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愛犬に口許を舐められる安倍晋三君の表情は、なんだか嬉しくなさそうだ。

安倍晋三君が公式twitterで、星野源さんの楽曲『うちで踊ろう』に、自身が家でくつろぐ動画をコラボ??して大顰蹙を買っているのはご存知の通り。
(写真は安倍晋三公式twitterより)

安倍首相が星野源との動画“コラボ”投稿に批判リプライが殺到「何様のつもり?」
(デイリー https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/12/0013265511.shtml
白石和彌監督 安倍首相を痛烈批判「これほど無神経な人間を他に知りません」
(東スポ https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1813470/
安倍首相、星野源とコラボ動画でソファで犬を抱く姿など公開し賛否「腹が立ちます」「ほっこりしました」
(スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20200412-OHT1T50097.html

さすが読売系の報知は両論併記的な安倍擁護を忘れないが、安倍晋三君がソファでだらだらしている動画を見て、本気で「ほっこり」する人なんかいるのだろうか?

Yahoo! JAPANのトップページに掲載され最も多くのユーザーの目に留まった記事( https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356897 )のコメント欄を見れば明らかだ。安倍親衛隊がどれだけ必死に火消しに走っても、この馬鹿で無自覚、無神経、バッドセンスで気持ちの悪い映像を肯定的に捉える人はほぼいない。

誰が撮ったのだろう?
昭恵(夫人)かなあ?
僕が見たいのはメイキング映像だよ。

昭恵「あなた、犬を抱いたほうがいんじゃない?」
晋三「こうかい?」
昭恵「もっとしっかり可愛がって頂戴」
晋三「いつもこんな感じだろ?」
昭恵「もう! 次はコーヒーいれてあげるから、くつろいだ感じね。それから、馬鹿に見えてはいけないから読書もしなくちゃ。あ~それじゃ駄目、下手糞ね!」
晋三「(そんなに上手に芝居はできないよ。僕は役者じゃなくて映画監督になりたかったんだから)」
昭恵「さっきから足を組むとき全部右足が上でおかしいわよ」
晋三「そうかなあ? じゃあ次は左足上でいくよ」
昭恵「表情に変化なさすぎ! あなたちょっとは映画観たことあるの?」
晋三「『永遠の0』しか覚えてないよ…」
昭恵「観なきゃ駄目よ。私はお友達と日々カルチャーについて語り合っていますよ」
晋三「(うるさいなあ、こんなことなら代理店に頼めばよかった。我が家は広いから、スタッフが何人集まったって3密にならないしな)」
昭恵「ぼ~っとしてないでもっと美味しそうにコーヒー飲んでよ」

【↑想像・フィクションですよ】


 星野のインスタグラムには「この曲が政治利用されて悲しい」「安倍首相が映像を利用したことをどう思いますか」という意見が圧倒的だが、一方で「国からの要請」を疑う声もあり、何らかの声明を出すべきとする意見もあった。
(東スポ https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1813587/

それで思い出したのが、選挙戦で有名アーティストの楽曲を勝手に政治利用したドナルド・トランプ。
この男ったらさあ、流行っている曲や自分が好きな曲は、なんでも自分への応援ソングとして利用して良いって思ってるようだ。

だがもちろん、マトモなアーティストがそれをよしとするわけがない。
ニール・ヤング、ローリング・ストーンズ、エアロスミス、アデル、ガンズ・アンド・ローゼズ、リアーナ、ファレル・ウィリアムズ、ブルース・スプリングスティーン、R.E.M 、クィーンなどなど、多くのアーティストやその代理人が、トランプ陣営の集会等での楽曲使用中止を求めたのだった。

トランプ大統領に対し、楽曲使用禁止を求めたミュージシャンたち
( エスクワイア https://www.esquire.com/jp/news/g26953231/
トランプ陣営の楽曲使用に大物アーティストが続々「NO!」  ストーンズにアデル、エアロスミスら使用中止要求
(J-CASTニュース https://www.j-cast.com/2016/05/06266129.html

一般ウケしそうなものは躊躇なく政治利用。
忠犬が飼い主を見習ったのかもしれないけれど、この動画を見てつくづく思ったのだが、安倍晋三君は如何せんどこはかとなくしょぼいんだよ。

買ってきたばかりのストライプの長袖ボタンダウンはしっかり袖口までとめて、コットンパンツにきっちり締めた茶色の革ベルト。きっちり上まで上げてる靴下も、誰かに買いに行かせたんだろう。茶番の匂いがぷんぷんする。
こんな姿の中年男に誰もほっこりなんかしない。せめて踊れよ。笑うから。

可愛いのは犬だけだが、愛犬に口許を舐められる安倍晋三君の表情は、なんだか嬉しくなさそうだ。

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