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PSVR2でホライゾン登山

PSVR2の抽選、当たったら買うかぐらいの軽い気持ちでPS5も持ってないのに出してたら当たっていたので覚悟きめて両方を購入。(お陰で2ヶ月連続で出費がエグい)

同梱されたHorizon Call of the Mountainを2日ほど、発売日にPSVR2対応がされたNo Man`s Skyをちょっと遊んだ。

PSVR2の装着と使用感

Meta Quest持ってるのでVRヘッドセットは2台目。バンドのみのシンプルなQuest1と違って額当ての部分とゴーグル部分の調整や後頭部を締めるダイヤルがある。PSVR2起動時にチュートリアルがあるし細かい調整もしやすい・・・のだが、最初はなかなかうまく固定できずプレイ中に視界がぼやけたのでダイヤルを何度か締めるも頭の圧迫感がすごいことに。

二度目のプレイ時には装着も調整も慣れてきたが、これがうまくできないと度の合わないメガネをかけた状態になるのでめちゃくちゃ酔いやすくなる。Quest1を初めて触ったときもだったがここで上手く装着できなかったのが原因でギブする人も多そう。ちゃんと調整すれば視界は安定するのだが、どうしたって最初は試行錯誤になるし、ここで一度無理ってなると二度とVR遊ばなくなりそうなのが前々から思ってる今のVRHMDの問題。

コントローラーはナックルガードみたいな形状でリングに手を突っ込むのだが、こちらもまだ慣れず、目で見ないとどこから手を突っ込んで良いのか手探りになりがち。まぁこれもすぐ慣れるか。使用感はQuestのコントローラーと大差ない。

音は付属のイヤホンで聴いてる。というかマジでほとんど事前情報を仕入れてなかったので、開封するまでイヤホン必須であることを知らなかった。個人的にはたださえ頭に圧迫感を与えてるので、イヤホンでさらに塞がれるのはあまり良くないが、これもすぐ慣れた。

知り合いにPSVR1を買ったのは2人いるが、片や酔いで、片やセットアップすら面倒で投げ出しているがそれと比較すればだいぶ良くなったのだろう。自分もコード1本で接続でなければ買ってなかったと思う。

夢と冒険のホライゾンの世界へ

ホライゾンシリーズはメカのデザイン良くてちょっと気になってたが未プレイ。ゲームを始めると囚人として河を連行されてるところから始まるが、メカニカルなジュラシック・パークの世界の世界に入った気分を味わえる。

とにかくメカデザインとグラフィックがいい。

この河渡りと機械の紹介シーンは本編をある程度遊ぶと「機械探索」という本編外のコンテンツとしてまた体験できた。

個人的にはゲームのグラフィックの進化はPS3あたりであまり感動しなくなってて、むしろリアルさや緻密さは平面ディスプレイがどれだけ高画質化しようと却って見づらいし体験としての限界を感じていたのだが、平面から解き放たれたVRではまだまだ感動がある。

移動や視界の操作はかなり細かく設定できるので、遊びながら自分に合う設定を探していく。難易度も受けるダメージやクライミング中の落下禁止など細かく設定可能。今のところは腕振りでカメラをスムーズ回転させて腕振って移動している。難易度はかなり緩めにしているが、それでもボス戦やクライミングで何度か死んでる。

物理演算を使ったVRならではの遊びもチラホラ見られる。少し前に遊んだQuest1の個人開発ゲームでもそうだったがVRでの物理演算の遊びはシンプルに楽しいし没入感が上がる。演奏できる楽器の種類はマラカス、笛、銅鑼などけっこうあって、ハンマーで壺や陶器の皿を粉々に砕ける場面も。また、取手の付いた蓋や箱を開けるとアイテムが入っている。宝箱も当然、自分の手で開ける。ペンキで壁に落書きが出来たり、ケルンを作ったりも出来る。

実際、登山ゲーム

TOZANでない、マジモンの登山ゲーム、というかクライミングゲーム。QuestにThe Climbsというクライミングゲームがあったが、正にあれをホライゾンの世界に落とし込んでストーリーやバトルを加えた感じ。

The Climbは気になってたが未プレイ。面白そうだけど登山だけだしなぁ(ゲームは雰囲気やストーリー重視しがち)というのとグラフィックが向上した続編もQuest2のみだったので。そんな自分にはCall of the Mountainはうってつけのゲームだった。

主人公のレイアスは無限の握力とスタミナでずっと壁に張り付いて入られるが、軟弱なプレイヤーは腕を何度も上げたり下げたりしてるだけで汗かいてくる。そしてシナリオが進むとジャンプして壁に飛びついたり、ピッケルを壁に打ち付けながら登ったり、空中でワイヤーを飛ばしてそのままさらにジャンプしたり・・・とだんだん無茶を要求されてくる。誰だこの登山ルート考えたやつ。壁にジャンプして空中で背中からピッケルを出して打ち付けるのを最初に要求された時は、思いっきり耳にコントローラーをぶつけて痛かった。

景色はめちゃくちゃいい。スクショがめちゃくちゃ捗る。断崖、遠景の山や集落、建造物。滝や密林。遺跡や廃墟。命や健康、金銭のリスクをほぼ無しで海外の秘境に冒険に行っている気分。このためにだけにPSVR2とこのゲームを買ってよかったと思えるレベル。

本当の意味で映画の中に入れた

冒頭のジュラシック・パークぶりもだが、囚人であるレイアスが恩赦と行方不明の兄の捜索のために山に登り、機械が凶暴化する事件を追うストーリーも映画的で大変良い。

(ほぼジジイとオバサンだけだが)人物のモデルも精巧で会話シーンもとても映画っぽい。声優は詳しくないがレイアスは東地さんか小山さんあたり?で洋画感マシマシである。登山の腕前はめちゃくちゃ買われているレイアスだが、バトルの方は普通っぽいのか、1匹だけと聴いてたザコが3匹出ただけで狼狽えるし、大型の敵には逃げること前提としてる。この等身大感もまたリアリティあって良い。まぁ倒すんだが。

今のところは4つか5つのステージを登っているが、まだボリュームありそう。オープニングの機械探索で出た大型機械達が全て敵ボスとして戦うとしたらまだサンダージョーしか戦ってないので、残り半分くらいか?

シンプルなバトルシステムもいい塩梅

バトル時は操作が変わり、ステップ移動で回避しつつ、弱点を弓矢で撃っていくシステムに。最初の戦闘から敵のモーション見てすぐ躱すと追従されるので決して緩すぎはしないくらい。普通のRPGでのいわゆるランダムエンカウントするようなことはなく、すべてイベント戦闘になる。なのでガンガンバトるようなことはないが、同じことの繰り返しもないしレイアスのセリフもバトルごとにちゃんとあるので個人的にはこの方が好き。

回避もバリエーション豊富で、左右ステップは距離の調整ができて一気に移動しないと回避できなかったり細かく動かないといけなかったり、体を傾けて屈むダッキングや敵の攻撃を撃ち落としたりと十分なアクションゲームに仕上がってる。

矢は通常のは無制限に持てるが、炎や雷の矢を素材から作っておくと状態異常を付与してより効率的にダメージが与えられる。部位によって細かく弱点があったり装甲が剥がれたりするのでこちらも上手ければ素早く倒せるが、下手くそでも連射していれば勝つことは可能な塩梅。

何より襲い来る機械がVRで躍動感も迫力もマシマシでカッコよくて良い。

おまけで他のPSVRゲーム

そんなわけで今のとこ十分な満足感を得てるホライゾン。

他には既に持っていたPS4版からアップデートされたノーマンズスカイとQuest2で気になってたRUNNERは買った。古き良きジャパニメーション感あるサイバーパンクものだが英語オンリー。売れたら日本語対応もするかもしれないので買っておいた。

ノーマンズスカイも、宇宙船にVRで乗れるのはロマン溢れてるが、本編とはけっこう操作も変わってるし、そもそも普通に非VRで遊ぶのにもまだ慣れてない部分が多いので、操作方法やルールからじっくり学習が必要そう。

今のところはPSVR1との互換性はないので、ソフトメーカーがPSVR2に対応するか次第だが、ノクトと釣りできるFF15の釣りゲーや、ムスメがカワイイと話題になってた勇なまVRあたりは気になってたので対応してくれたら嬉しい。

バイオハザードもVRで話題にはなってるがホラー苦手なので・・・あとはやっぱり洋ゲーがめちゃくちゃ多い。銃撃、戦争モノFPSは割りと腐るほどあるが個人的にはあまり興味がないジャンル。翻訳の有無や出来も含めて。もっと日本のメーカーに頑張ってほしいとこ。

和ゲーだとオノゴロ物語はQuest1でプレイ済み(好みだし面白かったので超オススメ)なのでグラフィックが向上したPSVR2でも買ってみようかと考えてる。コスチューム追加とかそういうのは無いようだが。同社のラストラビリンスもQuest2版が出るそうだがこちらはパズルと内容がキツくて途中で積んだ。

アドベンチャーゲームのディスクロニアは全3部作らしいので完結後次第かな。ディスクロニアの前作、前前作はQuest1で遊んだけどノベルゲーって感じであまり好みでなかったので様子見。今回はアクションなどもあるっぽいので気にはなってる。

他にもQuest1で遊んだソードオブガルガンチュアの続編のアルタイルブレイカーも前作同様マルチありきな感じなのとキャラデザとか和ゲー感薄いので悩むところ。クラファンでちょっと課金してたルインズメイガスはQuest1が途中で非対応になって遊べなくなったのでQuest2で出してくれたら嬉しい。

最近、発表されたばかりのだとアシモフのファウンデーションを体験できるのとかは気になってる。あとレースゲームはほとんど遊んだこと無いけどVRと相性はいいようなんでグランツーリスモもやってみようかとは考えてる。

あとVRではないゲームもPSVR2で遊んでみた。ドラゴンズクラウン・プロ。画質は流石にきれいだし大画面にはできるのだが、流石にTVでやるより疲れやすかった。たまにやる分にはいいかも。

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