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樹木って

日本で暮らしていると当たり前に生活の中に木があることを感じるのではないでしょうか?日本の国土の7割は森林であり古くからその森林の中で暮らしてきているせいではないかと思います。神社では御神木として神様として奉り、お寺も神社も立派な木造の社が多く建てられています。自然の中では防風、防雨のために、木の成長に伴う木の実や種、きのこの収穫など食べるものを与えてくれたりもします。新緑や花を咲かせ潤いを与えてもくれます。大雨のときの土砂をせき止める役割も果たしてくれる。枯枝なとは燃料として利用してきました。さらに加工して建築をしたり、道具として利用もしてきました。
なぜ樹木なのか、身近にあって加工がしやすく暮らしていくうえで害がなく馴染みやすかったのだと思います。



ここで木を使った先人たちは樹種によって使い道をそれぞれ特徴によって使い分けたことは森に暮らす工夫の一つであったのでしょう。当然地域によって生息する樹種の違いはありますが建築に活用、家具に活用、道具によって特徴を見て選ばれています。


樹木全体の特徴としてなんといっても肌触りの柔らかさ、周辺の温度に左右されずに持てなくなるほど熱くならない、凍りつくほど冷たくならないのは道具として使うことに最適でしょう。さらに口に加えても害にならない。自分からは移動できない木は傷つけられたり敵対する虫などを寄せ付けないために自衛手段として匂いを発して防御します。これがフィトンチッドと呼ばれ人になごみ癒やしの効果があると言われています。こんな樹木は人にとっては共存していく最適な生き物、素材と言えるでしょう。

こんな木を愛し身近において心豊かに過ごしていきたいと思っています。

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