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山崎育三郎さんのコンサート

 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、令和6年7月某日に札幌で行われた山崎育三郎さんのコンサートについて書きます。
 山崎育三郎さんと言えば、我が家ではNHKの朝ドラ「エール」での演技と歌声が高評価。もっとも妻は、その他にも、YouTubeで色々と調べて演技や歌声を楽しんでいる様子です。
 そんな育三郎さんのコンサートがあると分かり、チケットを購入して行ってきたのです…が、自分の予想と違っていた事が面白かったです。
 それと言うのも私、普通の(って言ってイイのかな?)歌手(って言ってイイのかな?)のコンサートに行ったのが初めてだったからです。
 高校の学校祭での部活発表や子供の演奏発表会ではない、プロのコンサートで考えると、行った事がある大半は札幌交響楽団の定期演奏会。その他に、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が2回とクィーンが1回あるだけです。これらはどれも、ひたすら音楽が流れているだけのコンサートでした。
 だから、当然、育三郎さんのコンサートも同じ様に考えていたのですが…大違い!
 休憩によって明確に分けられる訳ではありませんが、コンサートは前半と後半の2部に分かれていました。
 前半は、「ハンサム」と言うミュージカル。超イケメンの結婚詐欺師「ハンサム」の例愛ドラマが展開されます。もちろん、ミュージカルなので歌あり踊りあり。
 後半は、育三郎さんのトークを挟みながら持ち歌が披露されていきます。当たり前ですが、歌はメッチャ上手! そして、トークも面白い。更に、途中で入る「グッズ・アピール・コーナー」が楽しい。
 これ、踊り手さんやバンドメンバーが会場で販売しているグッズを紹介するコーナーなんですが、「グッズ(特に、御当地オリジナルグッズ)を売り切りたい」と言う気持ちが強~く伝わってくるのです。馬鹿にする気持ちではなく、素直に「頑張っていて凄いなぁ」と感心して、何と言いますか…楽しい気持ちになりました。
 因みに、札幌交響楽団はもちろん、YMOでも、クィーンでも、コンサート中に「グッズ・アピール・コーナー」はありません。この、ある種がめつい姿勢…私は好きです。
 コンサート後、妻と話したのがコンサートの構成。少し前の宝塚歌劇団の公演や、新聞広告で見る演歌歌手のコンサートと、おそらく同じ構成になっている…との結論に到りました。前半に演劇っぽい事が行われ、後半は歌を中心に見せる(宝塚歌劇団だとレビューですね)と言う構成です。きっと、割と使われている構成なんだろうな…と思いました。
 山崎育三郎さんのコンサート…なかなかイイ体験が出来ました。満足、満足。

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