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6月は小樽キャンプ

 水曜は、今は解散してしまった八軒自然科学クラブの思い出話を書いています。今回は、通常の活動の紹介です。
 八軒自然科学クラブでは、夏休みと冬休みの時期には長期のキャンプを行っていましたが、それとは別に6月にもキャンプを行っていました。場所は、小樽市にある小樽自然の村というキャンプ場です。
 このキャンプの目的は、大きく3つありました。

1.家族と離れ、子供だけで宿泊する練習として。
2.自分だけの手で料理を作り、食べる練習として。
3.自然の中で自分の興味のある事を見つけ、
  有り余る時間を楽しく過ごす練習として。

…この3つ、まぁ、どれも夏休みの長期キャンプである、サマーキャンプに向けた練習としての位置づけです。我々指導員も、いきなりサマーキャンプをさせる程、無謀な輩ではなかったという事ですね。
 ちなみに、サマーキャンプの全体像については以前の記事で書いています。興味のある方は御覧ください。

 子供たちにとって、家族と離れて一泊するというのは大変な事です。確かに小学校生活においては、宿泊学習や修学旅行など家族と離れて一泊する行事があります…が、これらは家族よりも長い時間を共に過ごす、学校の友達と行くので不安は少ないです。それに対し、八軒自然科学クラブは月に1回の顔見知りと行くのです。不安は大きいでしょう。だから、上記1は練習が必要と考えました。
 また、多少は料理の手伝いをする子はいるでしょうが、夕食と朝食を両方作る子は皆無に近いはずです。それが、サマーキャンプに行けば朝晩両方の食事作りが何日も続きます。例え軽食だとしても、夕食と朝食を両方作る経験をさせておかないと、子供たちだって不安で仕方ないでしょう。だから、上記2も練習が必要と考えました。
 これら2つに比べれば、上記3は重要度がぐっと下がります。でも、サマーキャンプの前に経験をしておけば、暑い夏の体育館で床に寝転がってるだけ…という子は減るでしょう。だから、上記3も必要と言えると思います。
 ところで、この3つの中で指導員が最も力を入れていたのは…実は、おまけみたいな重要度の3でした。その辺りについては、また次回の記事で。

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