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「何か起きたらどうしよう」から「何が起きても大丈夫」へ

2014/5/7、
当時のメンターにおくったメールより
……
実は4月中頃に自損事故を起こし、
心身ともにショックが大きく、
しばらく静かにしていました。


60キロ出して下り坂を運転してたら、
車がコントロール不能になり
(パンクしました)、
ガードレールにぶつかったりしながら、
気がついたら民家につっこんでいました。

奇跡的に対向車も歩行者もなく、
つっこんだ民家も本当に1センチ手前で
車が止まったため破損もなく。

私も他の誰も外傷なく、
私の車だけが、
全てを一手に引き受けて
廃車になってくれました。


現場を見てた人に、
あと数メートル違えば
川に落ちてましたね、と言われて
初めて気付いたとき、
震えが止まらなかったです。

その他本当に不思議なくらいの、
たくさんの幸運が重なりました。

それを知ったとき
「何かに守られてる」
という感覚しか残りませんでした。


その後、
しばらく身体にショックが
残っていましたが、
今は普通の暮らしに戻っています。



2月の大雪、
4月のこの事故と続き、
さすがにこれはなにか
今までと違うことが私に起きてる、
と思わざるを得なかったです。

その間の3月にも、
手のひらに乗るくらいの頃から
育てていた猫がふといなくなり、
かなり落ち込んでいました。
(毎日一緒に寝るくらい
仲良かった猫です。
今だに帰って来ません。)


昨年までの
平穏無事な暮らしが一変して、
毎月のように、
呆然としたり激しく泣いたりと、
普段ではあまりない
感覚の中で過ごしていました。

ただ、かなり筋力は
短期的に鍛えられている
感じがしています。


怖れがあることを
認めて受け入れることで、
次に歩いていく力が
生まれてくるということ。

自分で
どうこうできるレベルじゃない
ことが起きるけど、
世界は私を生きさせる
ようにしているということ。


…ということが、
これほどまでに
思い知らされた体験が、
今までなかったからです。

率直に言うと、
こうしないと起き上がる力が
出てこなかったからです。


本当に、自分では
どうしようもできないこと
ばかりが
起きるんですね。

でも、今わたしは、
とても穏やかで
平和に日々を過ごしています。


時々いろいろなことを思い出して、
身体が固まって
息が詰まる感覚があったり、
涙が出たりしますが、
それも必要なことだと思っています。

ただその状態である自分を
奥深く充分に受け入れることで、
ちゃんと今の平和な自分に
戻れることもわかっています。

だから、
身体が時々思い出す恐れも、
そのまま安心して
受け入れることができます。



「何かしようとしなくていい」
という声だけが
自分に降り注いでいます。

事故後は特に、
何かに守られている感覚が
強くあります。

だから、
大抵のことは
大丈夫だと思えてる自分がいます。


2月から毎月何かが起こっていて、
5月も何か起こるんじゃないかな、
とふと思った時に

一瞬
「また何か起きたらどうしよう」
とよぎりましたが

すぐに
「何が起きても大丈夫だ」
という声がわいてきた。


これは、
自分的には大きな変化だと思っています。

このために、
いろんなことが
起きたんじゃないかなと
思えるくらいです。


私の仕事は
ただひとつだけで、それは、

そういう自分という存在で
世界にあり続けること

それだけだと感じています。


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