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私、消えると思って実家に帰った。後編

実際実家に帰ったわけですが、気が休まったかと言われると、その感覚はあまりありませんでした。
実家という安全な巣にいたため安心感はありました、勿論。
休むぞ、と思ってもあれをやらなければと気になってしまったり、色々な葛藤があったり、家族との間に抱えている靄や自分の気持ちをなかなか解消できずにいます。しかし、少しずつで良いから解消していこうと、思います。

私の現在の課題は、2つです。

1.「かくあるべき」に囚われないこと。
あれもこれも、全てのことに対して今すぐに完了させなければ、常に完璧な状態でいなければ、全力で素晴らしい結果を出さなければ、そう考えてしまう状態から抜け出すこと。
巷ではきっと「意識高い系」とかいう良いことのような皮肉っぽい言葉にまとまるのかと思いますが、たとえば休日、朝起きて洗濯をしてご飯を作り、部屋を掃除して散歩に行ったとしても「それしかしていない日」になるのです。
家事全般が「やらなければいけないこと」であり「やっていて当たり前のこと」として、全て同じレベルで重要ミッションと認識していたので、基本的に毎日マイナススタートなのです。
一日かけて家事をしたところでその日の生活がやっとゼロに到達するので、結局寝るときには「あぁ、何もしなかった・・・」と思うのです。
部屋が汚くたって生活はできるし、洗濯物を畳まずバイトに行ったって誰も困らないし、毎日カップラーメンを食べて生活していても死なないし。
私の現在のミッションは、大学の授業を受けて卒論の執筆を進めること、この2つを全力で頑張ること。
心に余裕を持つために、今やらなければならないことを確実に毎日こなしていくことが重要で、今もなお、あれができていないこれができていないと気になってしまう瞬間はありますが、まずは不安要素を減らすために着実に動くことを優先しようと思います。

2.アウトプットしていくこと。
もっとアウトプットしていこうと思います。
自分が何に悩んでいるのか、何が苦しいのか、何について怒っているのか、これは嫌だとか、こうしてほしいとか、もっともっと口から出していこうと思いました。
前編にも書いていた、「判断できなくなってしまった」の理由が、ここ数週間で分かりました。
チキンレースを繰り返し続けて崖から落っこちたんです。
何回でもトライできるチキンレースがあったら、みんなどんどんギリギリを攻めることができるようになるでしょう。
それと同じで、「以前なんだかんだで大丈夫だったから」とか、「今回もきっとなんとかできる」と思い込むんです。
そしたら落っこちた。
実際ギリギリを攻めて自分の成長に結びついていたこともあります。
しかし、結局そんな大差ないんですよ、私は頑固な性格だから、人にこうすべきだと言われても嫌だったらしないし、寧ろ色々な意見を聞いて「そういうこともあるのね」くらいの方が良かったなとも思う。

実家から東京に戻ってからの約3週間、自分でどうしたら良いかわからないことやアー、しんどい、と思ったことを、とにかくアウトプットするよう意識しました。
それは友人や家族に話すことだったり日記だったり、SNSだったりネットの世界だったり、とにかく頭の中で堂々巡りを繰り返すのをやめました。
別に私はスゴイ人間じゃないし、芸能人でもないから「戸澤さんはこういう人なハズ!」なんてないしね。
私が何某かのキャラを演じることに需要はないのですよ、ただ自分の首が締まっていくだけで。(自戒)

いや、お恥ずかしい話、何やら色々書いてきたけど「いらんこと考えすぎ」の一言で済むんですよ。
でもアタイみたいにそれが死活問題になる人もいるのッ・・・!
わけわからんでしょう・・・!
わかる・・・!
でもそういうことなの・・・!

なんだかんだウエーンな時期に書いた前編と比較的お気楽な時期の今書いてる後編でテンションが違いますが、こんな経過です。
このまま程よい気の抜き具合で、程よく気にしないライフを歩めるように、気をつけつつ生活していきたいなって、思います。


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