の一つとして、もっと「ツクリンクを知ってもらいたい」という想いから始まった

  • 体系的に交流会を作り出したのは2018年ごろ。どんな形が伝わりやすいか、楽しんでもらえるかを模索していた

  • そして、会員様だけでなく、非会員の方も呼んで、10社ぐらいで東京駅の雑居ビルの飲み屋で開催。ぎゅうぎゅうに座ってみんなで楽しく飲む!

というような会だったそうです。
やっと形が出来上がってきたな、と思った頃にコロナ襲来。開催ができなくなって、悔しい思いをしたそうです。

血が通ってる感 その3
・交流会は一つの例として、建設業界の方達を巻き込みながらサービスを成長させてきた

なりたの見解

 現在の交流会ついて

交流会というと、どうしても、ビジネスマッチングの場とか、名刺交換に一列に並ばされるとか、ドレスコードがあるとか、会社の偉い人が挨拶するとか、、堅苦しいイメージを持つ方もいらっしゃいます。

ツクリンクの交流会は、いまでも、あくまで会員のみなさまが主役で、「みんなでわいわい楽しく飲む!」という雰囲気も根付いているのは、当初からの歴史があるからだと思います。

一度は、コロナ禍で中止を余儀なくされたものの、先人が培ってきたノウハウや、当時を知る会員様からのリクエストもあり、2023年2月より、本格的に復活。

会員様や社内の他部門の方のご協力もあり、今年は17回開催することができ、先日は50社以上の会員様からお申し込みをいただく会になりました。

実はコロナ禍で苦労した部分もありつつ、そのタイミングでツクリンクもフルリモートを活用する会社として、大きく進化。全国各地に社員を増やしておりました。

そのおかげもあり、関東だけでなく、大阪や仙台、福岡でも開催し、フルリモートで働く各地のメンバーが、部門の垣根を超えて運営に携わっていただけたのが、とても大きかったです。

血が通ってる感 その4
・全国各地で働くいろんな部門の社員が、建設業界で働く方々、その仕事に興味を持っている

なりたの見解

交流会では何をするのか?

まずは主役である会員様同士のマッチングの場を提供します。
これは、ある意味、マッチングサービスの擬似体験だと思います。(出会いの場を人伝ではなく、オンラインの活用にもっていったのがツクリンクなので、どっちが擬似体験かわからなくなりますが、、)

普段はオンライン上で、メッセージを交換しながら、案件などの情報交換をしていただいているのですが、ここではお互いの顔を見ながら情報交換ができます。

特に建設業界の方々の場合、人伝でしか交流の場が広がらないというお悩みを持たれている方も多いので、ツクリンクというマッチングプラットフォームの会員としての強みを活かしながら、直接その場で繋がっていただきます。

サイト上だと、どうしても、今ある案件のやり取りしかしない、しにくいというご意見も多いのですが、交流会だと、先々のことも考えながら、気軽に繋がりを作ることができるようです。
  (こういうリアルで繋がる感覚をプロダクト部としての仕組みづくりでも反映できたらいいな。と個人的には思っています。)

あとは、お酒やお食事も提供して、会員のみなさまに楽しんでもらうこと、それだけを考えて運営をしていきます。

※ 先日は、「忘年会」と称してビンゴ大会も行いました。
様子はこちら。

血が通ったプロダクトってなんだろう?


そして、やっと、タイトルにもどってきた。(笑)
会員様にとって、ツクリンクは「マッチングサービス」です。ただ前提として、現場で必要とされる仕組みや、その先の道筋を作り、人が介在するところには介在し、そして、それをサービスにまた還元してきたのではないかと思います。

会員様にとっては、交流会を通じてマッチングプラットフォームの擬似体験をしていただくようなものです。(どっちが擬似体験かは、、は前述の通り)

「どんな方達が会員になっていて、どんな仕事をしてきたのか。この人は信頼できるのか?」などなどを確認しながら、情報交換をしていきます。

また、会員様によっては、「ツクリンクを運営している人たちは、どんな顔をして仕事してるのか?」というのも見られていると思います。
信頼に値するサービスなのか?ということですね。

実は、交流会に参加される会員様は、ツクリンクにご満足している方だけじゃないのです。

  • ツクリンクを使っても、うまく取引に繋がらない。そもそも、使い方がわからない。

  • ツクリンクの担当者に連絡しているけど、ぜんぜん電話に出てくれない

  • 今使っているけど、この機能が不便、こんな機能あったら、もっといいのに!

などなど、いろいろな意見をいただきます。

ツクリンク自体を知ってもらいたいということから始まった交流会も、実際に使っていただく方のための交流会に変化していると実感します。

この会の主催はコンテンツ企画運営という部門が担当しているものの、幸いなことに(?)チームの人数もかぎられているので、様々な部署から応援に来ていただき(例えば、管理部、セールス、CS、エンジニア、マーケター、デザイナー、データサイエンティストなどなど)、その場で会員様同士をマッチングをフォローしていきます。

そして、ここで得たことを、各部内で自発的にフィードバックしていただくことも多々あります。

例えば開発チームのエンジニアが直接会員さんと話し、肌で感じて持ち帰る、、すぐには対応できないことももちろんありますが、この蓄積は熟成されて、必ずプロダクトの向上に役に立ちます。

血が通ってる感 その5
・交流会の応援にきたエンジニアであっても、建設現場の方々とコミュニケーションをとると、いろいろ吸収して社内に還元する文化がある。

なりたの見解

「血が通っている」と漠然と感じた正体

ここでいう「血」とは、プロダクトやサービスの作り手の想いだけでなく、建設業界に携わる利用者の想いであり、それらが一つになってプラットフォームを成長させていく原動力みたいなもので、ツクリンクのプロダクトや、サービス全体に、血が通っていると感じられるのは、それを受け入れて循環し成長する、グルーブ感(生命体のようなリズム感)なのかもしれないですね!

日々成長し続ける、その未来への可能性を、交流会を通じて改めて感じた1年でした。

今後の展開について

交流会だけで考えても、いろんな意見を吸収し、新しい展開が考えられると思っています。

(以下は、個人レベルの思いつきです)

  • 数百人規模の建設業界マッチングイベント

  • 数千人規模のツクリンクフェス

  • 初心に帰った10社ぐらいの居酒屋トーク

  • ツクリンクカップ(ゴルフ+交流会)

まずは1回1回の交流会にご参加いただく会員様にご満足していただくことを大前提に、交流会からもプロダクトの成長に寄与するサイクルをしっかり作っていきたいと思います。

部門は違っても、交流会のお手伝いいただく機会もあると思います!
ご興味のある方、オープンポジションのカジュアル面談もやっています。
お気軽にどうぞ〜!

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