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小児麻痺の将軍徳川家重

第9代将軍、徳川家重は小児麻痺だった。
そのため虚弱体質で、さらに障害により言語が不明瞭だったと言われている。幼少から大奥に籠りがちで、酒色にふけり評判も悪い。
父親は、あの8代将軍徳川吉宗だ。
それに比べ、異母弟の徳川宗武は聡明で文武に長けていたため、徳川宗武を次期将軍に推す声も多かった。
徳川家重の肖像画では、ひょっとこのような顔で描かれており、小児麻痺からくる顔面麻痺であったと言われている。また、歯には約45度の角度での磨耗が見られ、小児麻痺の特徴である歯ぎしりを常にしていたことも分かっている。おまけに頻尿であり、頻繁に尿意を催していたせいで小便公方と揶揄されていた。江戸城から上野寛永寺までは数kmしか離れていないが、その途中にはに2、3箇所のトイレが設置された事も分かっている。
将軍としての威厳も、尊厳もない長男だった。
しかし、父吉宗は、なぜこんな出来の悪い長男を将軍にしたのか?

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