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夢と金 西野亮廣 著 幻冬社 【読了】
キングコングの西野さんの新作。装丁の写真は西野さんのご自宅だそうで、もうこれを見ただけで、ここはどこの図書館?って思わせる惹きつけ方だ。
静かに佇む西野さんの後ろ姿が読者の好奇心をそそる。
ちなみにこのご自宅についても本書の中で驚くべきからくりが紹介されている。
目次から斬新。
読んだ方は理解できると思うが、目次のデザインが差別化というか、こだわりというか、まぁオシャレだ。
目次だけでも読む前からワクワクさせてくれる。
目次前のカラーページも楽しい。AIで作ったえんとつ町のプペル、NFT : CHIMNY TOWN Landscape の一例、バンドザウルスのキャラクターの紹介が特典のようで心躍る。
お金の知識が無いと、命を落とすことにもなりかねない。
あらためて、無知というのは時として悲惨な顛末を引き起こすこともある。
情報収集能力がないことで、会社を倒産させてしまうことさえある時代だ。
昨今はクラウドファンディングという事業資金の調達方法がある。
本書の中にはクラウドファンディングについて、西野さんの実体験を踏まえた具体的な戦略の立て方についても書かれている。
これからクラファンを検討している人にはこれだけでも有料級の情報だ。
お金持ちになりたいのなら富裕層情報をアップデートしてゆくべき
一般的に富裕層と聞くと、どこか遠い存在になるのは私だけではないはずだ。しかし、富裕層の考え方や行動特性を学び、自身のビジネスに応用することは今後必要なスキルだ。
本書の中でも、富裕層についてさまざまな視点で書かれている。
それは、差別化であり、顧客のファン化だ。
プロジェクトを立ち上げるには緻密な計画とストーリーが必要
西野さんは、さまざまな新規プロジェクトを立ち上げ、みごとに成功している。その事例は枚挙にいとまがないわけだが、本書でもいくつかのからくりを惜しみなく披露してくれている。
昨今ビットコインやNFTが再注目されている。
西野さんはNFTのプロジェクトについて説明されているが、まだ始まったばかりの事業なので今後の動向は興味をそそる。
AIアートについても初心者にわかりやすい説明がある。
これを機会にNFTやAIアートについても再度勉強しなおしたい。
一日でも早く
西野さんは、
一日でも早く学び、一日でも早く勝て
と、本書の中で読者にエールを送っている。
まずは成功者のやり方を学び、真似てみることからスタートしてみてはどうだろうか?これから新規プロジェクトを立ち上げようと考えている人のみならず、夢を夢のまま終わらせたくないと思う人、これから夢を追いかけて行きたい人には、行動を促してくれる一冊だ。
一日も早く一読されることをおすすめしたい。
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