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ちくびマッサージはお産を進める?!
こんにちは。助産師のサキです。
今日はお産が進まない時、予定日過ぎたのに陣痛が来ない時などにお近くの助産師と共に実施して欲しい、ちくびマッサージに関するコラムです。
陣痛促進ケアとしては、スクワットや階段の登り上がりなどが有名ですが、おっぱいのちくびを刺激することもお産促進ケアとして効果的なこともご存知ですか?
ちくびへの刺激は脳下垂体後葉からのオキシトシン分泌を高め、子宮収縮を促すことがわかっています。 陣痛促進剤と同じホルモンであるオキシトシンがおっぱいを刺激することで分泌されるのです。
それだけではありません。 ちくびへの刺激は、分娩後の多量出血も減少させる効果があると医学的にも認められています。
また、産後の母乳のためにちくびの伸びを良くするというメリットもあります。
この乳房・乳頭刺激介入(ちくびマッサージ)とは、
3日間にわたり1日1時間程度左右のちくびを15分ごと交互に刺激する。
1日3時間程度刺激する。
電動式搾乳器を使用し左右15分ずつ交互に250Hgの陰圧をかける。などのケアとしています。
※ただし、このちくびマッサージを実施するときは、通っている産婦人科で助産師もしくは医師に実施しても問題ないか確認してからにしましょう。
ちくびマッサージは痛ければ効果が上がるわけではないため強い力でしないようにし、マッサージをする時にはベビーオイル等をつけて行うのもおすすめです。
おっぱいに溜まったカスが浮き上がって取れやすくなるため、その時は優しく取り除くようにしましょう。
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