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withE通信:英単語を効率的に覚えよう


4月に入り、いよいよ新年度のスタートですね:🌸
私たちも、皆さんが勉強に興味を持ってくれるような記事を書けるよう頑張っていくので、今年度もよろしくお願いします。
そんな2021年度1発目の記事は、英語の勉強法についてです。
先日withEの利用者から、英語の派生語についての質問がありました。
学校の宿題だったようですが、この「派生語」という言葉、皆さんは知っていますか?
小中学生の皆さんには聞き馴染みがないかもしれませんが、実は英単語を覚える上で、とても役立つものなんです👀


<派生語とは>


まずは、派生語の意味から確認していきましょう。
辞書では、「本来独立した一つの単語であったものに、接辞などが付いたり語形が変化したりして、別の一語となったもの。(goo国語辞書より )
などと説明されます。少しわかりづらいですが、「ある単語の形が変化して別の単語になったもの」とでも思ってもらえれば大丈夫です(・∀・)ニヤニヤ



<派生語と英単語学習>


では、派生語がどのように英単語学習に役立つのか:考え中:
派生語を意識して勉強することの最大のメリットは、少ない労力で効率的に語彙を増やせるということです。

以前、「マジカルバナナ的勉強法」の記事の中で、「知識を芋づる式にする」という話がありました。
記事の中では、社会科と理科を例にとっていましたが、これは英単語の暗記にも当てはまります。
例えば、“beautiful” は「美しい」という意味の形容詞ですが、この単語には、“beautify”(美しくする、〈動詞〉)、“beautifully”(美しく、〈副詞〉)などの派生語があります。また、beautiful 自身も “beauty”(美しさ、〈名詞〉)という単語の派生語です。
ここで注目してほしいのが、これらの単語は全て、“beaut-” までは共通しているということです。
英語には(日本語もですが)、接頭辞接尾辞というものがあり、これらがつくことで、派生語が作られます。-fy がつくと動詞、-ly がつくと副詞といった具合です(一部例外もあります)。
つまり、beautify、beautifully という単語自体は知らなくても、接頭辞、接尾辞が分かれば、beautiful という単語からその意味を推測することができるのです

他にも、"collect"(集める、<動詞>)
には、"collection、"collector"、"collective"、"collectable",などの派生語がありますが、これらの単語も全て、接辞(接頭辞+接尾辞)の知識があれば、その意味を推測することができます。

皆さんも、知らない単語を辞書で引いた時には、ぜひ派生語をチェックしてみてください。ただ闇雲に覚えるよりも頭の中が整理されるはずです。
また、続けるうちに派生語の感覚も身について、より正確に単語の意味を推測できるようになりますよ💪

<最後に>


中学、高校と学年が上がるにつれて、覚えなければいけない英単語の量は増え、その難易度も上がっていきます。大学入試などでは、見たことのない英単語に出会うことも珍しくありません。そんな時に、今回の派生語の知識は、皆さんを助けてくれます。
今日からの英語学習で、ぜひ意識してみてくださいね(^▽^)/

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