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「学校に行かない」
はろーえぶりわん。
ではなく、今日は日本語で書いてみようと思う。
いえ、私は日本人なので、当たり前なのだが。
noteの記事は、今年に入って9割ほどは、英語で書いてきた。
そのように書くと、英語上級者のように聞こえるかもしれないが、そんなことは断じてなく、へっぽこである。
へっぽこ具合が気になる方は、過去記事を遡ってみて欲しい。
🌻🌻🌻
「今日、学校に行かない」
彼女(小2の娘)はハッキリそう言った。
今朝の話である。
実際には行っているので、こうやって私は記事を書く暇があるのだが。
確かに彼女はそう言ったのだ。
今年に入って、行き渋りをしていたので、毎日のように付き添い登校をしていた。
彼女は「学校は嫌だけど、勉強が分からなくなることが嫌だから登校する!」という強い意思を見せていた。
ところが、
突然の学校に行かない宣言。
びっくりして、私は「行かないでどうするの?」と返答した。
これがクイズ番組なら、
ブーである。
不正解。
「いいよ」と言うべきだったことを、私は知っている。
知っているんだけど、言えなかった。
私が、仕事がツラくて、毎朝腹痛で、でも責任感はあったから無理してでも通勤していたんだけど、もう本当に無理になったから「仕事辞める!」と決死の覚悟で言った時がある。
すると夫が「辞めてどうするの?」と言った。
は?!
と思った私。
同一人物の私が、同じ返答をしてしまった。
彼女にとって、本当の限界だから言ったんだろうことをくみ取れなかった。
いま限界で、いましんどくて、未来のことなんてどうでもよくて、いま休みたかった私。
完全に返答が間違っていた。
ごめんね、娘。
ハッと思った時には遅くて、その後のやりとりを忘れたが(記憶喪失)、遅刻しながらもいま学校に行っている。(本人が行くと言うので送って行った)。
きっと私が即座に「いいよ」と言えなかったからだと思う。
いつかこんな日が来るかもしれない、他人事ではないからと、お子さんが不登校になった親御さんが発行された本を、読み漁った時期がある。
そこには、誰もが書いてあった。
『子どもが学校へ行きたくないと言った時に、いいよと言えなかったことを後悔している』と。
確かに読んだ。
読んだはずなのに、咄嗟に「いいよ」が言えなかった。
そして、いま私は後悔している。
その本たちに何を学んだのだと。
完全に失敗した。不正解である。
あと数日もすれば夏休み。
彼女が待ちに待った夏休み。
なぜなら
『学校がないから』。
明日、「学校に行かない」と言ったら、「いいよ」と言おう。
そう心に誓うよ。
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