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内部監査人_010_3点セットは、どう作りますか?

(3点セットについて書いている駄文です)

監査法人さんとの会話で『教科書的には〜』という言葉が使われます。会話に出てきます。本音と建前とも言い替えられる感じです。さて、

3点セットはどこが作成するか?


内部監査人が作るものではないというのが教科書的な見解です。でも実際のところ、どうでしょうか?結局一番難しいのは、業務が部署をまたぐポイントのところ。これをそれぞれの部署に任せて作成いただくと粒度がバラバラになるのです。業務部門に任せると書き方に統一感無くなるし、結局のところ、内部監査人のヒアリングにより作成するか、、となりませんでしょうか?それが果たして良いのか悪いのか?

業務部門の方々に『業務フローに対しての自覚』(と言うとかなり上から目線ですが)を持っていただく為には、業務の方に手を動かしていただくのが良いのです。でも、ここでI『T統制が入りますよね』ってなった時に、確からしさをどうやって担保するかなんて、それは中々難しいと思います。だから内部監査人の出番が出てくるんですけど、その出番の強さによっては、あれあれ?何かほとんど私が書いてる?となってしまいます…でも、最後はプロセスオーナーに了承を得て完成としましょう。

新しいシステムが導入されて業務が楽になる事。これを純粋に喜べるように、決して『業務フローの書き直しをすることに繋がる』なんて、マイナスの事は思わない様に自戒を込めて。

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