寝れないよ、嬉しくて

外は雨が降っている
シトシトではなくて
大粒でざあざあと降っている
風は冷たい
寒い
窓と屋根に当たる雨音が
さっきよりも強くなっている
その時
SNS上に
小さくつぶやく声で
良い知らせが書かれているのを
見た

「星」の1番のお友達であろう方が
ライブの中で話していたようで

私もその配信を
急いで見に行った

私がいつも言う
あの今は見えなくなっている
「星」は
どうやら

だいぶ前にバイクの免許を
とっていて
ソロキャンプにハマっている
そうだ

なんだ

良かった
自らの意思で動けているんだ
心も
体も

目的があるから
動きたいから
免許は取りたかったんだろうし

ソロキャンプにはまるってことは
自然を愛しているからだし

1人で外で
好きなものを食べ
おいしいと感じ
自然の音を聞いて
風の香りをかいで
土や草木に触れ
沈む夕日を眺め
火をじっと見つめて
パチパチ燃える音を聞き
夜空を見上げ
星を見て眠りについて
朝露に濡れたテントの中で
鳥やカラスの声で目が覚めて
朝の光の中で
小さなイスに座って
おいしいコーヒーでも飲んで
一息ついているのかな

もうそれだけで100点だよ
いや1億点あげてもいい

キャンプが好きなら大丈夫
絶対

もちろん勝手な妄想だけど
キャンプが好きなら大丈夫
絶対
色々大丈夫だ

キャンプが好きってことは
五感を大切にしてるってことだから

前には出てこなかった
バイクとキャンプ
というワードが
あなたの人生に加わったのなら
大丈夫
キャンプを愛せるなら
大丈夫

良かった
まだ歌わなくてもいいです
構いません
なんならもう
歌わなくてもいいです
本当はやだけど
他の眩しい星に隠れて
好きなことしてていいです
バイク乗って好きなところへ
行ってて大丈夫です
北海道はいかがですか？
もう来ました？
今1番いいですよ
風がね
あなたに似合う
せつな優しい季節に
丁度なる頃なんですよ

ああ良かった
それと
あなたのお友達は
本当に強くて優しい人ですね

"本当にバカだよ
歌わないアイツに
価値なんてねぇから"って

"ソロキャンプに
ハマってるらしいですよ
だったら戻ってこいよ"

ってそれはそれは
寂しそうに
悔しそうに
怒ってるけど
好きで会いたくて
その声が聞きたくて仕方のない
表情で言ってましたよ

そのお友達は
こうして星が見えなくて
心配している人たちへ
伝えようと思って言うのではなくて
あくまでも
会話の一部として
会話の中で
聞こえるように話し
教えてくれたのですから

それは優しさでしかないです
あなたは愛されています
たくさんの人に
想われています


良かった。
本当に良かった。

ものすごい風と雨音の中
窓に打ちつける雨が
視界に入りながら
これを書いている私は
嬉しくて
安心して
にこにこ
にやにやしている

良かった
全てが全て
大丈夫じゃないけど
大丈夫そうだと
わかって
何回も言っちゃうけど
本当に良かった。

電車に乗ったり
サウナに入ったり
物想いに耽ったり
そして
バイクに乗って
キャンプを愛する人が
いつか歌える日が来たとしたら

その人が歌う歌は
今までより
きっともっと
強くて優しい歌が歌えると思うから

まだゆっくり休んでいても
いいですよ
なんなら
歌わなくてもいいです
ほんとはやだけど
たくさんの優しい音を
たくさん聞いて
過ごして下さい

その間
こちらも色々
人間活動頑張りますし
あなたが今まで作ってきたものを
日々の色んな景色や
感情と一緒に
混ぜながら
大切に持っていますので

ただそのかわり
それを時々こうして
綴ったり
貼り付けたりすることだけは
許してほしいです
こちらには
それしかできませんから
いいものはいいと
声にしたいということだけは
許してください。

海北さん、
ありがとう、生きててくれて。
もうそれだけで十分。

そろそろ寝なくちゃ。

でも実はさっき
子供を寝かしつける時
一緒に寝ちゃったから
2時間くらい深く寝ちゃったから
目がさえちゃってて

子供の寝汗がすごかったから
飛び起きてしまって
汗が冷えないように
ふいて着替えさせて
そのまま私も寝ようと思って
でも
不意に開いたメッセージに
この良き知らせがあって

そりゃ寝れないよ。
嬉しくて寝れない。
だってあなた
スナフキンみたくなってるなんて。
想像がつくんだもの。
でも寝ます。
寝れるかな？

大橋俊夫さんの声と
揺れる列車と線路の音に
助けてもらって
頑張って寝よう

おやすみなさい。

それにしても久々の強い雨で

なんか忘れられない雨に
なりそう。

時間がなくて
書きたいことが書けなくて
色々渋滞起こしているのに
今日このことがあったから
割り込みしちゃったから
またあれもこれも
全然書けないけど

するするとこれ
書けちゃってるってことは
1番書きたかったってことだから
そういうものを書ける
心を動かすことをくれて
ありがとうと言いたい。
誰に？

あなたとあなたのお友達と
あなたのお友達の声を
教えてくれた
名前も知らない
でもとても
あなたのことが好きな人と

とりあえずnoteに
かな。
いや寝れないなこれ。
でも寝ないと。
また明日沸点低くなっちゃうよ。

バイクか…
あなた背が高くて
足も長いし
だいぶ似合うと思う。
あれから白髪ももっと増えて
おじさんになってるとは
思うけどね。
いや、
私も人のこと言えないくらい
白髪はすごいのだけれど。


はい、もう寝ます
今度こそ。
雨、少し小降りになってる？
いや、全然なってなかった
また降ってきちゃった。


(おやすみなさい。)