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WITH ALSとオリィ研究所が提携、「OriHime eye」販売代理事業をスタート!視線入力や音声合成技術で自分らしい生き方をサポート

こんにちは、WITH ALSの武藤です。

2021年の新たな挑戦として、視線入力や音声合成を活用した意思伝達装置「OriHime eye+Switch」の販売代理事業を開始しました。

これまで、さまざまなプロジェクトでコラボしてきたオリィ研究所との提携事業です。

OriHime eye+Switchは、ALSをはじめとする難病や障がいのある人が、身体機能に制限があっても、自らの意思を言葉で表現し、自分らしく生きていくことをサポートするプロダクトです。

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これを書いている僕自身も、OriHime eye+Switchのユーザーの一人です。2014年にALSと診断され、症状の進行に伴って、2019年に気管切開手術を行いました。肉声は失いましたが、OriHime eye+Switchの視線入力やAIによる音声合成技術等を活用して、現在も自分らしい表現やコミュニケーションを行うことができています。

WITH ALSは、OriHime eye+Switchの販売代理事業を通して、一人ひとりが自分に合ったコミュニケーション方法を見つけ、選択し、使いこなしていく過程をサポートしていきたいと思います。

WITH ALSのウェブサイトを中心に、OriHime eye+Switchの機能や魅力、ユーザーの活用事例など、継続的にコンテンツを発信していきますので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

このnoteでは、これまでの僕たちの取り組みと、OriHime eyeの機能や魅力を簡単に紹介させてください。

病気が進行しても、「自分の声」で語ることを諦めない - ALS SAVE VOICE

自分の声でコミュニケーションを取ることは、ALS当事者や家族にとって切実な願いです。

これまで、何人もの当事者やご家族から「本人の声で話せないだろうか」「もう夫の声を忘れてしまった」といった声が寄せられていました。また、これまでにも自分の声に似た音声合成を作る技術自体はいくつかありましたが、どれも簡単にできるものではなく、費用面やツール面などで多くのハードルがありました。

そこで立ち上げたのが、「ALS SAVE VOICE」プロジェクトです。

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「コエステーション™」の音声合成と「OriHime eye」の視線入力、2つのテクノロジーを融合させることで、自らの声を残しコミュニケーションに活用できる仕組みを開発を目指しました。クラウドファンディングで348人の皆さまから3,427,610円の支援を頂くことで、サービス化を実現しました。

「ALS SAVE VOICE」で開発したサービスにより、僕も自分の肉声を音声合成し、OriHime eye+Switchの視線入力を通して自分らしいコミュニケーションを続けることができています。

視線入力や音声合成など多彩な機能。OriHime eyeで自分らしいコミュニケーションを

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OriHime eye+Switchは、文字入力や音声合成でのスピーチや、メールの送受信ができる意思伝達装置です。

ALSをはじめ、身体機能の障がいにより、肉声での会話や筆記・タイピングが困難な難病当事者のコミュニケーション手段は、透明文字盤や口文字といった、介助者の読み取り支援を必要とするものがこれまでのスタンダードでした。

OriHime eye+Switchは、スイッチや視線入力機能により、介助者の不在時など、コミュニケーション支援が難しい状況でも、自らの意思で思いを表現し、他者とコミュニケーションを取ることができます。

以下の写真は、僕がミーティングやイベント登壇、作品制作といったWITH ALSの活動でOriHime eye+Switchを活用している様子です。

1. WITH ALSアパレルの写真撮影ディレクション

視線入力㈭


2. Zoomと連携してのオンラインイベント登壇

視線入力㈬


3.視線入力でイラストレーターを操作してアパレルなどをデザイン

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OriHime eye+Switch価格は45万円。OriHime eye+Switch用PC(ノートパソコン)とスイッチコネクタが基本構成となります(視線検出用入力装置等は別売り)。

レンタル利用ではなく、購入のみとなりますが、現地または遠隔で、本人や介助者へのサポートつきのトライアル利用も可能です。

OriHime eye+Switch トライアルについて

別途、医療機関への相談や自治体への申請が必要となりますが、「補助具費支給制度」による1割負担での購入利用も可能です。

OriHime eye+Switch トップページ後半部 補助具申請の流れ

OriHime eye+Switchの利用・購入を検討されている方は、以下のフォームからオリィ研究所にお問い合わせください。

※問い合わせの際は、「お問い合わせの詳細」欄に、「WITH ALSからの紹介」とお忘れなくご記入をお願いいたします。


今後、WITH ALSのOriHime eye販売代理事業では、WITH ALSウェブサイトでの連載コンテンツを中心に、OriHime eyeの購入・利用方法や機能、さまざまなユーザーの活用シーンをご紹介していきます。

こちらの記事もあわせてご覧ください。


同販売代理事業に関してのWITH ALSへのご質問・お問い合わせは、info@withals.net までメールをお願いします。

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一般社団法人WITH ALSは、難病ALSの啓発活動を通じて、治療方法や支援制度を向上させることを目的としています。ここでは、私たちの活動やWITH ALS代表で自身もALS患者である武藤将胤の考えや想いを、不定期で発信していきます。