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我が家に保護猫きょうだいをお迎えするまで(①決心編)

幼い頃から犬猫が大好きで、でも親の反対で飼えなかった子供時代を過ごした私にとって、ペットを飼っているお宅は憧れの理想郷でした。
「いつかおとなになったら私もわんちゃんと一緒に暮らすんだ…!」

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月日は経ち、私も大人になりました。
今なら分かります、なぜ私の両親がペットを飼うことに反対していたか。

毎日のご飯の世話、お散歩、しつけ、予防接種、健康ケア、これら全てを賄える経済力…etc.
かわいいペットと過ごす楽しい時間の裏には、それの何倍もの苦労があります。(ペットの飼い主の皆さんが、習慣とは言え毎日それをしれっとやっているのは本当にすごいと思う)

自分の生活のことでいっぱいいっぱいだった私には、本物の動物を飼うのは無理…と当時は思っていました。

ひょんなことから、ペットフード×健康というテーマでビジネス案を思いつき、ペットの栄養学について勉強し始めたのは40代を目前にしたある時のこと。テキストの内容は非常に面白く、知識がどんどん蓄積されていくと同時に、ある不安が頭をもたげてきました。
(ペットの栄養学について詳しくてもペットそのものについて知らないことが多すぎる…)

昔から憧れていた「ペットと過ごす暮らし」を始めたい自分と、現実的に考えて「むりむりー><」と叫ぶ自分。じっくり心の声と向き合って出した結論は、「ペットと暮らす人生」でした。
もしここで後者を選んだら、きっと死ぬ間際に「猫ちゃんわんちゃんと暮らしたい人生だった」…と言って後悔する。それだけはイヤだ。

我が家は主人と2人の子供の4人家族。もし新しく家族を迎えるとしたら彼らに納得してもらわなければなりません。一番説得に時間がかかったのは主人でした。彼は実家で犬を飼っていた経験があるので、動物を生涯お世話することの大変さ、別れの辛さを私よりも分かっています。そして人一倍動物が大好きで、動物にも好かれます。(本当に動物が寄ってくる)
決して「動物が好きじゃない」「面倒」などの理由で反対しているわけではないと分かっていたので、私の思いを粘り強く伝え続けました。説得の甲斐あり、ついに同意を得ることができました!

次に子どもたち。彼らの場合は飼うことに反対などせず、むしろ幼い頃の私と同じで「わんちゃんか猫ちゃんが家に来るのー?わーい♪」と楽しい面しか見ていません。事前に必ず確認しておこうと思ったのは、「自分より弱い動物に対して優しく接することができるかどうか」です。個人の性格にもよるでしょうが、弱いものをいじめる攻撃性は動物の本能としてある程度存在します。普段の生活である程度分かるとは言え、家族として迎え入れるなら慎重に行かねば。

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ふたりとも元々、動物全般に興味があり、おっかなびっくりながらも色々な触れられる動物達に会ってきました。動物園や牧場、猫カフェなどに連れていき、優しく触れ合う姿を見て、彼らのためにもやはり家族として動物を飼うことはプラスになると改めて感じました。

②マッチング編に続きます👇


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