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ファンとしてのスタンスに気づかせてくれた『ジャニーズは努力が9割』

ジャニーズファンになって気づけば約24年になります。長年ジャニーズファンをしてると同じく「ジャニーズが好き」という方との出会いは嬉しくもあり、
人それぞれの「好き」のスタンスの違いも感じて考えさせられることも多いです。


恋愛に近い感情の人。親目線に近い人。盲目に愛する人。冷静に評価しながら応援する人。再生回数や売り上げ枚数など数字で貢献しようとする人。マイペースに応援する人。
本当にさまざまで、みんな違ってみんないいのだろうなと思います。


私の場合はどうだろう。

自分のジャニーズファンとしてのスタンスについては日々考えることも多いですが
一つの答えがここにあった気がしました。






            ❇︎



読むまでは、正直この手の本ってどうなんだろう?共感できるものなのか?と懐疑的になっている自分がいました(すみません……)


でもこの本はジャニーズそのものを語るというよりも
そこから得た学びを自分の人生にどう活かせるか
というメッセージが中心で。
与えられるものとやりたいことにどう向き合い、努力していくか。ジャニーズメンバーの中でもさまざまなパターンがあって、人生における正解は一つじゃないことを教えてくれます。


常によりよいパフォーマンスを見せてくれて、何もかも「できる」彼らの姿を見るのが当たり前に見えてしまうけれど……
その裏にどれだけの努力があるのか。
私たちファンは知ってるようでいて、自分が応援するグループに限定された形で、その瞬間瞬間でしか意識しないというか。
自分が深く知らないメンバーも含めて、ここまでまとまった形で提示されるとあらためて頭が下がる思いです。


で、導きだした自分のファンとしてのスタンスですが。
理屈抜きに、ただ純粋に好き。理由なんてなく
わくわくするし興奮するし愛しいし。
そういう側面は、ベースとしてもちろんあります。



でも長く応援すればするほどに増えるのは尊敬の感情で。
ジャニーズを現実逃避するための夢の世界、と捉えるのではなく現実として捉える。
そこから得た学びをどう自分の人生に活かせるか?を考える。
そんな側面も大きい気がします。




自分がこれまで特に応援してきた人たちが長い年数を経て、努力が報われている(ように見える)のも大きいかもしれません。
V6は好きになったときには既にデビューしてましたが、下火と言われる時代を経てこんなにも万人に愛されるグループになりましたし…
KAT-TUNはデビュー前から好きで、デビューを見届けられました。
Snow Manもデビュー前から応援し、メンバー編成が変わって葛藤する時代を経てのデビューを見届けられました。
ふぉ〜ゆ〜はこのnoteではもうおなじみですが、デビューこそしていませんが結成10周年にして本格的に日の目を浴びてきています。


            ❇︎


特定のグループではなくジャニーズアイドルを幅広く応援し、尊敬して止まないのはこの24年でたくさんのドラマを見せてもらったからなんだと思います。


大袈裟にいえば「自分しだいで、人生は変えられる可能性が無限にある」と教えてもらったというか。
言葉にするとありきたりですが、定期的に繰り出されるパフォーマンスでファンは日々、まざまざと、それを見せつけられています。


応援してきた人の中にはジャニーズを退所して別の道を歩み始めた人もいます。デビューというわかりやすい形で報われたわけではない人たちも、います。それでも彼らの「前に進む力」「生きていく力」からは学ぶべきことがあまりにも多いです。


『ジャニーズは努力が9割』。この本を読んで持つ感想は、同じジャニーズファンでもさまざまだと思います。でも、自分自身とジャニーズの関係性を振り返る上でもよいきっかけになると思うのでぜひおすすめしたいですし……いろんなファンの方と感想を語り合いたいなと、思いました。



ジャニーズファンとしての感想をつづりましたが、これは他のジャンルのファンの方や、何のファンでもない方にも(むしろそういう方にこそ)全力でおすすめしたくて。ビジネス書のような、教育書のような、自己啓発書のような…学べて勇気が湧く1冊です。



霜田さん、たくさんの気づきをありがとうございました。もしまた同じ視点で文章を書かれる機会があればふぉ〜ゆ〜についての文章をぜひ読んでみたいと思いました…!
僭越ながら自分がふぉ〜ゆ〜から学んだ、生きていく上での姿勢を最後に貼らせてください。

今後も自分なりのスタンスを大切に、ジャニーズを応援していきます。



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