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歴史と文化~保守の観点から美しい日本の歴史と文化を語る~

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歴史を保守の観点から紹介し考察。※洋楽等は『エンタメ』専用マガジンに移動しました。
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2024年2月の記事一覧

お雇い外国人~今の外国人労働者と一緒にすんな!~

江戸時代という長い安定期は日本文化を大きく開花させたが、科学面では少し後れを取った。科学の発展は常に戦争と一体だったから、戦争のない江戸時代には科学に力を入れる理由が無かったからだ。しかし、アヘン戦争等、中国の情勢には常に目を光らせており、欧米列強の脅威を多くの武士は感じとっていた。それが明治維新につながるのだが、明治政府は、遅れを取り戻すべく『お雇い外国人』を雇った。 その数は諸説あり、国内の資料で確認できる範囲では3000人。 海外の資料によると8000人という説もある。

鹿島神宮の謎~高天原はここにあった~

日本の歴史学会は資料偏重主義がまかり通っていて、文字として記載がないものは史実と認めない。しかも主に古事記・日本書紀に限定しており、その他の古文書は信用できないとレッテルを貼っている。 一方で、なぜか中国の古文書は尊重するらしく、易姓革命が繰り返され、新しい王朝を正当化するために書かれた歴史書をありがたがる。これも中国は正しいと信じたい左翼的流れをくむ風潮である事はあまり知られていない。だから戦前は、魏志倭人伝は、それほど尊重されておらず、魏志倭人伝に書かれた卑弥呼も今ほど重