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女性のための35歳からの新ポジショニング戦略コーチング

Withコーチが、日本の社会問題を解決すべく、新たなコーチングプロジェクトを立ち上げました。

「女性のための35歳からの新ポジショニング戦略コーチング」

日本は女性の活躍推進をしつつも、その進み方はとてもゆっくりです。2020年に政府が達成目標を掲げた女性管理職3割目標は、10年先送りになりました。

Withコーチはこの問題にWithしながら、女性の活躍をコーチングで伴走します。それには、日本の女性が置かれている状況を深く理解することに加え、日本の組織の仕組みを鑑みることが欠かせません。Withコーチでは、鉄人コーチ陣を複数人つけて様々な専門分野からのサポートをしていくチームコーチングを実施します。そして、女性一人一人に伴走し、活躍の場を共に創り出していきます。

Withコーチなら、できます。このコーチングには男女のコーチが伴走します。

これまで多数の女性をコーチングし、やりたいことを実現するための思考を持つコーチングをしていきたビジョナリーの鉄人こと浅田美里。

大企業から中小企業、コミュニティ、学校など様々な規模と種類の組織をスピリッツで活性化してきた、スピリッツの鉄人こと泉一也。

二人のコーチがあなたのために、伴走します。

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コーチング相談:優子さん(仮名)

年齢 30代後半 
既婚 子3歳、1歳
企業の規模 従業員1000人以上
職種 総合職
役職 なし
勤務歴 10年以上

鉄人コーチのみなさん、はじめまして。私ごとにも関わらず、お話させていただける機会をありがとうございます。これから私はどのように働いていけばよいのか迷っていまして、まとまりない話ですけども、ご相談できれば幸いです。

今正直なお話をしますと、社内に居場所があるような気がしていません。子供を持ってから短時間勤務によって責任のある仕事が減りましたし、会社としても私にどう仕事を振っていいのか迷っているような気がしています。

私はもともと自分の能力を生かして仕事をして生きていきたいと思っていました。入社した頃からずっと誰よりも先に人が嫌がるような仕事もしてきました。その時は、評価もしてもらえていた方だと思います。

30になるまで仕事ばかりをしてきた人生でした。しかし、このまま自分は仕事に生きるのかと振り返ったとき、家族のいる素朴な幸せが欲しいと思い、以前よりお付き合いしてた方と結婚をしました。

結婚当時、夫も私もお互いに仕事が充実していたので、子供を持つ事は考えていませんでした。しかし、私が30も半ばになった時、夫婦で子供が欲しいと思うタイミングがありました。しばらくすると長女に恵まれ、妊娠中も仕事は休むことなく、それまで通り働いていました。とても楽しい妊娠生活を送り、無事出産し育児休暇を取りました。

子育ては大変ですがとても楽しく感じ、仕事以外にこんなに幸せなことがあるのだろうかと思いました。育児休暇が明けて職場に復帰しました予定通り復帰できたのと前々から復帰に際して社内の方々とはコミュニケーションをメールでとっていたため、スムーズに復帰はできました。

しかし、復帰してすぐに第二子を授かったことがわかりまして、その頃からなんとなく職場に居場所がなくなったような気がしています。ある人からは私の大きくなるお腹を見て、「え?また?」と声をかけてきました。その方は特に悪気はなかったのだと思うのですが、私はとても罪を背負っているような気持ちになってしまいました。私は自分勝手に子供を産んで他の方に迷惑をかけているのではないかと思い始めたのです。

入社以来、大変な事はあってもやりがいは感じている職場でしたから、退職や転職という選択肢はあまり思い浮かびませんでした。次女も無事出産し育児休暇が開け職場に戻ったらそこは第一子で復帰した時とは全く違う雰囲気がありました。仕事が回ってこなくなったのです。事務がメインになりました。何だか申し訳ない気分になってしまいました。上司からは、まだ子供が小さいから今は子供のことを最優先に考えて大丈夫だと声をかけられたのですが、それを聞いた私は少し斜めから考えてしまいました。母親は子育てに専念しろと言われてるような気がしてしまったのです。

被害妄想と言われればそうかもしれません。しかし第一子で復帰した時とみんなの様子が違ってみえ、私は人の言葉にも敏感になってしまったのかもしれません。仕事にやりがいを感じていた若い頃の自分と今の自分を比べると成長していないように思います。最近社内の人から聞かれる話題は仕事の話ではなく子供の話ばかりです。それもそのはず。私は責任のある仕事をしていません。大切な情報網の中に自分は入っていないのです。ですから私が何かシェアする情報は無いのです。

いつか前のように私も意義あるプロジェクトの中で責任を持ち働けるような日が来るのでしょうか。それにはどうしたらよいのでしょうか。とりとめもない話かもしれませんが、このような話を社内でできる場所もなく堂々巡りになっていた時に、Withコーチの女性向けコーチングのお話を聞き、筆を取らせていただきました。

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コーチング:スピリッツの鉄人

>鉄人コーチのみなさん、はじめまして。
>私ごとにも関わらず、お話させていただける機会をありがとうございます。

優子さんはじめまして、スピリッツの鉄人こと、泉一也です。イーサンとお呼びください。
こちらこそ、withコーチの企画に問い合わせをいただき、ありがとうございます。

>これから私はどのように働いていけばよいのか迷っていまして、まとまりない話ですけども、ご相談できれば幸いです。
> 今正直なお話をしますと、社内に居場所があるような気がしていません。

居場所があるとホームに感じます。すごく大事なポイントですね。
心の状態も仕事のパフォーマンスも大きくかわりますので。

>子供を持ってから短時間勤務によって責任のある仕事が減りましたし、会社としても私にどう仕事を振っていいのか迷っているような気がしています。

日本は、核家族化しているのと社会的に育児のサポート環境が整っておらず、会社はその分気を使うのです。
会社の優しさを感じるから余計に悶々としてしまうでしょう。

> 私はもともと自分の能力を生かして仕事をして生きていきたいと思っていました。
>入社した頃からずっと誰よりも先に人が嫌がるような仕事もしてきました。その時は、評価もしてもらえていた方だと思います。
>30になるまで仕事ばかりをしてきた人生でした。

プロフェッショナル意識が相当高い方ですね。

>しかし、このまま自分は仕事に生きるのかと振り返ったとき、家族のいる素朴な幸せが欲しいと思い、以前よりお付き合いしてた方と結婚をしました。
> 結婚当時、夫も私もお互いに仕事が充実していたので、子供を持つ事は考えていませんでした。
>しかし、私が30も半ばになった時、夫婦で子供が欲しいと思うタイミングがありました。しばらくすると長女に恵まれ、妊娠中も仕事は休むことなく、
>それまで通り働いていました。とても楽しい妊娠生活を送り、無事出産し育児休暇を取りました。
>子育ては大変ですがとても楽しく感じ、仕事以外にこんなに幸せなことがあるのだろうかと思いました。
>育児休暇が明けて職場に復帰しました予定通り復帰できたのと前々から復帰に際して社内の方々とはコミュニケーションをメールでとっていたため、
>スムーズに復帰はできました。

出産と子育てを通して、優子さんの人生の幅が広がったようですね。

>しかし、復帰してすぐに第二子を授かったことがわかりまして、その頃からなんとなく職場に居場所がなくなったような気がしています。
>ある人からは私の大きくなるお腹を見て、「え?また?」と声をかけてきました。
>その方は特に悪気はなかったのだと思うのですが、私はとても罪を背負っているような気持ちになってしまいました。
>私は自分勝手に子供を産んで他の方に迷惑をかけているのではないかと思い始めたのです。

周りの人たちは、優子さんの復帰に対して期待していた分、子供が授かったお祝いの気持ちよりも
がっかり感が強くなったのでしょう。

>入社以来、大変な事はあってもやりがいは感じている職場でしたから、退職や転職という選択肢はあまり思い浮かびませんでした。
>次女も無事出産し育児休暇が開け職場に戻ったらそこは第一子で復帰した時とは全く違う雰囲気がありました。
>仕事が回ってこなくなったのです。事務がメインになりました。何だか申し訳ない気分になってしまいました。
>上司からは、まだ子供が小さいから今は子供のことを最優先に考えて大丈夫だと声をかけられたのですが、
>それを聞いた私は少し斜めから考えてしまいました。母親は子育てに専念しろと言われてるような気がしてしまったのです。
> 被害妄想と言われればそうかもしれません。

なるほど。周りの気遣いと、優子さんの罪悪感から
「もうあなたには期待していないから」といったメッセージとして捉えてしまったのでしょう。


>しかし第一子で復帰した時とみんなの様子が違ってみえ、私は人の言葉にも敏感になってしまったのかもしれません。
> 仕事にやりがいを感じていた若い頃の自分と今の自分を比べると成長していないように思います。

プロフェッショナル志向の優子さんとしては「今の自分が許せない」というのはよくわかります。

> 最近社内の人から聞かれる話題は仕事の話ではなく子供の話ばかりです。
> それもそのはず。私は責任のある仕事をしていません。大切な情報網の中に自分は入っていないのです。
> ですから私が何かシェアする情報は無いのです。 いつか前のように私も意義あるプロジェクトの中で責任を持ち働けるような日が来るのでしょうか。
> それにはどうしたらよいのでしょうか。とりとめもない話かもしれませんが、このような話を社内でできる場所もなく堂々巡りになっていた時に、
> Withコーチの女性向けコーチングのお話を聞き、筆を取らせていただきました。

責任ある仕事を与えられることと、子育てをしている状況が「対極」にあるように感じておられるようですね。
この感覚は、優子さんが「会社→自分」と捉えているところから来ているように思います。

「自分=会社」と捉え方を変えてみるとどうでしょう。

何か違う風景が見えてこないでしょうか。例えば、責任ある仕事を会社が与えてくれるではなく
「自分が仕事を創る」みたいな。

今は事務の仕事をしながら、着々と仕事を創る準備をしていく。
その姿を見て、責任ある仕事が与えられるチャンスがあるように思います。
自分で引き寄せていく感じです。

新しい仕事のスタンス、プロフェッショナルとしてのあり方を
学ぶチャンスを、子供たちを授かったことで得られているのかもしれませんね。

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スピリッツの鉄人への返信:優子さん(仮名)

イーサン返信ありがとうございます。私は昔イーサン・ホークスというハリウッド俳優が好きでした。懐かしさと共に温かいメッセージを頂戴しました。

アドバイスいただいたことはおっしゃる通りです。自分が事務作業を任されてどこか不満を感じながらいるなら、自分で仕事を創ればいいとそう思います。ただ、私は少しわがままかもしれませんが、本当はプロジェクトのメインメンバーの中に入っていたいのです。だけども、本当に仕事を全うできるのかと考えた時に、不安になりました。

子供が病気になるかもしれないし、残業も受け入れなければならないし、自分のライフスタイルからすると、メインメンバーに入っていられないのもわかるんです。

みんなが会議室に行った時、私は一人机で事務作業してました。その時に考えてしまいました。今、私がいなくなっても、誰も困らないんだと思うんです。私は休職こそ合計2年程度の育児休暇でしたが、私のキャリアは、実は最初の育児休暇から進んでないんだとわかってしまいました。

夫との給料の差が出産後からだいぶ開いたのを見て、女性の現実を目の当たりにし、こんなはずではなかったと思うこともあります。

共働き夫婦というのは、共子育てはできないんだとわかりました。私は朝は保育園に子供を送るために遅く出社し、午後は迎えに行くために早く上がります。もし、夫が会社を早めに出て保育園のお迎えにいけるなら、私は残業は対応できると思うのです。

ただ、これには反対が多くあります。まず、夫がチームに早退理由がお迎えのためという説明がしづらいというのです。そういうことをしている男性社員が周りにいないからと。例えば、どうしても私の具合が悪くて迎えに行けないという事情であれば説明できるけども、定常的にそれを続けることは難しいと言われました。

職場の女性にも相談したんですが、一応表面的に共感をしてくれてはいるようですが、母親になった限りは、残業をしてまで仕事をするのはどうかと思うと言われました。仕事はいつでもできるんだからと。そこまで仕事をしたかったのなら、それを踏まえて子供を持たない選択肢もあったんではないかと言われました。

仕事はいつでもできるとは、それは本当でしょうか?いつでもできるんだったら、日本の女性はすでにもっと働いていると思うのです。私にはどうしても嘘くさく聞こえてしまいました。

こんなネガティブな自分をみて、また凹んだりしています。こんな話にも関わらず、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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スピリッツの鉄人への返信を読んでのコーチング:ビジョナリーの鉄人

優子さん、はじめまして!

ビジョナリー思考コンサルタントの浅田です。

いーさんとバトンタッチして、
今日はわたしがお返事させていただきますね!

「女性活躍」が叫ばれている中で
実際には女性が活躍できる体制が
整っている組織はとても少ないというのは、
非常に多く耳にするご相談です。

仕事と家庭・育児の両立の負担が
女性にばかり大きく降りかかっている現状の中で、
苦しい思いを抱えている女性は本当に多く、
企業や組織全体での改革が必要なのは
間違いないですね。

ただ、
わたしは「思考」の専門家なので、
今回は組織改革等の方向性ではなく、
「思考」の面から
優子さんのお悩みにアプローチしていきたいと思います。

「思考」の面から課題を取り扱う際には、
まず、
自分でコントロールできることと、
出来ないことを分けて考える必要があります。

今、優子さんがコントロールできることは、
優子さん自身の思考であり、行動です。

シンプルに、
今、優子さんが一番強く望んでいることは何でしょうか??

・プロジェクトのメインメンバーに加わってバリバリ活躍したい?

・仕事内容そのもの以上に、給料に反映して欲しい?

・夫にもっと同じくらい育児、家事を分担して欲しい?


もしくは、

・もっと会社の上司や同僚に認められて必要とされている実感が欲しい?

・夫にもっと労いや感謝の気持ちをあらわして欲しい?


わたしが、自分自身の個人の経験からも
これまでの数多くのクライアントさまからの
ご相談経験からも
強く感じることは、

女性は特に、
業務内容そのもの以上に

「認められている実感」
「必要とされている喜び」
「共感される安心感」

を求めている方が多い
ということです。


今回の優子さんのご相談の文章からも
そんな想いを感じられたのですが、
いかがでしょうか??

そして、
もっと言えば、
この
「認められている実感」
「必要とされている喜び」
「共感される安心感」

女性が求めることを、

「甘えだ」
「感情的だ」
「非生産的だ」
と、
良しとしない空気感が、
組織や社会に強くあるように感じています。

そのことが、
ダブルで女性を苦しめているんじゃないのかな?と。

つまり、
「もっとわたしの存在価値を認めて欲しい」
「もっと必要とされている実感が欲しい」
「もっと共感してくれる人が欲しい」
と、
強く感じながら、

同時に、
「こんなことを思うのは甘えだ」
「こんなことを考えているからわたしはダメなんだ」
「もっと一人で頑張らなくちゃ!」
と、
自分で自分を追い込んで、
余計に苦しくなってしまっている女性が多いように感じるのです。


もちろん、
職場や家庭で、
ただ単に、
「もっとわたしを認めてよ!!」
「もっと必要としてよ!!」
「もっとわたしを分かってよ!!」
と、
声高に叫んでも
何も解決はしません。


けれど、
まずは、
この本音を
自分自身がしっかりと認めて、
自分自身がちゃんと受け入れてあげることは、
ものすごく
大切なことです!!

優子さんが思っている以上に、
ものすごく!!


なぜなら、
思考のシンプルな法則が働くから。

それは、
「思考は現実化する」
ということです。

優子さんは、
思っていませんか??


「母業も仕事も両方を自分の望むバランスでこなして、
認められたいと願うなんて、
わがままなんじゃないか??」
と。

「育児か仕事、どちらかを犠牲にしなければ仕方がない」
と。

「子どもを持ったのはわたしの責任なんだから、
わたしが抱えて解決するべきなんだ。
甘えてはいけない」
と。

あなたが、
その信念を強く握りしめている限り、
その通りの現実が目の前に展開し続けます。

まずは、
自分自身が
自分の本音をしっかりと聞いて、
「わかるよ〜」
「わがままでもいいんだよ〜」
「欲張りに望んでいいんだよ〜」
って受け入れてあげてください。

それができて初めて、
本当に
心の底から望む
優子さん自身のビジョンが見えてくるはずです。


責任感も、仕事への情熱も高い優子さんですから、
いくらでも
優子さんの望みを叶えてゆける道は開かれていきますよ!

優子さんが、
優子さん自身の才能と可能性を
もっともっと認めてください!

応援しています!!

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「女性のための35歳からの新ポジショニング戦略コーチング」の読者の方にも優子さん(仮名)同じような経験をされた方がいらっしゃるのではないでしょうか?コメントやメッセージ、お問い合わせもお待ちしております。

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