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【FaB】マグロとヒラメ【Uzuri】
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マグロは回遊性の大型肉食魚だ。
その身を開けば、長距離を高速で動く真っ赤な筋肉が詰まっている。
平均の遊泳速度は3.6-10.8 km/hと計算されている。
また、瞬間的な最大速度は80 km/hに達すると推定されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470399364-GF6qt8Urjs.png)
一方ヒラメは、狭い範囲で生活している。
普段は岩陰などにじっと隠れており、活発ではない。
だが捕食タイミングや敵に見つかった時は、「時速80km/hなんてのはあくびが出るようなスピードだぜ」ってほどの高速移動する。
その身を開けば、綺麗な真っ白な筋肉が詰まっている。
これは筋肉中のヘモグロビン量が少なく、筋組織の純度の高い筋肉だからだ。
酸素の伝達=持久力を代償に、素早い動きを可能にしている。
今回はUzuriの身の話。
・少なくとも白身ではないね
まずこれを見てほしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1719470862880-tGv1LwBFRE.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1719470878738-RA7h2OkCht.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1719470895917-dntlV7H34i.png)
これはUzuriの(自分が考えうる)理想的なワンセットだ。
手札4枚から考えうる最高の表現価値を考えた。
基本的に、ガードに使えるカードは防御値3で考えているが、
ご覧の通り、12点の壁を依然として突破できていなかった。
※一応、Sink Bellowのような0コスト4点防御ができるカードを使えば、もっと伸びるとは思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1719471645659-Jzum4Echw1.png)
では、あまり詳しくないが、Zenの理想的なムーブを見てみよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719471257995-S8CkxTcC9Z.png)
18点。Break Point指標の13点を5点も超えている。
いやいや待て待ておかしい。
手札4枚から(墓地も利用したが)18点が出る?
装備品も起動せずに?
え?ヒット数7?Tiger Strip Shukoでもっと伸びる?
このように瞬間火力では、Zenに逆立ちしても勝てない。
Zenだけではない。
Kayoは自前で作ったMightトークンを絡めて、
7点Go again + 適宜6点などが可能だし、
Azaleaは同じくらいの12点にDominateが付く。
ヒーローの刺身があるとしたら、
白身は間違いなくこいつらだ。
・じゃあ赤身なのか?
それも怪しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1719471779957-HVfmyK6yF3.png)
青が主力のMysticタレントに赤身というのはいかがなものか?
いや、間違いなく彼女こそが今環境トップクラスの極上赤身だ。
ヒーロー能力を使えば、追放した相手のカードを使いたい放題。
NuuはChiをピッチするだけでいいので、相手の追放したカード分だけ、自分のデッキが増えていると思っていい。
![](https://assets.st-note.com/img/1719532521615-b9n0j9mxxW.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1719532542314-PpHfv2EECH.png)
また、Mystic Assassinのカードは相手の手札やデッキを追放するカードが複数存在する。
ライフと同時に相手のデッキを攻めるのは、Nuuが最も得意とするムーブだ。
当然Nuuさんの持久戦に付き合った者たちは、文字通り骨抜きになってしまうだろう。
なんというタフガイ…いや、タフレディだ。
UzuriもStealthやContractを使えるが、ヒーロー能力で相手のデッキ枚数を直接狙える能力はない。
持久戦を狙えばじり貧になることは間違いないだろう。
・じゃあどうすんの
両立させればいいんじゃないかな?
![](https://assets.st-note.com/img/1719472218780-qcqkOnfHaA.png)
格闘マンガ「史上最強の弟子ケンイチ」では、
マグロの赤身とヒラメの白身のいいとこどりをした
ピンク色の筋肉「中間筋肉」というものが紹介されている。
主人公ケンイチの6人の師匠の1人・岬越寺秋雨は、20年の修行によりこれを会得し、恐るべき瞬発力と尽きぬ持久力を獲得した。
(そしてケンイチを1年でこの筋肉に改造した)
もちろん、よほどの鍛錬を積まなければその道のエキスパートには到底及ばない。
だがもしそのエキスパートに相対した際。
もし中間筋肉を持っていた際。
相手の得意分野で戦わないことを選択できる。
・肉質
では上記の理論を踏まえて、肉を付けていこう。
今回は、どちらにしか使えないカードは、相手のヒーローを見て差し替える戦法で行く。
過去にも触れたが、両立できるカードをコアとして、相手に合わせてサイドボードのカードをメインに外付けするスタイルだ。
今回はコアのピンクに、赤・白を付けていく。
どんぶり勘定だが、以下のような構成になるだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719533812024-l4vPHjIA1j.png)
・ピンク
短距離戦と持久戦を両立させるには、どちらの戦術にも使えるカードを選ぶといいだろう。
当然、ここで選ぶカードは防御値3が最低ラインだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719532961147-0a71l7P9Rv.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1719532979771-pvZTdzdiTP.png)
0コスト4点、2コスト6点と標準ダメージ量があり、
当たれば相手の手数を減らせるカードはまさにこれにフィットする。
![](https://assets.st-note.com/img/1719533004615-LG3jJWqRiJ.png)
防御的に使えば4点ガード、攻撃的に使えば手札の調整に使える。
攻めにも守りにも使えるカードはピンクだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719533023606-tT1Cbd3G0M.png)
今回の最推し。
バフReactionを使えば突破力とデッキ追放が狙えるし、Stealthなので入れ替え戦術も狙える。
黄色以上なら入れ替えとRazer's Edgeで相手の6点ガードを抜ける。
・赤
赤……つまり持久戦を選ぶのは以下の対戦相手だ。
・白身ヒーロー
・主力が武器でないヒーロー
・防御用カード(Defense ReactionやBlock)が少なそうなヒーロー
・防具が柔らかそうなヒーロー
・Kano
![](https://assets.st-note.com/img/1719793664570-mY9kBSUvcq.png)
白身タイプは複数枚のカードをプレイして瞬間火力を出すため、その分デッキ消費も多い。
また、要所でノーガードを選ぶこともある。
0コストContractはライフとデッキを両方攻めれるので、種類を問わず枠を取っておきたい。
ピンク枠に2枚、赤身枠に5枚弱だろうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1719794143057-KDXAkiKHEX.png)
Codexは猛攻からの返しで必ず必要になる。
アーセナルに置いて、相手の猛攻を手札全部でガード。
返しにCodexからLeave No Witnessをプレイすれば、確実に手札やデッキ枚数を奪える。
![](https://assets.st-note.com/img/1719794540835-QAYByl3dEZ.png)
守ったら勝てる算段なので、防御用のカードを入れたい。
この枠は青UnmovableやOasisでも良いかと思う。
・白
白身……急戦を選ぶ相手は以下の通り。
・自分より質の良い赤身
・Assassin全般
・白身だけど、攻めるときの手札の要求枚数が多い
・Dash, Inventor Extraordinaire
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Illusionistのwardを突破できるだけでなく、サイドから入れられたOasisをブチ抜ける可能性がある。
Razer's Edgeだけで7点になるので、赤だけ採用。
![](https://assets.st-note.com/img/1719795010181-MJfekc6Kl1.png)
追加のバフ。
赤身は連続攻撃が得意でない傾向にある。
使い切らずにアーセナルに置いて、防御と攻撃のラリーを繰り返す。
Inertiaトークンはそのラリーを阻害できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719795305134-QjJb73k5Y8.png)
相手の攻撃を少ない枚数で凌ぐのが、赤身の戦術になる。
Shredは、Sink BellowやTest of Strengthsのような0コスト4点防御を、ノーコストで無効にできる素晴らしいカードだ。
黄色も含め、合わせて4枚以上取りたい。
・桜花色の波紋疾走
作例がこちらだ。
環境を伝われッ!桜色の波紋ッ!
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