担当の美容師がいなくなる問題についておっさんが語る
担当の美容師さんが今の店舗を辞めるらしい。
これで何人目だろう。自分自身も転勤などで一箇所に留まっていないことが原因かもしれないが、今まで去っていった数多くの美容師さん達を思うと胸が痛い。
また新たに相性と腕のいい人を探さなければならないのか。
自分でお店を開いている人を見つければそんな心配いらないんだろうけど、ベテランよりは若い人に切ってもらいたい気持ちが強い。ベテランは確かに巧みな技があるのは知っているが、発展途上でもパッションを感じる方がいい。ただそれだけの話だ。
そもそも40代のおっさんが美容院じゃなくてもいいじゃない?と言われるかもしれない。
でも理髪店には一つトラウマがある。
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20代後半の時期に一度だけ理髪店にいったことがある。理髪店ドーテーの私を優しく迎えてくれたのは林さんというオバさんだった。
美容院にはないサービスとして髭剃りには感動した。あったかいアワアワに包まれて、一つ間違えたら首を切られる恐怖感。なんか違う世界の扉が開く音がしたかもしれない。
いや、なんのはなしですか。
そんな私に林さんは冷静に問いかける。
「お客さん、今日はどうする?」
ん?ちょっと距離感が自分が思ってるより1メートル近い気がするけど気のせいか。
「ツーブロックでサイドは刈り上げてください。前髪は少し長めでお願いします」
「わかったよ」
なんだこの違和感。やっぱり近い。初対面で目の前10センチはつらい。
林さんは早速散髪にとりかかる。
うん、腕は悪くない。
これで1500円なら全然コスパいいやん。
そう思いながら安心して置いてあった週刊誌に視線を戻す。
理髪店にある週刊誌は女性セブンとか週刊女性自身なのだな。BRUTUSとかモノ•マガジンはないと。
郷にいればゴーゴゴー!!!
ここは芸能人のゴシップを堪能しますか!
15分後
「お客さん、できたよ」
めちゃ早いな。どれどれ、鏡を見て仕上がりにまんぞ…
っておい!前髪ないやんけ!!!
コケシ?
いや、これイジリーやん!!!
前髪は長めって明確に言ったのに何でよ、林さん!!!
林さん?
あれ、もしかしてハヤシさんじゃなくて
リンさん???
違和感の正体に気付き、1500円で前髪を失った私はしばらく坊主にするか真剣に悩むことになった。
そんなこともあってそれ以来理髪店には行っていない。
担当の美容師いなくなる問題。
当面はお風呂場でセルフカットになるかもしれない。まぁ頑張って探すしかない。
他にも歯医者いなくなる問題があるけれどそれはまたどこかで話そうと思う。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
カオラさんのイベントに最後もう一件滑り込みました。
それやったんかい選手権、20日までとのことですよ😊
それでは、
皆さんの1日が笑顔と安心で満たされますように。
サポートいただきありがとうございます😊嬉しくて一生懐きます ฅ•ω•ฅニャー