カンタータ 土の歌 を全楽章聴いてみた
3月に開催される音楽祭に参加します。
合唱曲を3曲の予定です。きっかけは子供が学校から持ち帰った一枚のチラシ。音楽協会主催の音楽祭で歌いませんか?との内容。
大きな文字で「大地讃頌」の文字があったのです。
大地讃頌はちょっと狂気じみた曲のイメージでした。学生時代に歌って以来、時々歌ってみている曲です。好きだけど、全部は覚えてなくて、年をとると高音もでない。そもそも、一人で歌う曲じゃない!ということで、軽い気持ちで応募してみました。
初回の練習で、この曲は7楽章からなるカンタータの最終楽章の曲だと知りました。ネットでちょっと調べると、戦争や平和に関連する曲のようです。
ちょっと長いのですが、今日は全楽章を通して聴いてみました。
最初は普通に自然への感謝から始まって、戦争や作詞者の方が広島出身ということもあり、原爆のことかと思われる表現がでてきます。それで、最後に大地讃頌の派手な終わり方に繋がっていきます。
私も長崎出身で毎年平和教育を受けて育ちました。また長崎市で看護師をしていたので、多くの被爆者の方の話を聞いてきました。なので核や戦争について報道があると気にしています。そうかぁ、大地讃頌ってそんな背景の曲だったのか、このイベントに応募しなかったら一生知らなかったかもなぁって思ったのでした。
3月の本番は管弦楽も入るそうで、そんな環境で歌ったことなんてないので楽しみにしています。
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