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40代膵臓がんサバイバー

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40代膵臓がんサバイバーの記事まとめです。膵臓癌4年生。サムネが「癌」だらけになります。
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2022年5月の記事一覧

40代膵臓がんサバイバーです [9]

〜前回のあらすじ〜 一般病棟へ移り、慣れないリハビリや、術後の検査にヘトヘトになりながらも、なんとか2週間経過。術後の頭のぼんやりもだいぶ抜けてきて、自分の頭の働いてなさに、ちょっとショックを受けたり、シャワー予約問題が起きたりと、何だかんだ病院生活へ溶け込んでいく。 クリスマス前には入院生活も中盤に差し掛かって来ました。 だいぶ病院生活にも慣れては来ましたが、ちょっと動くだけでも大変です。 眠る時はお腹の傷が痛むため、仰向けになれない。寝返りが打てず、いつも右か左を向い

40代膵臓がんサバイバーです [8]

〜前回のあらすじ〜 ICUから一般病棟へ。お見舞いにきてくれた家族から、12時間の大手術だったと聞き、先生方の技術、自分の体力と家族の想いに感謝する。 体は管だらけで、体を動かそうにもずっしりと重く、思うように動けない。 トイレに行くにも数分かかる。明日からはいよいよリハビリ。 一般病棟へ移った翌日からリハビリ12時間て、長いですよね?1日の単位、24時間の半分です。それだけの闘いですよ。えぇ。それなのに、それなのに、それなのに…!! 「一般病棟へ移って翌日にリハビリって

40代膵臓がんサバイバーです [7]

〜前回のあらすじ〜 手術のためいよいよ入院。入院前最後の昼食を家族と取り、病院へ。 手術に向けた説明などを受け、翌日の手術を迎える。長い手術を無事に終え、ICUで目覚めて一般病棟へ。 ICUから一般病棟へストレッチャーで一般病棟へ移動。これからしばらく自分の城となる病室へ移動してきました。個室だけあって窓の光がたくさん降り注いでいます。 看護師さん二人に出迎えていただいて、ベッドへ移動。ICUでお世話になった看護師さんからバトンタッチです。何か話しかけてもらったような気がす