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ロンドンの街を歩いているようで自分を見つめ直しているのだ

結局3週間で結果にコミットできず私のダイエット旅行は失敗に終わった。
二週目でドーナツを買い始めたくらいからこうなることは予想していたというのはここだけの話だ。

特に最後の夜に食べたインド料理は美味しかったから腹十分目まで食べてしまった。

そうなんです。写真撮るの下手なんです。


サラダに入っていたブルーチーズも良かった。
これはスティルトンですか?と店員に聞いたが、いいえ、スティルトンではありません。と返された。

そのやりとりを見ていた同僚が「なんのはなしですか」と聞いてきたから、あれ、この人noteの路地裏を知ってる?と焦ったが普通に何の話か分からなかったみたいだ。全くもって紛らわしい。


ちなみにあれだ。
プレーンも美味しかったけど、チーズのもガーリックのも美味しかった。









#ナンのはなしですか


そういえば毎日笑顔で挨拶してくれた素敵なロンドンボーイの筆男ふでおを紹介しよう。
最早友達と言っても過言ではない。








はじめマシテ ぼく筆男ダヨ


この人が映画館で前に座ったら耐えられる自信がない。

あ、もちろん「友達になって」と声を掛けずにはいられない、ということだ。誰だ、笑いそうになった失礼なやつは。


何はともあれ、この3週間ロンドンを存分に楽しんだと思う。
この間にフォロワーさんが150人増えるくらいnoteとも向き合った。66日ライランも結局落とすことなく来れた。


あれ、ほんとに何しに来たんだっけ?




帰りの飛行機。隣に座ったのはガタイのいい外国人のおじさんだった。


おじさんは飛行機に乗ったことがあまりないのか目を輝かせて外を見ている。なんだかカワイイ。


しばらくすると最初の食事が運ばれてきた。

さあ食べようと思ったらおじさんに肩を叩かれる。

ギョッとして横を見るとまっすぐこちらを見つめているおじさん。

え、おれ何かしちゃったかな、とドキドキしながら、どうしたのか尋ねると、


『thank youって日本語でなんていうの?』



なに、めっちゃこのおじさんカワイイんですけど!




「ありがとう、ですよ」


『ありがとう』


飲み物をくれた日本人CAさんにも早速

『ありがとう』

んじっ。こちらをドヤ顔で見つめてくる。



んもう!めっちゃカワイイ!!



それから飛行機を降りるまでにおじさんに、

「すみません」

「いただきます」

「ごちそうさま」

「こんにちは」

と日本語をレクチャーすることに。

おじさんはその都度上手な発音を披露してはドヤ顔を決めてきた。




おじさんと妙に仲良い雰囲気だったからか、CAさんも私の飲み物を聞いた後で、「お連れ様は?」とか聞いてくる始末。

全くお連れ様じゃなくて初めましてだけどな!と思いながら否定はしなかったし、悪い気もしなかった。


別れ際に、「日本は暑いから気をつけてね」と言うと35度という数字に目を丸くしていたなぁ。

今頃は息子くんと名古屋や広島、奈良を周る2週間の旅行を満喫しているだろうおじさん。


ああ、カワイイおじさんと写真撮ればよかったなぁ。連絡先も聞いたら良かったかなぁ。



#なんのはなしですか


それで思い出したけど、前に海外出張でハワイに行った時も隣のマダムと仲良くなったのだった。
さりげなくハワイとか言っちゃったけど、ハワイの学会を狙って出張を入れた私は確信犯だった。


しかもたまたまランクアップでビジネスに乗れたので浮かれてワインを飲み散らかしていたと思う。


そんなはしゃぐ私を横目でじっと見つめるマダム。



話を聞くと息子さんが私と同い年で、ハワイでお医者さんをしているとか。


結局道中ずっと話していて、日本に帰ってから写真だけでも撮っておけば良かったと後悔したのだった。


でもこういう旅先の出会いって、刹那的だからこその良さがあるかもしれないなぁ。
うん、きっとそうだそうだ。


こういう非日常な出会いっていつまでも心に残るなぁ。


あ、タイトルが鼻につくですって?

ロンドンの街を歩いているようで自分を見つめ直しているのだ



ロンドン市街を歩いていたら神ががり的にこのフレーズが舞い降りてきた。
書き留めたものの、私には使いこなせずとりあえずタイトルに置いてみた。


ただそれだけのことです。





参加してます。

カワイイは正義 34日目

#66日ライラン

サポートいただきありがとうございます😊嬉しくて一生懐きます ฅ•ω•ฅニャー