『Love Alarm 恋するアプリ』を一気見してみた

元気ですか?私は元気です。自粛生活にも慣れ、不安なとき感情を無にしたり、暇なときに動画を見るのが日課になりました。

4月中に観たコンテンツを記録します。本当は先月中に終わらせたかったけど気が向かなくて無理でした。

NetFlixに加入し、『Love Alarm 恋するアプリ』という韓国ドラマを一気見しました。


ある意味王道といえるシンデレラストーリーなんだけど、本作品で特徴的なのが『Love Alarm』というアプリの存在です。
このアプリをダウンロードしておくことによって、自分のことを好きな人が近くにいるとアラームが鳴ったり、自分が誰かを好きな時は逆のことが起きます。

好きな人を自分で登録するわけではないので、どこで誰に情報が盗まれているのかと考えだしたら、これはある意味とても怖い話です。
しかしすべての登場人物たちはそれに気が付いていなくて怖いです。


アプリに翻弄されながら恋愛することって、傍から見たら正直笑っちゃうくらいしょうもなくて、でも本人たちは至って真面目で

これは日本でもいえることで、好きな人からLINEの返信がなかったら病むし、
Tinderだったらお互いが右にスワイプしないと会話の機会すら与えられないし
SNSって便利で面白いものではあるけど、それに必死になりすぎるひとは滑稽で、そのありさまがやや風刺的に描かれてる作品でした。


ドタバタな恋愛の裏で、貧困、いじめ、現代の若者ならではの悩み、なども描かれていてかなりボリュームがありました。
韓国では若者に興味を持ってもらうために、選挙のテレビでの放送をアイドルのオーディション風にするなど工夫しているらしくて、
エンタメの中に学びの要素をいれる姿勢は私もどこかで生かしたいと思わされました。


あと、ヒロイン・その相手役の役者さんの顔がすごくきれいでした。
周りの人たちとレベルが違いすぎて、この物語において主役になれる人とそうでない人がハッキリ線引きされているように見えてちょっと酷でした。

ヒロインの子が強い意志を持ってて、いじめられっぱなしじゃなかったのも印象的でした。
韓国では、日本の作品『カノジョは噓を愛しすぎてる』『花より男子』が実写化されていて、
いずれも、もともとの位置を脱出して何かを獲得していくヒロインという点で共通しているので(あとたくさんイケメンが出てくる点)
韓国の方々にはそういう女の子が刺さるのかなとも予想したりしました。


でもこの『主人公とそうでない人たち』という線引きが、次のシリーズで覆されるような伏線がちょいちょいあった(けっこうわかりやすい)ので、
続きが楽しみです。


あとこれは蛇足なんですけど、韓国の学生ってなんであれだけ勉強しているのにこれだけ恋愛に時間を費やせるんだろうと気になってしまいました。あくまでドラマだから現実はまた別なんだろうけど


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