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憑依と霊的汚染:低級霊の常套手段と悪霊軍団

前テーマの続きです。
なりすまし(騙り)とそそのかす霊的存在について。

まず前説から。

三次元を視点(観念)の中心に生きている私たちにとって、それ以外の次元の世界及びそこに属する存在は、通常時においては視界(視野)には入っていません。

よしんば四次元の眼が発達している人で、視界に捉えて視ることが出来ていたとしても、その存在を認識していない人は、「目の錯覚」や「気のせい」で済ませていたり、現実に存在する存在として、脳で処理してしまっていたりします。

実のところ、誰もが自分が属している、四次元と五次元の存在(霊やエレメンタル)の、姿形や声を捉えること(霊視や霊聴)を、しようと思えば出来るのですが、この三次元(現実)に注意と意識の中心部を置いていないと、物質次元たる三次元の世で生きる上での妨げになることが多いわけで、それは望ましいことではないので…

従って、
「宇宙の法則(神聖なる計画)」の中において、3つの身体が健全かつ健康な状態であるものは、三次元に常に意識が向くようになっているのです。

このあたり上手く説明するのが難しいのですけど…

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3つの身体の栄養素であるエーテルバイタリティー(氣=生体エネルギーのようなもの)が十分に摂取され、身体に有害な老廃物のごとくなエレメンタルが、適切に定期的に処理され、健康を損なう外部の刺激…ウィルスや病原菌のような、邪気やネガティブな存在の攻撃から守られていて、3つの身体(肉体・幽体・霊体)の調和が、バランスよく取れていれば…

人の身体は異常も問題もなく機能しているので、3つの身体が個別に体験・体感していることを、相互に伝達しあって共有しつつ、正常に処理するので、(感情と思考と理性と行動のバランスが取れているので)視野が狭まることなく、現実感をもって、目の前の出来事に対処することが出来るのです。

とはいうものの、その人の人間性、
(人格=霊性=霊的成長度=レベル)にも左右されます。

ある程度の霊的成長を遂げている人は、(四次元と五次元の身体、なおかつ
肝心要の六次元の身体が発達している人のこと)三次元に存在するものと別次元、四次元と五次元、人によっては六次元)に存在するものを明確に区別することが出来ます。

でも、未だ六次元の身体が未発達で、四次元と五次元の身体も未成熟な人の場合、別次元のものを明確に区別できなかったり、(その人の霊的レベルに応じてですが)幻聴や幻覚や妄想として、あるいは現実と混同したものとして、
別次元からの声や形骸を捉えることになります。

ようするに、
霊的成長度がある一定レベルに達していない人は、自分と同じ次元の階層に属しているモノや存在であっても、その形骸や存在を正しく認識して、個別のモノとして捉えることが出来ないっていうこと。(三次元のものとごちゃまぜになる)

相手の姿や存在を正しく識別できないということは、
色々と混乱と弊害が起きるモトです。

例えば、オレオレ詐欺。電話の向こうの声の主が別人であっても、電話(通信機器)というフィルターを通してしまうと、よほど特徴的な声でない限り、何しろ相手を認識しようにも姿が見えないもんだから、簡単に「騙されて」しまう人がいたりします。

まして、霊的存在なんて、「声」なんて聴いたことないし、馴染みの誰かに紹介してもらって、顔合わせなんてしたことないし…(当たり前だ)

例えば、先祖や身内の霊を見分けるのに、生前に会ったことがあるとか、写真を見たことがあるとか、両親や親族の誰かにクリソツだとか、なんかその人がその人である根拠とか、証拠でもあれば別ですけれども。

その「視る」ことが出来なければ、手立てなく。

(ちなみに四次元と五次元の存在たる霊が、物質的次元で知覚してもらえる状態に、自分の姿を形骸化するのって大変なんですよ。育ちざかりの子供10人分の生体エネルギーが必要で)

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さてここから本題。

なりすまし…騙りって何よ?っていう話ですね。
ズバリ霊的な存在が、自分を偽ることです。

その昔ネットでもありましたよね。ネカマとかネナベ?とか…SNS上でも、
50歳のオバチャンなのに10代と偽って、写真もあかの他人や娘や息子の写真使って、嘘ついて文通(死語)する人とか…たまにいます。

「わたしゃ、神様だよ」みたいなのもいれば、
「仏で~す(ほっとけ)」
「我々は宇宙人だ!」
「ご先祖さまじゃぞ~♪」
「私、名乗るほどのものではありませんが、
 実は有名人の〇〇なんです」とかあれやこれや。

神様に毎日手を合わせてるような人のところに、
「私は神様ですよ~」なんて言って、「あら、神様から啓示がきたわー」
みたいに信じさせてしまう…そんな感じ。

もしくは、たまたま自分の存在をキャッチしてくれて、どうも声を聴けてるっぽいぞ、と思った相手に、その人が「もしかしてあなたって〇〇様?」とイメージしたり、問いかけてきたときに、それに乗って、
「そうそう、それそれ 私〇〇です」と当人のフリをするのもいます。

こういうことするのは、一般的に低級霊って言われてる波動の低い存在。
生前に性格悪かった人、からかい癖のある人とか、あとは、仕える場所、主を失ったハグレ狐とかイズナ等、不良化してしまった元神様のお使いといった、動物霊と呼ばれてる、ちょっとレベルの高いエレメンタル。(でも本物の動物の霊とは違うもの。動物の霊を核にして作られた存在ということで)

式神みたいな植物のエレメンタルから作られたものは、
そういうことほとんどしないのですがね。

そして、このちょっとレベルの高い(意識高い系ではない)エレメンタルが、曲者なんです。結構、知恵持っているし、力もあるし。
人の心の中とか読めるから(同じ四次元の存在だから)、その人が信仰している対象のヴィジュアル読んで、(何故って、その人のエネルギーフィールドの中に、その人がイメージしたもののエレメンタルがデータとしてあるんだもの<すべての思考・創造の産物)自分の姿かたちをそのヴィジュアルにして、
相手に「視せる」芸当が出来ちゃったりするのもいる。

普通は脳内妄想なイメージ、自分の内的な声として…ですが。

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さて、前説で三つの身体が健康な場合、三次元に注意と意識が向くようになってて、別次元に焦点がズレることはないように設定されてる。という話をしました。

でも、健康を損なってしまうと…別次元の扉が開いてしまうことがあります。健康を損なっているとき、というのがミソです。

ええっと、まず過去記事でも幾度か説明した、

・離魂病という状態のとき
 (肉体と幽体と霊体がズレている
 あるいは幽体か霊体が抜けっぱなし状態)
・チャクラ(エーテルセンター)に異常が起きてる状態
 ※ダメージを受けたり機能亢進に陥っているとき
・霊的な存在に憑依されたり、長期間攻撃を受け
 生体エネルギーを消耗し、三つの身体が損傷して、
 霊的波動が極めて低い状態にあるとき

ですね。ざっくりいうと。

また、
・意識が三次元でなく四次元や五次元のほうに
 向いていることが多い ほぼ肉体から離れている
 ※いわゆる右脳型と言われるアーティスト系の人
  ある意味で離魂病の一歩手前
の状態の人も、健康を損なっているほどではないけど、三つの身体のバランスが崩れているので、職業病的なものとして、幽体(感情体)が鋭敏です。

霊的な仕事をしなければならない立場の人は、しばしばスピリチュアル・エマージェンーという、「お試し」をマスター(透明なヘルパーさん)たちから、強制的に受けさせられることになるのですが(これはそういう仕事をイヤがっている人に起きる)…
そういう人は、このぶっ壊れ状態になるので(お引きずりさん的廃人状態で人間やめますか?みたいな) 多次元との境界線もほぼ失くなってしまうので、
ここはまたちょっと違うんですよね。
でも、その区別、見分けは普通の人には、なかなか出来ないことです。

あと、霊的なエクササイズやトレーニングをした結果、肉体の感覚も合わせて、三つの身体の感覚が敏捷になり、別次元のものを知覚、認識できる状態になることも。但し、そうしたトレーニングによって、3つの身体がバランスよく鍛えられた結果であれば、霊的成長したことでのシックスセンスの芽生え、と言えるのですが…

取り組んだ霊的なエクササイズやトレーニングが、段階を踏んだものではなく、無謀なものであって、かえって3つの身体を痛めつけることになり、バランスを崩し、「健康を損なった」ことでの、多次元との境界線が曖昧になってしまった。であるのに、それを霊的能力の開花と錯覚してしまう人は、
実に多いです。

そういう人は低級霊に騙されて、人格をどんどん貶めていきますし、エゴイズムやネガティブなエレメンタルに囚われて、どんどな傲慢さとエゴを増長させ、スピリチュアルナルシズムの罠にかかってしまいます。

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でもって、
統合失調症や人格障害、認知症の人は、大体において、チャクラ(エーテルセンター)に大きな異常があって、中でも第一チャクラは相当なダメージを受けています。そして、3つの身体がズレまくっています。
故に、エーテルダブル(身体の枠組で3つの身体のつなぎ目)が伸びきって、損傷を受けています。よって、生体エネルギーたる、エーテルバイタリティー(氣)もそこからただ漏れ。

なので、多次元(三次元以外のとこ)との境界線が消滅。色々と混在したものを視ることになるのです。認知症の人の場合は、第7チャクラも如実に損傷しているので、主に過去のエレメンタル(記憶の媒体)を、壊れたレコードのように読み続けます。

人格障害の人は、過去のネガティブ・エレメンタル、エゴイズムに完全に支配されている状態です。というか、2パターンあって、まず1つのパターンとしては、過去生のエレメンタル(パーソナリティとしてのエレメンタル含む)に、乗っ取られた状態の人。
なんていうのかな…性格が悪くて歪んでいたときの過去生の人格が、今の人格に乗り移って、その人格に同調する、とても質のよろしくいエゴイズム丸出しのエレメンタルを選んでひたすらローディング、エンドレス状態…みたいな感じですね。

もう1つのパターンは、過去生の人格ではなく、悪魔的な存在(悪霊)やエレメンタルに支配され、身体を乗っ取られているって状態。

それが自分の過去生の人格か他者かってだけで、たいして違いはないです。

統合失調症の人の場合、四次元と現実(三次元)が混在してしまって、区別がつかなくなっている状態ですね。「声がする」と言う幻聴は、四次元での「声」を単純に聞いているだけですし、「視た」と言うものも次元が混在した世界です。

過剰な被害妄想状態の人で、当人たち(周囲)が「言ってないこと」を「言っている」ように見たり聞いてしまうこと…例えば、周りが自分を見張っているとか、出会う人出会う人が、知っている人知らない人共に、自分のことを悪くいっている…なんてのは、その人たちの決して言葉には出さない本音、
ネガティブな感情や思考のエレメンタルを読み込んでしまっていたり、4次元や5次元の身体の顔や姿を見ていたり、という可能性も否定できないし…

唆し(騙り)をする輩や、生きている人に対して悪意を持って接している、霊的な存在(低級霊)やエレメンタルたちが、その人に話しかけ、もしくは良くない幻想としてのイメージをその人の四次元の眼に見させて、刷り込みをするかのように何度も言い聞かせ囁いて洗脳している…

そのいずれかという可能性です。その人の幻覚や被害妄想の度合いで、判断できるかとは思いますが。

困ったことに後者は、誰かの人生を破壊するのが大好きな存在たちが、寄り集まって、それをするのがモットーな団体となり、一人また一人と、手ごろなターゲットを見つけては、幾世代にもわたって、過去から現代へとあちこちで繰り返しているのです。

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精神を破壊して自我や人格を崩壊させるだけでなく、犯罪をそそのかしたり、自殺をほのめかしたり、争いや不実を助長させようとしたり、車に乗っている人をおかしくして、人の列に突っ込ませたり…

こういう闘いは、神話や伝説の昔からあり、聖書の中や経典でも語られています。なかなか無くならない困った歴史です。

何故、奴らレギオンたちが居なくならないのか…

それは人の欲望が尽きないから。何度滅しようとしても、彼らの復活を人々が望むかのごとく、彼らのエサとなるエゴイズムを人々が創り続け、温床となる場を提供し、共存しようとする。

それが人の望みで多くの人が、彼らを飼育することを選んでいるから。
…としかいいようがないですね。

てなわけで、少し振り返ってまとめてみると。

その1)
多次元に存在している霊的な存在をキャッチすることはさほど難しいことではない。それをキャッチできたからと言って、その人が特別選ばれた存在だとか、特別な能力があるわけではないということ。

その2)
だが私たちは、霊的成長を遂げる目的と、今生の自分の人生をきちんと生きるために、現実世界(三次元)に意識が向いている。

その3)
とはいうものの、多次元的な存在の認識の仕方は、その人の霊的成長度によって異なる。どのように認識しているか、である。

その4)
3つの身体のバランスが崩れ、霊的健康が損なわれている人は、多次元の境界線が曖昧になりやすい。結果、現実世界(生活)に混乱をきたしがち。

その5)
そして4次元と5次元の次元には、三次元の肉体を持って生きている我々に対して、悪意を持ってちょっかいをだしてきて、だまくらかしてからかって翻弄して遊んだり、精神を混乱させ崩壊させ破滅に導いたり、支配して操って自分たちの道具として、犯罪に走らせたりそそのかしたりする、不良集団ともいうべき悪霊軍団がいる。

などなど。

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霊的健康が損なわれてしまって、4次元と5次元の境界線が曖昧になって、それらの存在が視えたり、声が聞こえたり…そこまでは、わりとよくあるあるな出来事。

(多次元との境界線が曖昧になるっていうのは、上手く説明できませんが、その前に、

三次元と四次元のものと身体を通して、五次元の身体は思考して創造する。
三次元と五次元のものと身体を通して、四次元の身体は体感して想像する。

このプロセスの結果、
上の二つの次元の身体で「想像(創造)」したものを、三次元の身体を使って、三次元の物理的次元において、何か行動や言葉などで表現していく…という順序立てた、表層に至るまでの三つの身体同士の正常な相互関係から派生する生命活動と人間の人生の創造があるわけですけど、

このプロセスや順序が狂ってしまうといいますかね。まるで電話回線の混線が起きてしまうがごとく、配線があっちこっちめちゃくちゃになって、違うところ同士のコードが繋がってしまい、ヒューズが飛んで、バッチリーがあがってしまう、みたいな…
まあ、誤作動が起きてしまうような、そんな現象とでもいいましょうか。
うーん、この説明では分かりづらいかしら)

でも、声が聞こえるからって反応して、コミュニケーションとかコンタクトを取って、もしそれが善人や普通の存在ならいいけれど、悪人やよろしくない存在だったとして、付きまとわれたり、憑依されたり、さらになりすまし(騙り)をする低級霊でオレオレ詐欺みたいな感じで騙されて、
「あら私、霊能力に目覚めちゃいました」「天使や神様、宇宙人と話せるんだ」とか、そうこうしているうちに、悪いのがたくさん集まってきて…って、そういうのが問題でたいへん危険。

だからチャネリングは危険なのね。もちろんこっくりさんとかウィジャ盤も。

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霊能的な仕事の人、スピリチュアル・ワーカーで、残念なことになりすましに騙されている人は結構多かったりします。

もちろん、人間に働きかけをしてくる、良い存在もいますし、身内や先祖の霊だっているし、そうしたガイド的な善き存在とのコンタクトも、まったくないわけではないですよ。

でも、コンタクトを取ることに執着するとダメですね。

万が一、良き存在から話しかけてもらったり、言葉をかけてもらったと感じたら、「ああ、いいアドバイス、メッセージをもらった。感謝します、ありがとう」そこだけで終わらせたほうがいい。
それ以上、継続してのコンタクトを望むべきではない。

何か聞こえたり、見えたりしても、それが内容のないものや気分のよくない、ネガティブなメッセージや存在だったら、

路上の井戸端会議の話やカフェで隣に座った人の雑談がちょっと耳に入った、その程度でスルーするべき。いちいち意味など考えない。

普通に生活していたって、周囲の人の声や音は聞こえるし、自分以外の他人も物質も存在している。4次元や5次元の声も音も、存在もそう、それとまったく同じ。

道歩いていたって電車の中でだって会社にしても、おかしな人や気持ち悪い人、変態もいるし、感じよい人も、無名の人、有名な人、色々会うことになる。美しいものもあるし、汚い場所もあるし、冷たい感じの建物も、暖かくて居心地の良い公園もある。

4次元や5次元の世界でも同じ。
4次元や5次元にあるものだから、そこにいる存在で、姿が見えない存在だから、すごい人たちだとか特別な存在ってわけではない。

彼らとコンタクトを取れたからって、それは感動することでもない。
いちいち過敏に反応しないことが大切。

彼らがどんな人であるのか、現実に生きている人を見極めるように、
見極めることの出来る目を持っていないのならば、
気にしないで過ごすのが一番いい。

そんなことより現実に注意を向けること。この三次元に生きている存在や物質的社会と、上手く関わっていくことを学ぶべきなのです。

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