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Macユーザだってデジタル一眼レフカメラをウェブカム化したい!

こんにちは、けんたろうのけんはかしこいのけんです。

ぼくの勤めている会社では、現在、リモートワークが推奨されているのですが、その中で、チームのみんなと、あるいは社員全員で、定期的に Zoom などでウェブ会議が行われています。また、他社との商談でもウェブ会議が標準になってきています。

ぼくの自宅では MacBook Air と Mac Pro を使っているのですが、前者は 10 年近く昔のマシンで内蔵のカメラの調子が芳しく無く、後者にはそもそもカメラが付いていないため、幸か不幸かウェブ会議で顔出しできていませんでした。

(ちなみに、iPhone 版の Zoom App だと割と高画質で顔出し参加できますが、Zoom 内のチャットをどこから見たら良いのか分からない、参加者の表情が一覧で見られないなど制限があります。あと、長時間の会議になると iPhone が熱を持ってしまい警告表示が出て、iPhone が冷めるまで App が使えなくなってしまいました。)

我が家には何故かデジタル一眼レフカメラがあるので、下記のようなキャプチャーデバイスを使えば、それをウェブカム化できるのは知っていたのですが、部屋が狭く物を増やしたくないので、何か別の方法があれば良いなと思っていました。

すると、良いタイミングで変デジ研究所のろんすたさんが以下の記事を公開していました。

ただ、これ、Windows 専用なんですよね。。。

我が家には、あいにく Mac しかないので、純正のアプリケーションが使えるようになるには、しばらく時間がかかりそうです。しかし、Windows で実現できるのだから Mac でも実現できるんじゃないのかしらと思いつき検索してみました。

はい、ありました。

このリンクに掲載されているカメラで実現可能です。準備として、Camera Live と CamTwist をインストールしておきます。

以下、その方法の適当な和訳。

1. Camera Live を起動します。
2. デジタル一眼レフカメラを USB で Mac に接続します。
3. Camera Live で接続したデジタル一眼レフカメラを選択し、「Active」の表示になるまで待ちます。(※1)
4. 「Active」の表示になったら、CamTwist を起動します。
5. CamTwist の Step 1 の項目から「Syphon」を選択します。
6. Settings の Syphon Server のドロップダウンメニューから 「Camera Live」 を選択します。(※2)

スクリーンショット 2020-04-30 19.01.55

※1 Camera Live

スクリーンショット 2020-04-30 19.00.07のコピー

※2 CamTwist

ここまでで、ウェブカム化は成功しているのですが、最初 Zoom ではウェブカムとして認識してくれませんでした。どうやら、最新バージョンの Zoom では、バーチャルウェブカムを認識してくれなくなってしまったのだと分かりました。

Xcode をインストールして、以下のコマンドを走らせれば解決するらしいので、やってみます。

$ codesign --remove-signature /Applications/zoom.us.app/

できました〜。わーい!

スクリーンショット 2020-04-30 19.01.12

デジタル一眼レフカメラの熱問題とバッテリーの持ちが使用に耐えるのか気になるところではありますが、明日のウェブ会議から試してみようと思います。


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