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発行:2021_03_02
第3,715号_「クラフト漬物工場」が飲食店を後方支援! 〜みんな漬物大好きだよね〜
「漬物、漬けていますか?」
業界紙の「食品新聞」によると、「漬物は不況に強い」そうです。実際、漬物の生産量は昨年1月から11月で前年同期比4.9%増だそうです。(2021.2.6記事)業務用外食や観光土産向け、対面販売は多大なダメージを受けたが、市販品やネット通販は巣ごもり消費で堅調に推移し、市場全体ではプラスだったようです。
在宅率の高さからNHKでは番組で自家漬けが紹介されたり、無印良品の「発酵ぬかどこ」がヒットしたり。私も漬物は大好きです。実家から野菜をたくさんいただくのでよく浅漬けにして食べます。自分で漬けるとより旨いんだよね! でも、飽きるけどね。だから、市販品もよく買ってきます。
コロナ禍でも好調な漬物。だったら、今苦境の飲食店業界を漬物を使って支援はできないか、発想を飛躍させながら考えてみました。私の発想の起点は、「クラフトビール」です。
▼タイトル▼
「クラフト漬物工場」が飲食店を後方支援! 〜みんな漬物大好きだよね〜
「クラフトビール」ならぬ「クラフト漬物」というブランドを創ります。
えっ、そもそも「クラフト」って、いったい何?
さらに「地ビール」と「クラフトビール」の違いは何? という疑問もあると思いますが、実際は同じでともに「小さい規模の醸造所で作ったビール」という意味だそうです。
そこで「クラフト漬物」というネーミングについてですが、勘のいい人はもうお分かりですね。そう、もともと漬物は全国各地で昔から特産品としてあり、今更「クラフト」なんてネーミングしなくても元来「クラフト漬物」なのです。
しかし、私は大真面目に、古いようで新しい「クラフト漬物」とネーミングにすることで、当たり前に食卓に並ぶ漬物に再注目することでビジネスを展開しやすくしようと考えました。
「クラフト漬物」とネーミングしたビジネス戦略は、以下の通りです。
(1)地域に「クラフト漬物工場」を造ります
(2)この工場では、プレーンな味付けの漬物を作ります
(3)作った漬物を地域の飲食店に支給します。飲食店には、和食から洋食、中華、イタリアン、フレンチ、定食屋さんまで。
(4)それぞれの店舗は支給されたプレーンな漬物を独自で味付けをしてお客に提供します。そう、最終的な味付けやアレンジはお店に任せます。
これによりバリエーション豊かな漬物が出来上がり、地域としても漬物で盛り上がり、観光資源にもなります。そう、福岡の明太子のように。
そして、各店舗で作り上げられた漬物は、お店で提供するだけでなく「クラフト漬物工場」が代行してネット通販事業を展開してくれます。食品のパッケージからはじまり、ネット販促から受注、発送、料金回収まで「クラフト漬物工場」が代行してくれて、店舗の負担はありません。もちろん、売上に応じた利益は各店舗に還元されます。
このビジネスモデルなら地域の飲食店は店舗運営に集中でき、なおかつ通販事業も兼業できます。
「クラフト漬物工場」の漬物は、地元産の野菜と調味料を使います。年中同じ漬物を作り続けるのではなく、季節ごとに採れた野菜を使った漬物にすることで飽きがこなく、コスト負担も軽減されます。消費者側も季節感が味わえます。
漬物は健康食で好む年齢層も幅広く、くせになりやすい食品で飲食業界を支援する商品としては最適です。
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漬物以外で飲食店業界を後方支援する商品はないだろうか? 漬物のように業界で広く使われている物がいいのか、まったく新しい商品やサービスを導入して支援するのがいいのか? 何より店舗への集客に貢献できるとベストですね。
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
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