人生観に影響を与えた映画5選

12月も半分が過ぎ、寒さも増して、家から出ることを躊躇うような日々が続いていますね。

最近、お休みの日は欠かさず映画を見て過ごすことが多いですね。
今回は、過去に一度見て以来、今も心に残り続けている作品を5つ紹介したいと思います。(引用元:Filmarks)

5.いまを生きる

バーモントにある全寮制の学校を舞台に詩や人生のすばらしさを教える教師キーリングと、彼に魅了され人生を謳歌し始める学生たちの物語。

「誰が何と言おうと、言葉や理念は世の中を変えられる」

変化を恐れて冒険しないことよりも、理不尽な世の中や状況を変えるために出た行動や言動は、後の人生を豊かにする。
親の敷いたレールや決められた道を歩むより、自分が新たに切り開くことは決して悪いことではない。
今の私からでる影響力は決して大きいものではないけれど、人知れず自分が挑戦しようとしていることは、紛れもなく自分が自分であるための通過点だと思います。

4.バタフライエフェクト

幼い頃、ケイリーのもとを去るとき、エヴァンは「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。

「小さな蝶の羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすこともある -カオス理論」

映画冒頭で、バタフライ効果について説明されています。小さな事が時間の経過と共に後に大きな結果をもたらすということです。
過去を経て現在があり、現在を経て未来へ繋がる。
今迫られた選択を後悔することのないように生きることへの指標をくれた映画です。
ラストのエンディングが本編とは別で3つあるというのも、未来は誰も予測ができないという暗示に捉えることができ、個人的に心に刺さりました。

3.それでも夜は明ける

家族と幸せに暮らしていた男が、突然、財産も名前も奪われ、奴隷にされる。妻と子供たちに再び会うために、彼が生き抜いた11年8カ月と26日間とは。

「魂の色にどんな違いがあるというのだ。」

ここ最近でも人種差別について事件などがニュースで報道されたりしていますね。

私も幼少期に多少なりとも経験したことがあります。
母が日本人では無く台湾人というだけで、です。

人は何かと属性を見出したがる。
どこの国の人だとかどんな風に生まれて来たとか。
その人それぞれのアイデンティティを、色で決めつけることがどうしてできようか。
そもそもどんな姿形であれ、この世に存在できているということが奇跡だというのに、です。

2.しあわせの隠れ場所

一度はホームレスになるなど過酷な少年時代を過ごしながらも、ある家族との出会いによって自らの才能を開花させ、ドラフト1巡目指名でNFLデビューを飾ったマイケル・オアー選手の感動の実話。

「笑顔だよ。友達になりたかったら。」
無愛想なせいでなかなか友達ができないマイケル。そんなマイケルに、S・Jが自己紹介するときに投げかけた言葉です。

言葉が上手く通じない頃、なかなか思うように友達を作れず、一人で過ごすことが多かったです。

母が「あなたは笑顔が可愛いから」と、友達ができない私の写真を、撮る度に言ってくれました。

初めましての方とお会いするときは、常に笑顔を心がけると、自然と相手から歩み寄ってくれることが増えたと思います。

誰にとっても、笑顔は、最強の武器です!

1.グッドウィルハンティング

過去のトラウマから心を閉ざし非行ばかりの毎日を送るものの数学においては天才的な資質を持つ少年は、とある心理学者との出会いによって変わっていく。


「君は悪くないんだ」
心理学者であるショーンがウィルにかけた言葉です。
私がいるせいで、自分の意思のみなら留まれたはずの故郷を離れたのだと母へ思いが蘇ってきました。
このことを母に打ち明けると、
「私が、この人と結婚して家族になることを、そして妊娠した時にあなたを産むと心に決めた。あなたは何も悪くない。決断したのは私自身だから。」
そういう母は笑って話してくれました。

「おまえは当たった宝くじを持ってるのに、現金にするのをためらってるんだ。」

ウィルの親友であるチャッキーが工事現場で、ウィルに言い放った台詞です。

私は当時これを見た時は、まだハーフであることにコンプレックスを抱いていました。
その気持ちを知っていてかは定かではないですが、仲のいい友人から、

「ハーフなだけで世界を二つも知ってるんでしょ?生まれた時からそんな高待遇だなんて羨ましいよ。」

と言われたことがあります。
言われた当初は、この言葉が指し示していた意味を推測すらできませんでしたが、このシーンをみてから、私が持っているものは案外人が欲しがっているものなのかもしれない、そう理解できた気がします。



いかがでしたでしょうか。
他に、あなたが心に残っている作品や、テーマを決めていくつかおすすめの映画をnoteに綴ろうと思いますので、リクエストがありましたら、ぜひ教えてくださいね。

以上、伊東めるの、【人生観に影響を与えた映画5選】でした!

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