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ハードコア恋愛指南書

先日、アイドルN氏が不倫を暴露され自ら謹慎を申し出る、という助け船の出しようもないニュースが世間を賑わせた。

「女遊びに慣れてないアイドル」というと好感度がストップ高になりそうなものだが、次から次へと差し出されるショボさのミルフィーユみたいなエピソードの数々に、「つまんねえ男」「情けない男」というイメージがついてしまったのは目も当てられない。
全く以てどうしようもないので、せいぜい、禊に全集中して頂きたい所存である。

ところで再びスレッズの話に戻るが、恋愛に関する呟きをざっと見ていた感じ、思ったのは

「みんな恋愛下手くそだな」

ということだった。

「じゃあお前はどうなんだ」と言う世論を今この瞬間にもビンビンに感じておりますので、回答させて頂きます。

「多くの恋を味わった分、振られた数も多かった」。

お前全然モテてねーじゃん、と言われそうであるが、好かれた経験が多いということは、それ以上に嫌われた経験がある、ということなのです。
これは結構、真理だと思っている。

ちなみに、失恋した時に自分に課したことがある。
「徹底的に泣き、その分、未練は残さない」。

私は、基本的に相手に「別れよう」と切り出された時点でその恋は既に未来など無く、死を迎えたというより他は無いと考えている。
だから復縁に一縷の望みをかけたりしない。
ただ静かに引き受けるのみである。
もしかしたら、それが相手に示せる最後の「愛」とも言えるかもしれない。

スレッズの皆さんの失恋状況を眺めていると、とにかく未練タラタラだし、後悔してるし、なんなら相手を恨んでいる。
恋の寿命と向き合ってないから、そうなってしまうのだろうと推測する。
そうして今度は寂しさに耐えきれなくなった挙句、安易に恋人を探して、今度はその相手に寂しさを埋めてもらおうとする。
それはもう「恋人」ではなくただの「世話役」である。

私は「ヒマだから恋人が欲しい」という人、「寂しいから恋人が欲しい」という人とは絶対に付き合わないと決めている。

そういう人らは必ず他人に期待するからである。
それで勝手に相手に期待した結果、思うように構ってもらえなければ、自分で勝手に落胆してしまう。
「愛されていない」という勘違いがそこから始まる。

自分の孤独は自分であやすしか無い。

それが出来なければ恋愛などするな。

そう思っている。

なお、私は付き合って来た男の数はかなり少ない。
一度付き合うと長いのである。
8年くらい付き合ってた人もいた。
周りの人には「いつ結婚するのか」とよく聞かれたが、単にご縁と適切なタイミングが無かったのだろうと思う。 
今となっては考える余地すらもう無い、歴史の一部だ。

さて、次回はマッチングアプリについて言及したいと思います。

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