結婚相手の決め手は?
友情結婚相談所の会員は、異性に恋愛感情を抱けない人が殆どです。
そのため、成婚(結婚)相手の決め手に迷うという方は多いのではないでしょうか。
私が現夫(以降、仮名として朝樹と呼びます)と結婚を決めた理由は、ずばり、
話し合いが続いたから
です。
……すみません。参考にならないかもしれません。
友情結婚相談所での婚活
私が利用した友情結婚相談所での活動の流れは以下の通りです。
(1)お見合いの紹介・お見合い申込
相手のスペックや自己PR文を読んで、お見合いの申し込みを行います。書類選考みたいなものです。
(2)お見合い
ホテルのカフェなどで1時間程話します。お互いにまた話したいという希望がマッチした場合のみ、話し合い期間に進みます。
(3)話し合い期間(仮交際期間)
お互いに連絡を取り合って、3ヶ月(最長6ヶ月まで延長可)の間に成婚するかどうかを決めます。
この際、話し合い冊子というものを用いて、お互いのより詳細な考えや条件を擦り合わせていきます。家事分担や住居へのこだわり、金銭の管理方法、結婚式は挙げたいか…などなど。
(4)成婚
お互い婚約する意思が固まったら成婚退会となります。人によっては成婚後すぐには婚姻せず、暫く同棲を試してみる方もいます。
私は外観も中身も低スペックなのもあって婚活は思うように行かず、相談所には2年程滞在することになりました。
婚活と就活はよく似ています。
就活でいうところの書類選考、一次面接で落とされ続けて、その先になかなか進めなかったのです。
そうなるともう、内定とかより最終面接まで行くことが目的になってきてしまうんですよね。
そして、最終面談までしてくれたのが朝樹だけだったのです。
結婚できれば相手は誰でもよかった?
成婚退会をしたとき、「やっと終わった」という気持ちになりました。(結婚はゴールでは無いですが、婚活に苦戦した身からすると本当ゴールでしかなかった。)
同時に、急に色んな不安がドッと出てきたのです。
「こんな短期間で結婚を決めて良いのか」「周りはどういう反応をするのか」「まだ特別仲良くもない2人で同居生活ができるのか」
……いわゆるマリッジブルーというやつだと思います。
でも、その不安の中に「結婚相手は朝樹で本当に良かったのか」とか「もっと良い人がいたかも」とかは全く無かったんですよね。
むしろ、朝樹に対して「自分なんかが結婚相手で本当に良いのか」という心配・罪悪感が強かったです。
結果論ですが、結婚相手が誰でも良かったわけではなく、朝樹だから結婚できると思ったんですよね。
話し合い冊子の項目も大きな齟齬は無かったし、生活レベルも近かった。
でもそれよりなにより、私なんかを受け止めてくれる優しい朝樹のことを、人として好きになったのです。
通常は、話し合い期間を複数名と同時進行し、相手を比較して、最終的に誰かを選ぶことになると思います。
恋愛感情は無くても、人として好きになれる(尊敬できるところがある)相手と結ばれると良いですね。