葬儀からの学び~④死は突然やってくる。

 金曜は、月~木曜のテーマに含まれない内容を書いています。今回は、新年早々縁起でもなくて大変申し訳ありませんが、令和5年12月22日に書いた葬儀から学んだ事の続きです。
 公開当初は1月12日…と予告していたのですが、その後、予定を繰り上げる事にしたため、1週間早く公開する事となりました。予定と変わってしまい、本当に申し訳ありません(因みに、現在は元の記事の予告日付も変更してあります)。

 私たち夫婦は両親が全員健在でしたが、今回亡くなった父は、その中でも最も健康そうでした。幾つか病気を抱えていましたが、畑仕事は出来るし、自動車も普通に運転でき、自分で炊事洗濯を行っていました。他の父母は、もう少し重めの病気を抱えており、正直、いつお迎えが来てもおかしくない状況だったのです。
 それが、最も健康そうだった父にお迎えが来てしまいました。しかも、安否確認のため、毎週かけていた電話で話をした少し後に…です。その電話では、いつも通りに会話していたので、本当に突然の出来事となりました。
 これは、父自身にとっても同様だったようです。用心深い人だったので、ある程度の準備…例えば、「必要な書類をまとめておく」などは少し行われていましたが、準備万端とはいきませんでした。まぁ、準備万端だったら、それはそれで恐いですが…。
 突然の死により、私たちが対応しなければならない事は色々ありました。

1.どの様な葬式にすればよいか。
2.誰を葬式に呼ぶのか。
3.死亡連絡を行う相手は誰か。
4.契約解除を伝える相手は誰か。
5.各種書類はどこにあるのか。
6.必要な印鑑などはどこにあるのか。

 例えば、4で言えば、水道や電気、ガスなどの基本ライフライン関係の他、郵便、保険、地域の配達物、固定電話、携帯電話…など様々あります。卒業した大学の同窓会案内を断る…というのもありました。
 これら1~6について、家に残された様々な書類や物品から見つけ出し、連絡をせねばなりません。それはそれは大変な作業でした。
 だから、「死は突然やってくる。残された人が少しでも楽に作業できるよう、可能な限り準備しておこう」…そう、夫婦で話をしたのでした。

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