2021 11 05


『ナツノカモ噺』



クスクスって笑って
チョッピリ、涙して
ツイツイ時を忘れて

創ったお噺を
ご自分で演じたり
他の方が演じたり

同じ噺でも演じる人により
見える景色は色とりどりで
それぞれの可笑しみをもち
しばし残る余韻の心地よさ
まるで古典落語のような。

めぐる季節を追いかけて
会いに行きたい。




【incubate 噺の会】
ナツノカモ x 立川志の春

同じお題から生まれた
異なるふたつの物語。

ギターの音色が鍵となり
お噺の扉は、開かれる。

時空の違う「会いたい」が
架空の世界を彩っていく。

とーっても楽しくて
優しさに包まれる時間です。





【着物を脱いだ渡り鳥】
  著:ナツノカモ

落語家をやめた
それから、の話。

やむにやまれぬ
大切にすると決めたもの。

「海のはしご」
「明晰夢」
ふたつの台本付き。


「うん、頑張ろう」
読み終わり、元気でた。

落語の世界の住人たちは
いつでも、そこに居る

好きなものをちゃんと見つめて
次の季節へ進む準備を始めよう。

ありがとう…
ございます。
ナツノカモさん。





着物を着ていた頃を
ボクは知らない。
新たな空を飛行する
今を見つけられた事に

きっと、
なにかしらの
なにかがあるはず。



眠りにつく前にお噺をひとつ
子供の頃に
読んでもらった絵本のように
幸せな時間

さて、今宵は
どの物語の登場人物に
会いに行きましょうか。





今日は新月の夜。